海外でスマホを使うなら必読!海外旅行でネットを安く楽しむ方法完全ガイド!

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「海外旅行に行くけど、渡航先でスマホを使うにはどうすればいいんだろう?」
「海外でスマホをネットにつないだら高額請求されたっていう話を聞いて、怖いんだけど・・・安くネットを使う方法はないの?」
海外旅行に行くときって、スマホのネット接続について悩みませんか?ネットがないとグーグルマップも見れないし、観光地の情報も検索できないから不便ですよね。

でも、海外でインターネットに接続する方法って、いろいろあるし複雑でよくわからない!という方も多いんじゃないでしょうか。
そんな皆さんのために、この記事では海外でスマホをネットに安くつなぐための6つの方法を、できる限りわかりやすく解説したいと思います。

まず、「海外旅行でどんな時にネットが必要なのか?」ということをお話してから、高額請求を防ぐ方法や、海外でも安くインターネットを使う6つの方法などについて順にご紹介したいと思います。

海外でインターネットに接続できるとどう便利なのか?

海外でタブレットで地図アプリを使用する画像

まず、海外旅行でどんな時にインターネットが必要か?ということについてお話したいと思います。海外でインターネットが使えるメリットは、次のようなものです。

・MAPの道の確認が超便利
グーグルマップなどの道案内系アプリさえ使えれば、現在地と目的地を常にチェックすることができるので、徒歩の時はもちろん、タクシーの運転手さんなどにもちゃんと目的地の説明ができて安心です。

・翻訳アプリが使える
海外では言葉が通じなくて困ることが本当に多いです!そんな時に、とても助かるのが翻訳アプリ。私自身も、パリで英語が全く通じなくて、なんとか翻訳アプリを使って交通機関のパスを買うことができました。

・一緒に行く友達や家族と別行動もできる
インターネットさえ使えれば、ラインも使えて連絡が取れるので、現地で家族や友達と別行動も可能です。特にカップルで行く場合は、男女で行きたい場所が違う時、別行動したくなりますよね。

・SNSにリアルタイム投稿ができる
インスタグラムやFacebook、Twitterにリアルタイムで投稿して、日本で帰りを待ってる友達や家族に近況報告ができます。

他にもメリットはたくさんありますが、特に最初に挙げた道の確認と、翻訳アプリは大きなメリットです。

海外でスマホ設定を間違えたら起こる高額請求

海外でスマホ設定を間違えたら起こる高額請求

海外でスマホの「データローミング」がもしオフになってなければ、とっても悲惨な高額請求「パケ死」が起こります。
過去には何百万円という請求がきて、ネット上で話題になった人たちもいます。

日本でのパケット定額プランが海外では適用されないため、国によっては1MBあたりの利用で2,000円もかかるという、データローミングの恐ろしさ・・・。

でもご心配なく!データローミングを防ぐ方法は簡単で、ただスマホの「データローミング」の設定をオフにすればいいだけ。
データローミングをオフにする方法はこちらのページの「データローミング・モバイルデータ通信を「オフ」に」というセクションで詳しく説明されてますので参考にされてください。

では、せっかくの海外旅行を心置きなく楽しむために、海外旅行中に安くインターネットに接続するための、次の6つの方法をご紹介します!

※データローミングについてお話するとものすごく長くなるので、最後のセクションで詳しく説明してます。

海外でスマホを安くインターネットに接続する方法6選!

インターネットに接続する画像

海外で安くインターネットに接続するには、次の6つの方法があります。それぞれの特徴・金額やメリット・デメリットを順に紹介していきたいと思います。

1.各携帯電話会社の海外パケットプランを利用する
2.海外用のWi-Fiルーターをレンタル
3.現地の携帯会社からプリペイドSIMカードを購入する
4.現地で使えるスマホをレンタルする
5.海外用のプリペイドSIMを購入する
6.現地Wi-Fiスポットを利用する

※なお、ここでご紹介する6つの方法の中で、データローミングをオンにして使う方法もあります。絶対にデータローミングをオフする必要があると私が把握しているのは2.レンタル海外Wi-Fiルーター3.現地SIMカード6.現地Wi-Fiスポットを利用する方法のみですが、それ以外の方法については、各サービスの指示に従うようにしてください。
設定については自己責任でお願いします。

携帯電話会社の海外パケットプランを利用する

携帯会社の海外パケットプラン

手間がかからず簡単なのは、携帯電話会社の海外パケットプランを利用する方法です。普段契約している携帯会社に海外に行く前に申し込むだけなので、簡単に手続きができます。

ただ、25MBまでは従量制で、25MB以上なら定額で1日2,980円なので他の方法と比べて割高です。だって25GB(ギガバイト)でなくMB(メガバイト)ですよ!?そんなんすぐ飛んじゃいますもんね。ほぼ確実に1日2,980円の定額を使うことになると思うので、そしたら3日で8,940円・・・高いよ!!
あと、設定を間違えると高額請求「パケ死」が起こるのが不安要素。

携帯電話会社の海外パケットプラン詳細
金額:使用データが1~25MBまでなら使った分だけ払う(0~1,980円)、25MB以上で1日定額2,980円(各社同一料金)
メリット:お手軽にできる
デメリット:他の方法と比べると割高、設定を間違えると高額請求になる
こんな人にオススメ:めんどくさいことは嫌!手軽なら多少割高でも気にしない

海外で使える「海外Wi-Fiルーター」をレンタルする

海外Wi-Fiルーターをレンタル

格安かつ安心の定額で、安定したインターネットを使えるのが海外Wi-Fiルーターのレンタルです。
渡航先で使えるWi-Fiルーターを、自宅に配送、もしくは空港のカウンターで出国前に受け取り、帰国後に返却するという方法で利用できます。

嬉しいのが複数台で同時接続ができるので、何人かで割り勘できるし、更にはiPadやパソコンの接続も可能です。グループで海外に行くならこの方法が一番安いかもしれません。

定額なので高額請求がない点は安心ですが、ただ通信量が多いと契約に合わせた速度制限があるので注意してくださいね。

海外Wi-Fiルーターの詳細
料金:地域・国によるが、アジアで1日300円~、ヨーロッパで1日590円~、北米で1日670円~など+受け取り手数料500円程度(ブランドによる)
メリット:格安、複数人で割り勘可能、パソコンも接続可能
デメリット:荷物が増える、受取や返却が手間と感じる人もいるかも?
こんな人にオススメ:格安でネットを使いたい人、数人で海外旅行に行く人

下記にオススメの海外Wi-Fiルーターをいくつかご紹介します。

イモトのWi-Fi

みんな知ってる「イッテQ」のイモトがイメージキャラクターをしてるブランドです。ネタか!?って感じのブランド名だけど、これが正式名称です(笑)こちらも世界200カ国以上の国・地域で利用ができます。

料金プランは地域によって選択できるプランが変わりますが、データ量は1日あたり500MB、1GBの2通りで、速度も4G/LTEもしくは3Gの2通りとなります。
別記事「イモトのWiFi割引情報!早割・クーポン・キャンペーンで安く借りよう!」に割引情報まとめてるので、ぜひご活用ください♪

こちらも受け取りは宅配もしくは空港です。当日の申し込みに対応してくれる空港もあります。
世界中のコンセントに対応するマルチプラグが付属されてるのが嬉しいところ。
最大5台まで接続できるので、友達や家族と割り勘で安くできますね♪

イモトのWi-Fi詳細
料金:受け取り手数料500円
1日あたりのレンタル料金↓
ヨーロッパ:980円~
アジア:680円~
ハワイ/グアム:980円~
北アメリカ:980円~
オセアニア:980円~
中南米:1,280円~
アフリカ:1,280円~

グローバルWi-Fi

グローバルWi-Fi

海外Wi-Fiルーターの業界最大手が、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス~旅行者のお気に入り レンタルWi-Fi」部門で一位にも輝いたことがあるグローバルWiFiです。

選択できるプランは地域によって異なりますが、データ量については1日あたり250MB、500MB、1GBの3種類があり、速度は4G LTEプランと格安の3Gプランが選択できます。

また、世界200カ国以上の国・地域で使えるWi-Fiルーターを用意しているなどカバー範囲がとても広く、ルーターの受け取りは宅配もしくは国内の空港、更に一部地域では海外の空港で直接受け取ることも可能です。当日申し込みに対応してくれるカウンターもあるので急に必要なときも安心です。

こちらも最大5台まで接続できます。

※お得情報!!このサイトのリンクから応募した人に限り、特別クーポン【利用料金が5%OFF+受取手数料が無料】 が適用されます!!

海外Wi-Fiルーターをレンタル

空港のグローバルWi-Fiのカウンター

グローバルWi-Fiの詳細
料金:受け取り手数料500円
1日あたりのレンタル料金↓
ヨーロッパ:970円~
アジア:300円~
ハワイ/グアム:970円~
北アメリカ:670円~
オセアニア:970円~
中南米:970円~
アフリカ:870円~

jetfi(ジェットファイ)

複数ヵ国周遊するなら断然jetfiがオススメ!!
jetfi1カ国でも2カ国回っても1日あたりの使用料金が同じという、画期的なレンタルwi-fiです。

しかも、毎月何かしらのキャンペーンをやってるので、1カ国のみで使っても格安になることが多いです。なんと1日400円~になってることも。
料金体系はとても分かりやすく、国ごとではなく「アジアプラン」と「グローバルプラン」の2種類に分かれています。
jetfiの対応国の数は上の2社には劣りますが、それでも主要な国はほとんどカバーしていますよ。

また、電源を入れたら渡航先の高速回線4G-LTEに自動接続してくれるので簡単だし、ストレスなくインターネットを使うことができます。

jetfiの評判・口コミや料金については下の記事に詳しくまとめているので、読んでみてくださいね♪

jetfiの詳細
料金:受け取り手数料600円
1日あたりのレンタル料金↓
アジアプラン:680円~
グローバルプラン:980円~
※ほぼ毎月やってるキャンペーンで更に安くなります。

現地の携帯会社からプリペイドSIMカードを購入する

現地プリペイドSIMカード

SIMフリースマホSIMフリースマホの説明にジャンプ)を持ってる人にとっては格安になる場合が多い方法。渡航先でプリペイド式のSIMカードを買って、自分の持ってる携帯に差し込む方法です。「プリペイド」とは、利用料金先払いのことです。
電話番号つきの通話ができるSIMカードもあれば、ネットのみ利用ができるSIMカードもあります。

国によりますが、1日・2日~使えるSIMカードを販売している場所も多くあります。例えば先日台湾に行ったんですが、一人当たり230台湾ドル(約855円)で4日間インターネットが無制限で使えるSIMカードを空港で購入することができました。なんと電話番号付きです。
SIMカードを挿入したり通信の設定をするのも、店員さんが全てしてくれました。

若干の語学力が必要になる方法ですが、便利で安いのでオススメです。この機会にSIMフリースマホを買ってみるといいかも。

※SIMフリースマホとは、どの携帯会社のSIMカードでも使える携帯電話のことです。自由(フリー)に色んなSIMが使えるので、SIMフリースマホと呼ばれています。
えば、ドコモで買ったスマホにはドコモのSIMしか使えないことがありますが、このような携帯電話は「SIMロックがかかっている」と言います。
現地のプリペイドSIMカード詳細
料金:国による。物価が安い国では1日100円程度の場合も
メリット:格安。番号付きのSIMを購入すれば現地の電話番号も使える
デメリット:少し言語力が必要かも。SIMロックがかかってるスマホは現地SIMが使えない
こんな人にオススメ:SIMフリーのスマホを持ってる人

現地プリペイドSIMカードの購入場所

台北桃園空港のSIMカード販売カウンター

海外では現地の人でもプリペイドSIMをよく使ってます。国によって空港はもちろん、街中の携帯ショップやコンビニ、スーパーマーケットでもSIMカードを購入できる場合があります。

渡航先の現地プリペイドSIMカードを日本で購入できる?

なんと、現地のプリペイドSIMカードはアマゾンなどで事前購入することもできるんです!現地で購入するよりは若干割高になりますが、日本語の説明があるので安心して設定することができます。

Amazonで現地プリペイドSIMカードを探すには、アマゾンの「カテゴリー」から、家電・カメラ・AV機器 > 携帯電話・スマートフォン > SIMカードに移動してください。
このページ上で渡航先の国の名前を検索すれば、その国で利用できるSIMカードが表示されます。例えば、オーストラリアに行くなら「オーストラリア」と入れて検索してください。

オンラインショップの現地SIMカード

SIMフリースマホの購入方法

SIMフリースマホは楽天・アマゾンなどのネットショップや家電量販店で販売されています。
私は普段はアマゾンで買った並行輸入品のソニーのXPERIAに、楽天モバイルSIMを入れて使ってます。デュアルSIM(SIMカードを入れる場所が二つある)携帯なので、海外旅行中は現地で買ったプリペイドSIMカードを二つめのトレーに入れることができてとっても便利です。

アマゾンだと驚くほどハイスペックなSIMフリースマホが2万円そこそこで買えるので、以前10万円のiPhoneを使ってたのが正直馬鹿らしく感じました・・・。
ちなみに今使ってるXPERIA X Dual F5122容量64GB、画素数2,300万画素のデュアルSIMで3万円以下でした。コスパたけぇぇええええ!!めちゃくちゃ満足してます(*^-^*)

アマゾン上のSIMフリースマホは、「カテゴリー > 家電・カメラ・AV機器 > 携帯電話・スマートフォン > 携帯電話・スマートフォン本体」から見れます。

ちなみに、楽天モバイルに変えてから月々の携帯代が3,000円くらいになって、楽天ポイントも入ってくるので本当にハッピーです!しかも契約中は楽天市場の買い物がずっとポイント2倍!!別に楽天の回し者じゃないんですが(笑)楽天モバイルからのこの請求を見てください↓↓

楽天モバイルの請求

楽天モバイルの4月と5月の請求。見よ、この安さを!

入ってるプランは3.1GBの1,600円のプランで、これに通話料金が加算されて毎月3,000円ぐらいになります。私は家にWi-Fiがあるのでスマホは3.1GBで十分。しかも3.1GB使いきれなかったら翌月に繰り越しされるんです!!
10GBのプランでも2,960円なので、めっちゃ安いですよ!プランの確認は料金ページからどうぞ。

楽天モバイルは月1,250円からネット使えて、本当に心からオススメなのでぜひ検討してみてください♡

海外用のレンタルスマホ

海外用レンタルスマホ

海外で使えるスマホをレンタルすれば、自分の携帯が盗難・紛失の被害にあう心配はありません。盗難時の保険があるレンタル会社もあるので、安心です。

特に治安の悪い国で大切なスマホを盗まれたりしたら大変です。実際にスマホを海外で盗まれて、盗んだ人がデータローミングで通話をしたことによって、高額請求がきたという話もあります。

また、現地で安く通話できるのもいいところ。レンタル会社によっては大手の携帯会社の海外プランより安く通話ができます。
ただ、レンタル携帯は通話専用の携帯(ガラケー)がほとんどで、ネットも使えるスマホのレンタルは少ないみたいです。

海外用レンタルスマホ
料金:渡航先によるが、1日200円~、事務手数料が別途かかる会社もある
メリット:自分のスマホを失くす心配がない、割安
デメリット:会社によってはスマホの取り扱いがなくガラケーのみ
こんな人にオススメ:海外で自分のスマホを失くすのが心配な人

海外用プリペイドSIM

海外用プリペイドSIM

SIMフリー携帯を持ってるなら、渡航前に海外用のプリペイドSIMカードを買うのも一つの方法です。海外で使えるプリペイドSIMカードを日本で販売してるのが「海外用プリペイドSIM」という商品です。

現地プリペイドSIMカードとの違いはこちら↓↓

・現地プリペイドSIMカード:渡航先にある携帯会社が発行しているSIMカードを購入し、ネットを利用する。
・海外用プリペイドSIM:日本の携帯会社(もしくはグローバル企業)からSIMカードを購入し、その会社と提携している渡航先の携帯会社の電波を使って、データローミングしてインターネットを使う。

海外用SIMでは国内で通信料を事前にチャージするので、現地でプリペイドSIMを購入するより簡単です。
海外でネットをたくさん使う人には割高だけど、念の為のネット環境が欲しいという人にはオススメです。

地域別パック(ヨーロッパ・アジアなどの地域別)や、ゾーンごとのパックという分類があり、同じ地域内もしくはゾーン内の国であれば、複数の国で同じSIMカードを使用することができます。また、SIMの有効期限内であれば、チャージした分の余りを次回使えます。なので、複数の国を回る人や、何回も海外に行く人にもオススメです。

また、プリペイドのチャージ制なので使いすぎて高額請求になるという心配が無いのがいいところです。なお、ブランドや渡航先の地域によって料金が違うので、料金の計算が複雑という難点があります。

海外用プリペイドSIM
料金:楽天モバイルの場合チャージ料金18円/1MB~、SIMカードの発行手数料3,000円
メリット:複数の国で利用できる、余ったデータを次回使える、使った分だけの支払い
デメリット:SIMロックがかかってるスマホでは使えない、料金の計算が複雑
こんな人にオススメ:海外であまりネットを使う気はないけど、念の為にネット環境が欲しい人。

現地のフリーWi-Fiスポットを活用

現地のフリーWi-Fiスポット

コストを全くかけずにインターネットを使う方法はこれ!!現地のフリーWi-Fiスポットを活用します。
空港やホテルはもちろん、カフェや公共交通機関でもフリーWi-Fiがよくあります。スタバ・マクドナルドなど日本でもフリーWi-Fiを提供してるお店は、海外でもWi-Fiが使える可能性が高いです。

特に東南アジアの国々はフリーWi-Fiを提供している場所が多く、カフェやレストラン、パブ、バーなんかでもフリーWi-Fiを使える場所が多いです。

一つ注意したいのが、フリーWi-Fiだとセキュリティが万全ではないことです。最悪の場合、個人情報を取られたり、ウイルスに感染する場合もあります。パスワードを入れて使う鍵つきのWi-Fiのみ利用するようにしましょう。

フリーWi-Fiスポットの詳細
料金:0
メリット:無料で利用できる
デメリット:セキュリティが心配
こんな人にオススメ:お金をかけたくない人

知っておきたい!海外でスマホを使うために必要な道具

変換プラグ

海外でインターネットに接続する前に、スマホやパソコン自体が使えなかったら意味がありません(笑)
渡航先の電源コンセントの形や電圧が違うと、何かと道具が必要になるのでここで説明します。
まず必要な道具は下記です。

・電源変換プラグ
・高電圧電源ケーブル
・変圧器

電源変換プラグ

まず、海外と日本では、ACコンセントの形状が違う場合があります。ACコンセントとは、要するに普段携帯電話を充電するときに、差し込むコンセントのことです。

日本のコンセントの形状は平行線が2本という形ですが、海外では「ハ」の字だったり、穴が3つだったりといろいろです。これらのプラグはそれぞれアルファベットのタイプ別に分けられていて、例えば日本のプラグはAタイプ、イタリアのプラグはCタイプ、オーストラリアのプラグはOタイプなどと呼ばれています。

そこで、日本のAタイプのプラグをCやOタイプのプラグでも使えるようにする道具が「変換プラグ」です。A→Cタイプ用の変換プラグ、A→Oタイプ用の変換プラグというように、変換できるプラグタイプが特定されている商品もあれば、A→複数のプラグタイプに変換できるという「マルチ変換プラグ」もあります。
海外に行く機会が多いのであれば、マルチプラグの方をオススメします。

高電圧電源ケーブル

AC電圧は日本では100Vですが、諸外国には200~240Vの電圧の国があります。
例えば最近のノートパソコンはグローバル対応化してきているので、ほとんどが100~240V対応になっていると思いますが、ACケーブルは115Vまで対応になっている場合もあります。
そんな時は、ACケーブルを高電圧対応のケーブルに変更しないといけません。
高電圧電源ケーブルは、家電量販店はもちろん、アマゾンや楽天などで購入可能です。

変圧器

最近のものなら問題ないと思いますが、古いスマートフォンやガラケーは付属のACアダプターが100Vまでしか対応していない場合もあります。そのようなアダプターを電圧が200~240Vの国で使うと、故障どころか、爆発する恐れもあります。
対応電圧はアダプターに表示されていると思うので見てみてください。

そんなときに必要なのが、200~240Vの電圧を100Vに変換する変圧器です。こちらも家電量販店やアマゾン楽天市場ヤフーショッピングなどで購入できます。

オマケ1:空港・機内でスマホをネットにつなぐ方法

福岡空港

空港・機内でもインターネットを使うことができたら何かと便利ですよね。特に、仕事で海外に行く人は空港・機内でインターネットを使いたい時も多々あると思うので、その方法をここでご紹介します。

空港でインターネットに接続する方法

世界中のほとんどの空港は、無料のWi-Fiを提供しています。接続方法は空港によって変わりますが、インフォメーションで聞いたら使い方を教えてくれるので、自分でわからない場合はインフォメーションに聞きましょう。

機内でインターネットに接続する方法

JALANAが国内線で無料でWi-Fiに接続するサービスを提供しています。なお、便によってWi-Fiが使える便と使えない便がありますのでご注意ください。

JALの機内Wi-Fiサービス

JAL機内Wi-Fiサービス

JALの機内Wi-Fiサービスは次のようになっています。事前申し込みは必要ありません。
・国内線:無料(詳細はこちら
・国際線:有料1時間10.15ドル、3時間14.40ドル、24時間18.80ドルなど(詳細はこちら

ANAの機内Wi-Fiサービス

ANA機内Wi-Fiサービス

ANAの機内Wi-Fiサービスは次のようになっています。こちらも事前申し込みは必要ありません。
・国内線:無料(詳細はこちら
・国際線:有料30分4.95ドル、1時間8.95ドル、フルフライト19.95ドルなど(詳細はこちら

LCCの機内Wi-Fiサービス

Airasia機内Wi-Fiサービス

一部のLCC航空会社でも、機内Wi-Fiサービスを提供している便があります。例えば、Air Asiaシンガポール航空のスクートはWi-Fiサービスを提供しているようです。
ジェットスター、バニラエアにはありません。

オマケ2:オフラインで使える旅行に役立つアプリ

バケーションの画像

海外でネット環境があっても、できる限りデータ量を抑えたいですよね。そんな時に役立つ、海外旅行でネット環境がなくても使えるアプリをご紹介します。

地図アプリ「MAPS.ME」

地図アプリMAPS.ME

やっぱり海外旅行で一番必要なのが地図。そんな地図を、ネットの電波がなくても見ることができる便利なアプリです。
使い方は簡単で、事前に旅行先の地図データをダウンロードしておくと、オフラインで見ることができます。
地図の詳細や名所・バス停などもちゃんと見れるので、とっても便利です。

調べたウェブ上の記事が見れる「Pocket」

海外旅行で使えるアプリ「ポケット」

ガイドブックだけでなく、ウェブで旅行先の情報収集をしてる方も多いと思います。そんなサイトをまとめて保存できるのが「Pocket」です。あらかじめ保存した記事を海外でもオフラインで読めるのでとても便利。

最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」

トリップアドバイザー

世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」も、オフラインで使うことができるんです。
渡航前にオンラインの状態で訪れる都市のデータをダウンロードしておけば、その都市のデータを閲覧することができるようになります。観光地やレストラン情報も全て見れるようになるので、とても便利!

Wi-Fiスポットを探す「Wi-Fi Finder」

Wi-Fi Finder

この「Wi-Fi Finder」があれば、ネット環境がなくても自分の周辺にあるWi-Fiスポットを検索することができます。
事前にインターネットに接続した状態で渡航先のWi-Fiスポットをダウンロードすれば、渡航先でスポットの検索ができるようになります。

データローミングとは?高額請求の原因?

高額請求の画像

スマホには「データローミング」という設定があり、海外でこのデータローミングの設定を誤ると何十万、いや何百万円もの請求がくることもあります。このことをパケ死と言います(笑)

データローミングとは、日本の携帯会社の電波が海外では使えないので、その際は各社が提携している現地の携帯会社の電波を使って、利用者が通信できるようにする機能のことです。

もっと簡単に言うと、例えば私は以前イタリア行った際に、現地に着いた途端に3(Tre)というイタリアにある携帯会社の電波が入るようになりました。日本ではドコモと契約していたんですが、ドコモの電波をイタリアでは使えないので、ドコモと提携している3の電波が使えるようになったのです。

このデータローミングの何が怖いかというと、自分でネットを使ってるつもりがなくても、知らないうちに自動的に現地の電波に接続し、高額請求が起こる可能性があるということです。
例えば、アプリの自動アップデートなどがあると自分ではネットを使ってないつもりでも、知らないうちにアップデートによってネットに繋がってしまいます。アップデートのサイズによりますが、場合によってはこれだけで1万円以上請求されることも。

ちなみに、日本ではパケ放題などの定額プランになってると思いますが、海外では日本の定額プランが適用されないので、こんなに高額請求になってしまうんです。海外では地域にもよりますが、1MBあたり2,000円かかることも・・・怖いですね!!

まとめ:海外でスマホを使うなら必読!海外旅行でネットを安く楽しむ方法完全ガイド!

この記事では「海外でスマホを使うなら必読!海外旅行でネットを安く楽しむ方法完全ガイド!」について書きました。
海外旅行、いろいろ悩みもありますが、一つ一つ解消して不安がない旅をしていただければと思います。ぜひ、参考にされてくださいね~♪

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