イタリア人の僕が心からオススメするイタリアのチョコレート19選

※英日翻訳文(原文:ニコラ)

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チャオ!グルメを愛するイタリア人、ニコラです!

「ニコラ、チョコレートは好き?」
と聞かれたら、「当たり前だよ!イタリア人だからね。」って答えるだろう。

僕は妻にビックリされるほど大量のチョコレートを毎日食べるんだ。ランチやディナーの〆はチョコレートじゃないとね!

この記事ではそんなチョコレート大好きな僕が、イタリアのおすすめチョコレートを有名ブランドから日本ではあまり知られていないものまでご紹介しようと思う。

イタリア旅行のお土産にもぴったりだから、ぜひ参考にしてね。楽天やアマゾンとかでも売っているから自宅用にもオススメだよ。

イタリアのチョコレートの特徴。産地や種類は?

イタリアのチョコレート スーパーの陳列棚

イタリアではスーパーやバー、カフェ、専門店、自動販売機など、いたるところでチョコレートが買える。

僕の母も常に大量のチョコレートをストックしていて、チョコレートプラリネやチョコクッキー、チョコレートスプレッドなんかを常備しているよ。
僕がチョコレート依存症になったのも無理はないよね(笑)

イタリアには高級からお手頃価格まで、数多くのチョコレートブランドがあるんだけど、有名な産地と言ったらどこだろう?
一番有名なのがイタリア北西部にあるピエモンテ州(Piemonte)と、中部の都市ペルージャ(Perugia)だ。

ピエモンテ州はイタリア一のヘーゼルナッツ生産量を誇る州で、ヘーゼルナッツはイタリアンチョコレートにおいてすごく重要な原料なんだ。
現に有名ブランドのカファレル(Caffarel)ヴェンキ(Venchi)フェレロ(Ferrero)は、全てピエモンテ州で創業している。

一方ペルージャは、イタリア人が「チョコレートタウン」と呼ぶような都市だ。
「バッチ」で世界的に有名なベルジーナの本社は、ここペルージャにある。

イタリアのプラリネチョコレート

チョコレートの分類についても少しお話ししよう。イタリアのチョコレートの種類は下表のとおり。

名前種類
フォンデンテ(Fondente)ダークチョコレート
アルラテ(Al latte)ミルクチョコレート
ジャンドゥーヤ(Gianduja)チョコレートとナッツ類(ヘーゼルナッツなど)を混ぜたペースト。ヌテラが代表的。
ジャンドゥイオット(Gianduiotti)ヘーゼルナッツで作られたチョコレート
アルリクオーレ(Al liquore)洋酒入りチョコレート(ウイスキーボンボンなど)。

僕のお気に入りはミルクチョコレートさ。実に甘い男だろう?

お土産はもちろんのこと、プレゼントやバレンタインデー、ホワイトデーにもイタリアのチョコレートを贈れば絶対に喜ばれるはずだ!チョコレート依存症の僕が言うんだから間違いないよ(笑)

イタリアでもバレンタインデーにチョコレートを贈ることは一般的で、特に人気なのがバッチ(Baci)だ。僕自身、何度バレンタインデーにBaciを贈ったか数え切れないぐらいだよ。

イタリアの有名チョコレートブランド

イタリアのチョコレート フェレロ ポケットコーヒー とペルジーナ バッチ

イタリアの有名チョコレートブランドはこちら。

・ヴェンキ(Venchi)
・フェレロ(Ferrero)
・ペルジーナ(Perugina)
・カファレル(Caffarel)
・ヴェストリ(Vestri)
・アメディ (Amedei)
・ウィターズ (Witor`s)
・ノヴィ(Novi)
・レオーネ(Leone)
・ドモーリ(Domori)

この中のいくつかは日本でも手に入る。
ヴェンキは日本に複数店舗を展開していて、銀座に本店があるんだ。店舗一覧については公式サイトを参考にしてね。

また大半のブランドは楽天市場アマゾンYahoo!ショッピングで買うことができるよ。(add links)

それでは、次のセクションからオススメのイタリアンチョコレートをご紹介していこう!

フェレロ ロシェ(Ferrero Rocher)

フェレロ ロシェは僕の一番好きなチョコレートだ。大きい箱入りのものでもあっという間に食べ尽くしてしまうよ。食べだしたら止まらないんだ。

さて、僕の「推しチョコレート」だからよく読んでほしい。
フェレロ ロシェは4層からなるチョコレートだ。ヘーゼルナッツ1粒とココアヘーゼルナッツクリームをチョコレートとクラッシュヘーゼルナッツで包んだもので、一粒で4度おいしい!

上品なチョコレートの甘さと香ばしいヘーゼルナッツが相性抜群なんだ。
サクッとした食感かと思えば中には柔らかいチョコレートペーストが入っていて、最後にカリカリのヘーゼルナッツにたどり着く。さくっトロっカリっという食感だよ。最高だ!

これがイタリアでトップクラスに有名なチョコレートだろう。
もし食べたことが無いなら、今すぐにでも試すべきだ!人生損してるよ!3個入り~16個・30個入りまで売ってるから、たくさん食べたい人も満足できるだろう(笑)
僕はいつも箱で買って、一人占めしてるよ。妻に怒られるけどね(笑)

フェレロ ラファエロ (Ferrero Raffaello)

フェレロ ロシェとラファエロはよくセットで売られているんだ。

フェレロ ラファエロもフェレロ ロシェと同様に層になっているプラリネだ。
ココナッツをまぶしたウエハースの中にミルククリームとアーモンド一粒が包まれている。

厳密に言うとラファエロはチョコレートではないんだけど、よくフェレロロシェとセットで売られてたりするから、僕らイタリア人にとっては似たようなものなんだ。
フェレロロシェに食べ飽きたらラファエロに手が伸びるし、その逆も然りさ(笑)

ココナッツのほんのり甘いフレーバーとミルククリーム・アーモンドの相乗効果で、すごくおいしい!サクッと噛めばミルククリームが口の中にトロトロと溶けだしてくる。

フェレロ ポケットコーヒー (Ferrero Pocket Coffee)

いつでも気軽にエスプレッソを楽しみたいという人には、ポケットコーヒーがオススメだ!

フェレロは、本物のエスプレッソコーヒーをチョコレートの中に閉じ込めることに成功してしまったんだ・・・しかもチョコレートを溶かさずにね!天才だよ!

ポケットコーヒーを一口噛むと、エスプレッソコーヒーがじゅわっと口の中に広がる。
その食感と味と言ったら、本当に筆舌に尽くし難いものだよ!コーヒーとダークチョコレートはもちろん相性最高だしね。
妻もイタリアでポケットコーヒーを初めて食べた時には、感動していたよ。

でもポケットコーヒーを食べるにあたって、大事な注意事項がある。よく読んでね!

ポケットコーヒーを噛むときは、必ず口を閉じたままにしよう。でないとコーヒーが飛び散って服が大変なことになるんだ。僕自身の経験だよ・・・。

また夏の暑い日には、涼しいところに置いておくように。そうしないと手に取ったとたんにチョコレートが溶けて、コーヒーが漏れ出してしまうからね。これも実体験だ(笑)

ドモーリ チョコレートバー(Domori Chocolate Bar)

ドモーリのチョコレートはハイクオリティで、イタリアだけでなく世界的にも有名なんだ。

高品質だから決して安くはなく、高級チョコレートに分類されるだろう。
贈り物や記念日などの特別な機会にぴったりのチョコレートだよ。

カカオ豆の産地にもこだわっていて、ペルー産やエクアドル産など、産地ごとに売り出されているチョコレートもあるんだ。僕みたいなチョコレート依存症者にぴったりだね!

カファレル ジャンドゥーヤ ナッツ チョコレート(Caffarel Gianduiotti)

ジャンドゥイオット(Gianduiotto)は、その独特な味と形で有名なチョコレートだ!

カファレルによって1865年に生み出されたもので、ヘーゼルナッツやココアから作られる。ボートを裏返したような形が特徴的だ。

カファレルのジャンドゥーヤチョコレートは、ピエモンテ産のヘーゼルナッツを使っているのが美味しさの秘訣さ。古くからヨーロッパの王室や貴族たちに愛されてきたチョコレートで、風味豊かで濃厚な味わいが楽しめる。

ペルジーナ バッチ(Perugina BACI)

バッチ(BACI)とはイタリア語でキスを意味する。イタリアではバレンタインギフトとしてすごく人気のチョコレートだ。

ヘーゼルナッツとソフトチョコレートをダークチョコレートで包んだ商品だよ。

でも何よりも重要なことは、包み紙の中に「愛のメッセージ」が入っていること。しかもイタリア語、英語を含む多言語で記載されている(日本語はさすがに無いけど)。
だからバッチを食べるときは、いつも周りの人が「なんて書いてある?」と聞いてくるんだ。

バッチはおそらく世界一ロマンチックなチョコレートだろうね。こんな情熱的なチョコはイタリア人しか作れないよ(笑)

フェレロ ヌテラ(Ferrero Nutella、チョコレートスプレッド)

イタリアでは誰もがヌテラを常備している。ヌテラを持ってない人なんて見たことないよ!

ヌテラはカカオやヘーゼルナッツから作られたクリーミーなチョコレートスプレッドで、すごく甘くて濃厚でおいしい。
パンにつけて食べるのが一番だよ。シンプルだけどすばらしい味なんだ!

イタリアに住んでたときは、僕の買い物メモにはいつも「パスタ、コーヒー、トマト、ヌテラ、etc」と書かれていたものだよ。
残念ながら日本ではちょっと高いんだけど、買えないほどではない。最近は家の近くにあるスーパーでも売られているんだ。

日本では小さなサイズもあるけど、イタリアでは500gや750gのものしか売られていない。だって小さいサイズなんて誰も買わないからね(笑)

リゴーニ ディ アシアゴ ノチオラタ(Rigoni di Asiago Nocciolata)

ノチオラタはヌテラのライバルのようなチョコレートスプレッドだけど、オーガニックでヌテラより品質が高い。

長年住んでいたベネチアのすぐ近くにリゴーニの工場があるから、リゴーニのことはよく知ってるんだ。
たくさんの牛たちが放牧されている、自然豊かな山の中に位置している。

オーガニックっていうのが良いよね!ヌテラとノチオラタをぜひ食べ比べてみてほしい。

ヴェンキ(Venchi)

ヴェンキはみんな知ってるんじゃないかな?

世界的に有名なイタリアのチョコレートブランドで、日本でもすごく人気だよね。

ヴェンキのチョコレートは味はもちろんのこと、見た目やパッケージもすばらしいんだ。銀座に店舗を持つ高級チョコレート店だよ。

コスパ抜群だからお土産にすごくオススメだ。
僕自身は自分用には買ったことないけど、プレゼントとして何度か買ったことがある。

ヴェストリ(VESTRI)

ヴェストリはものすごくオシャレな高級チョコレートブランドだ。
ヴェストリの見るだけでハッピーな気持ちになれるような、カラフルなパッケージが大好きだ!

チョコレート自体の質もすごく良いから、贈り物にぴったりだよ。すばらしい味とパッケージで、喜ばれること間違いなしだろう!

ロアカー(ローカー) ウエハースチョコレート (Loacker Waffer)

ロアカーはイタリアのお菓子メーカーで、日本語ではローカーと表記されることもある。

僕が子どもの頃は、学校に行くときに母がロアカーのウエハースチョコレートを持たせてくれたものだ。
母はよく「おいしいしエネルギー補給にいいのよ」と言っていたよ。

ロアカーのウエハースは色んな種類のチョコレートクリームが挟まれていることで有名なんだ。
僕のお気に入りはなんと言ってもヘーゼルナッツチョコが挟まれた「ナポリターナ」という商品だ。
サクサクっとした食感がまたいいんだよね。

おいしいチョコスナックとしては、コスパ最高の一品だよ!
しかもこのウエハースは、日本でもネットやスーパー、輸入食品店などで簡単に見つけることができるんだ。

ウィターズ (Witor`s)

ウィターズは大衆向けチョコレートを製造するメーカーだ。

おいしいし安いしどこでも売ってるから、イタリア人はよく買ってるよ。

ウィターズは幅広いチョコレート菓子を取り扱っているんだけど、ベストセラーはプラリネだ。

Amedei (アメディ)

アメディは最高級のチョコレートを生み出している、高級チョコレートブランドだ。「アカデミー・オブ・チョコレート」金賞を含む受賞歴もある。

トスカニー州のピサのすぐ近くに位置している会社だ。

厳選された材料のみを使って作られるチョコレートは、まさに至福の逸品。チョコレートバーが一番人気だよ。

Novi(ノヴィ)

イタリアのチョコレート ノヴィ

ノヴィは大衆向けのチョコレートメーカーだ。

イタリアのスーパーでよくノヴィのミルクチョコレートやダークチョコレートが売られているよ。
安いけどおいしくて、質もなかなか良いからコスパ抜群だ。

残念ながら日本では手に入らないみたいだ。ぜひイタリアに行ったときに買ってみてね!

クレミノ(Cremino)

イタリアのチョコレート クレミノ

クレミノは商品名ではなく、チョコレートのタイプの一つだ。

3層からなるチョコレートで、ジャンドゥーヤやコーヒー、ヘーゼルナッツなどがよく使われる。
口に入れるとふわっと溶けるような食感なんだ。

日本ではドモーリやヴェンキなんかがクレミノを取り扱っているよ。

チョコレートトリュフ (Tartufo)

チョコレートトリュフ(Tartufo)はイタリアの伝統的なチョコレート菓子の一つだ。
僕自身トリュフを何度か作ったことがあるし、作るのはそんなに難しくないんだ。

妻と付き合う前にトリュフを手作りしてバレンタインギフトとしてあげたんだけど、彼女はその時に恋に落ちたんじゃないかな。彼女がくれたのはスーパーの安いチョコレートだったけどね。
きっとその時、「この人と結婚したい!」って思ったに違いない(笑)

チョコレートトリュフについては、色んなブランドが商品を出しているよ。

チョバール(Ciobar)

イタリアのチョコレート チョバール

イタリア人が家でよく飲むホットチョコレートドリンクが、「チョバール」だ。

チョバールはインスタントのチョコレートドリンクで、家で簡単に作れる。おいしいし温まるから、冬に飲むには最高だ。

残念ながら日本では手に入らないみたいだから、ぜひイタリアで買ってみてね。

洋酒入りチョコレート

イタリアのチョコレート モンシェリ

僕の父は洋酒入りチョコレート(例:ウイスキーボンボンなど)が大好きなんだ!僕はそうでもないけれど・・・。

イタリアでは洋酒入りチョコレートがすごく人気で、バーやカフェにもよく置いているよ。
子どもの頃は、洋酒入りチョコレートは「おじさん」が食べるものと思っていたんだ。でも今や僕もおじさんだから、この考えを改めるべきだね。

フェレロのモンシェリチェリーとかがオススメだけど、日本では手に入りにくいみたいだ。イタリア旅行の際にチェックしてみてね!

チョコレートリキュール

さて、最後にこのすばらしいチョコレートリキュールをご紹介しよう!

その名の通りチョコレートで作られたリキュールだ。お酒だから子どもは飲んじゃダメだよ(笑)

そのまま飲んでもおいしいし、イタリア風に味わいたかったらエスプレッソコーヒーに少したらしたり、アイスクリームにかけてもいいだろう。バニラアイスクリームが相性抜群だよ!

日本でも手に入るから、ぜひとも試してみてほしい!

まとめ

僕がどれだけイタリアのチョコレートを愛しているか分かってくれたかな?ほとばしる情熱を抑えられなくて、なが~い記事になってしまったよ。

今まで色んな国のチョコレートを食べる機会があったけれど、その中でもイタリアのチョコはトップクラスだと思うよ。

イタリア旅行の際にお土産に買ってもいいし、楽天アマゾンYahoo!ショッピングなどの通販で手に入るものもあるから、ぜひ試してみてね。

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