イタリア人の僕が選ぶイタリアワインのおすすめ22選【高級から大衆向けまで】

※英日翻訳文(原文:ニコラ)

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チャオ!グルメを愛するイタリア人、ニコラです!

よく日本人の友達に聞かれるのが「イタリアのワインを試したいんだけど、オススメはある?」ということ。
だからその友達のためにも、このイタリアのおすすめワイン22選を書くことにしたよ。友達には記事のリンクを送っておけばいいだろう(笑)

有名な産地や格付け、ワインの選び方などについてご紹介した後におすすめのイタリアワイン22選をご紹介しよう。
この記事を読んだ後は、君にぴったりのワインが見つかること間違いなしだ!

イタリアのワインについて:ぶどうの品種、産地、格付け

イタリアのワインの店

イタリアは世界トップレベルのワイン生産量を誇る国だ。現に2016年~2020年は5年連続でフランスを抑えて、国別ワイン生産量で世界一に輝いている。

例えば2018年の生産量は約55億リットルという途方もない数字だ。ちょっと想像できないよね。
売上も年々伸びていて、イタリアワインは世界的に大成功を収めている。

もともとはイタリアの地中海気候がブドウ栽培にぴったりだったから、ブドウ栽培やワイン生産がイタリアで盛んになったんだ。

ベネチアにほど近い田舎町にある僕の実家も、ブドウ園に囲まれている。
父はよく「この辺のブドウ園は年々大きくなっていくが、そんなに大量のワインを造って売るあてはあるのか?」と言っているけど、世界中で売れるから無用な心配だね(笑)

ブドウを収穫している画像

イタリアワインの人気の秘密は、高級から格安まで幅広い価格帯がそろっていることだろう。また他の国と比べて質も良いものが多い。

またブドウの品種がものすごく多いので、ワインのバラエティーが豊かで色んな味が楽しめるのも魅力だ。土着品種(その土地で生まれ育った固有の遺伝子を持つ品種)も多く、郷土色が強い個性的なワインも数多くある。

イタリアワインのぶどうの品種

ぶどうの画像

イタリアワインには350種類以上ものぶどうの品種がある。マイナーな品種まで数えると、もっと数が増えるだろう。

全部を挙げるとキリがないから、代表的なものだけご紹介しよう。

ぶどうの品種ワインの色特徴
トレッビアーノ(Trebbiano)イタリアだけでなく世界中でも一番よく栽培されている品種の一つ。爽やかなかんきつ系の香り。コニャックの原料としても利用される。
ピノ・ビアンコ(Pinot Bianco)幅広いワインに利用される品種で、白ワインや白スパークリング、デザートワインなどが造られる。りんごや梨のフレーバーを持つ辛口ワインになることが多い。
サンジョヴェーゼ(Sangiovese)イタリアでもっとも多く栽培されている品種。有名なトスカニーのキアンティ クラシッコはサンジョヴェーゼから造られている。
ネッビオーロ(Nebbiolo)イタリア・ピエモンテ土着の品種。最上級ワインのバローロバルバレスコなどを造るのに使われる。
バルベーラ(Barbera)黒ブドウの中では3番目に多く栽培されている。深みのある色とベリーのような香りが特徴的。
モンテプルチアーノ(Montepulciano)主に中央イタリアで栽培される。柔らかなフレーバーと強い色味のワインになり、世界的に評価されている。有名なワインがモンテプルチアーノ ダブルッツォ

イタリアワインの産地と地図

イタリアワインの産地の地図

イタリア全土の全ての州でワインが造られている。
州によって気候や製法が異なるから、同じ品種のぶどうを使ってもワインの味が変わってくるんだ。

北イタリアが特に生産量が多く、年間の生産量は24億リットルにもなる。ワインの海で泳げそうだね!(笑)

特に重要な産地は以下の通りだ。

・ヴェネト(Veneto)
・ピエモンテ(Piemonte)
・トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)
・エミリア・ロマーニャ(Emilia Romagna)
・トスカーナ(Toscana)
・アブルッツォ(Abruzzo)
・プーリア(Puglia)
・シチリア(Sicilia)
・サルデーニャ(Sardegna)

一般的にはピエモンテ州やトスカーナ州には高品質な高級ワインが多く、エミリア・ロマーニャ州やヴェネト州はリーズナブルかつ質がいいコスパ抜群のワインを造っている。

イタリアワインの格付け:DOP、DOCG、DOCなど

イタリアワインは生産地やぶどうの品種、製法によって格付けされる。格付けはボトルのラベルなどに表記されるから分かりやすい。
格付けは上から順に、

・D.O.P.:統制保証付原産地呼称ワイン
・I.G.P.:保護指定地域表示ワイン
・Varietal Wines + Generic wines:生産地の表示がないテーブルワイン

となる。

なんと43%以上ものイタリアワインがDOPなんだ!

上記のDOP、IGP、VINOはEUルールの格付けなんだけど、イタリア式の格付けは少し異なる。例えばDOPがDOCG(上位)とDOC(下位)の2カテゴリーに分かれるんだ。

詳しくは下記の表を参考にしてほしい。

格付け(EU式)格付け(イタリア式)説明
D.O.P.D.O.C.G(統制保証付原産地呼称ワイン)「Denominazione di Origine Controllata e Garantita」の略称。
最高品質に認定されたワインで、製法やブドウの産地や品種が厳しく規定されている(例:キアンティクラッシコ DOCG in トスカニーなど)。
D.O.C.(統制原産地呼称ワイン)「Denominazione di Origine Controllata」の略称。
DOCGの次に品質が高いワインで、製法や品種に関する基準を満たしたもの。
I.G.P.I.G.T.(地域特性表示ワイン)「Indicazione Geografica Tipica」の略称。
DOCに次ぐ品質のワイン。その地域のブドウを85%以上使っている地ワインのこと。ラベルには品種と生産地が記載される。
Varietal Wines + Generic winesV.d.T. (テーブルワイン)「Vino da Tavola」 の略称で、テーブルワインのこと。製法や品種などの規定はなく、品種や生産地を記載する必要もない。

厳密にいうとEU式格付けが2009年からの新ルールだけど、イタリアでは従来のDOCGやDOC、IGTを表記することが認められていて、いまだによく使われている。

これらの格付けはワインボトルのラベルに表記されるけれど、ラベルにもDOCGやDOC、IGTがよく記載されているよ。

これらの格付けが記載されているおかげでワインの品質がすぐに分かるし、あるワインが他のワインより高い(もしくは安い)理由も分かるだろう。

イタリアワインの選び方

赤ワインを注ぐ画像

膨大な種類のイタリアワインがあるから、どれを選ぶべきか迷っちゃうよね。僕は次のような基準でワインを選んでいるよ。

  • 格付け:DOCGやDOCに認定されているか。
  • 食べ物との相性:肉なら赤ワイン、魚なら白ワインが合う。
  • 目的:パーティーなど場を盛り上げたいなら白のスパークリングワインが良い。食前酒ならスパークリングワインか、軽めの赤ワインがオススメ。
  • 値段:予算に合わせて選ぼう。
  • ボディ:重厚でコクが深いフルボディ、軽い口当たりのライトボディ、フルボディとライトボディの中間のミディアムボディがある。
  • 好み:結局、好みに合うものを選ぶのが一番だ。

ちなみにワインについての見識を深めたいなら、セミナーやスクールに参加するのもいい手だろう。

例えばパリ発祥の有名スクール「【アカデミー・デュ・ヴァン】」は初心者向けからソムリエ資格取得者向けまで様々なコースを取りそろえていて、オンライン講座もある。

無料体験で高級銘柄を含む3種類のワインをテイスティングできるから、ぜひ一度体験してみてね!

それでは次のセクションから、

・赤ワイン(ロッソ)
・白ワイン(ビアンコ)
・スパークリングワイン

のカテゴリーに分けてオススメのイタリアワインをご紹介していこう。

日本のお店や通販などで買えるものを紹介しているから、ぜひいくつか買って飲み比べしてみてね!

また、せっかく買ったのにワインオープナーが無くて開けられない!ということがないようにしておこう(笑)
電動のオープナーだと慣れていない人でも失敗せずに開けられるからオススメだよ。

イタリアのおすすめ赤ワイン(ヴィーノ・ロッソ)

バローロ DOCG/フォンタナフレッダ(Barolo/Fontanafredda)

バローロは「ワインの王」とも称される赤ワインだ。バローロDOCGはピエモンテ州でのみ造られている。
フォンタナフレッダ社はヨーロピアン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたことがある名門で、伝統的なバローロ造りの第一人者だ。

このバローロは干したバラやスミレ、チェリー、タバコ、スパイスなどの香りが楽しめる辛口の赤ワインで、誕生日や記念日など特別なオケージョンにぴったりだ。肉やチーズと相性抜群だよ。
誰かと一緒に飲むのもいいし、一人でまったり楽しむのもオツなものだろう。

また世界的に有名なイタリアワインだから、イタリア旅行のお土産としてもオススメだよ!

生産地ピエモンテ(Piemonte)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% ネッビオーロ
アルコール度数14.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理パスタ、肉料理、チーズ、チョコレート

バルバレスコ DOCG /ガヤ(Barbaresco/Gaja)

バルバレスコは100%ネッビオーロで造られる赤ワインで、こちらもピエモンテ州で生産されている。
上述のバローロは「ワインの王」と称される一方で、バルバレスコは「ワインの女王」と呼ばれているんだ。

ガヤのバルバレスコは高級ワインで、最上級のバルバレスコを造っている。
3,000円ほどの安価なバルバレスコもあるが、ガヤのバルバレスコとは天と地の差だよ。

バルバレスコは力強く、なめらかな口当たりの繊細な赤ワインだ。チェリーやトリュフ、フェンネル、カンゾウなどのアロマが楽しめる。
最低24か月熟成され、そのうち9か月はオーク樽で熟成される。バルバレスコを造るのは大変だね!

かなり値が張る高級ワインだから、日常的に飲むワインには向かないだろう。特別な日に飲んだり、おもてなしとしてふるまうのにオススメだ。

またワイン好きな人にイタリア旅行のお土産として渡すと、喜ばれること間違いなしだ!感動して泣いちゃうかもね(笑)

生産地ピエモンテ(Piemonte)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% ネッビオーロ
アルコール度数14.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、パスタ、リゾット、チーズ、トリュフ

キアンティクラッシコDOCG/フォントディ(Chianti Classico/Fontodi)

キアンティ クラッシコはイタリア料理と合わせるために生まれたようなワインだ!トスカーナ州で生産されるワインの中で一番人気がある。
ちなみにキアンティは「キャンティ」と表記されることもあるみたいだ。

キアンティ クラッシコの最低熟成期間は11か月で、最低12度のアルコール度数が基準だ。

このフォントディのキアンティ クラッシコは明るいルビーレッドの色合いと複雑な香りが特徴的で、スミレやベリー類の赤い果実を連想させるような香りだ。

このワインを試すときは、ぜひ大ぶりのワイングラスで飲んでみてね。一番おいしい飲み方だ。
最高品質DOCG認定のワインだけど、そこそこのお値段で買えるのがGoodだ。

もしどれを買えばいいか分からない!と思っているなら、キャンティがオススメだよ。

生産地トスカーナ(Toscana)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% サンジョヴェーゼ
アルコール度数14.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理肉料理、パスタ、チーズ、サラミ

ルーチェ ブルネッロ ディ モンタルチーノDOCG/フレスコバルディ(Luce Brunello di Montalcino/Frescobaldi)

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのより高級でハイランクなラインがルーチェだ。フレスコバルディが生産している。

このワインはトスカーナ州の産地モンタルチーノで最上のブルネッロという評価を受けている。
もしイタリア旅行に行く機会があったら、ぜひこのモンタルチーノを訪れてみてほしい。中世の面影を残す丘の上の町で、本当にすばらしいんだ!

桁外れに強いアロマと力強いタンニンを持ち合わせた赤ワインで、洗練された奥行のある味わいを楽しめる。
ルーチェはけっこう高いけれど、ハイオクオリティな高級ワインとしては妥当な値段だろう。

記念日や誕生日などの特別な機会や、大切な人へのお土産にもオススメのワインだよ。

生産地トスカーナ(Toscana)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% サンジョヴェーゼ
アルコール度数15.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ

カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルッツォ DOC/ファルネーゼ(Casale Vecchio Montepulciano d`Abruzzo/Farnese)

モンテプルチアーノ・ダブルッツォの産地は中央イタリアのアブルッツォ州で、農場や国立公園などで有名な場所だ。

モンテプルチアーノ・ダブルッツォはカジュアルな場でも特別な機会でも楽しめる一品だ。
香り高く、チェリーやドライフルーツなどのアロマが感じられる。

飲みやすいし、値段も安価でコスパが良い。肉料理に合わせたり、バーベキューに持参するのもオススメだよ。

生産地アブルッツォ(Abruzzo)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% モンテプルチアーノ
アルコール度数13.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理肉料理、BBQ、サラミ、熟成チーズ

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ DOCG/ルイジ・リゲッティ(Amarone della Valpolicella Classico/Luigi Righetti)

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラは濃厚で辛口の赤ワインだ。

陰干し(パッシート)した糖度の高いブドウを使ってワインを造るので、より飲みごたえのあるワインに仕上がっている。

このような製法で造ることによって、15%という高いアルコール度数や個性的な強く甘い香りが楽しめる。またタバコや赤い果実のフレーバーも感じられる。

パルミジャーノをはじめとする熟成チーズや肉料理と相性抜群だ。

生産地ヴェネト(Veneto)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ
アルコール度数15.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ、パルメザン

ガルダ メルロー DOC/ラ・プレンディーナ(Garda Merlot/La Prendina)

僕はメルローが大好きで、父も常にメルローのボトルを常備しているんだ。
メルローは日常的に飲めるカジュアルな赤ワインで、安価だけどおいしいからコスパ抜群だ。

明るく美しい赤色のワインで、赤い果実のアロマを持ち合わせている。
ほんのり甘いので、女性でも飲みやすい赤ワインだ。

生産地ヴェネト(Veneto)
格付けD.O.C.
ブドウ品種90% メルロ、10%カベルネソーヴィニヨン
アルコール度数13.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ、サラミ

ピノ・ネーロ DOC/サン ミケーレ アッピアーノ(Pinot Nero/San Michele Appiano)

ピノ・ネーロは、北イタリアの世界遺産であるドロミテ山脈の近くで造られている赤ワインだ。
製造過程や品質の高さから、世界的にも高い評価を受けている。小樽で12か月間熟成される。

サン ミケーレ アッピアーノ(ボトル表記はSt. Michael-Eppan)はピノ・ネーロの第一人者で、ワイナリーの建物はまるでお城みたいなんだ!

ルビーのような赤色のワインで、チェリーやベリー類の赤い果実のアロマがすばらしい一品だ。
肉料理とよく合うワインだけど、単体で飲んでもおいしいよ。

生産地トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ピノ・ネーロ
アルコール度数13.5%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ

サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ リゼルヴァDOC/リオーネ デイ ドージ(Sangiovese di Romagna Riserva/Rione Dei Dogi)

こちらは日常的に飲むのにぴったりのワインで、安くておいしいからコスパ最高だ。

サンジョヴェーゼはカジュアルな赤ワインで、友達や家族とおしゃべりしながら食卓を囲むには最高のチョイスだ。

タンニンの渋みと酸味のバランスが絶妙で、ドライフルーツのアロマも楽しめる。

リーズナブルで飲みやすい一品だ!

生産地エミリア・ロマーニャ(Emilia Romagna)
格付けD.O.C.
ブドウ品種サンジョヴェーゼ
アルコール度数13.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ

カベルネ・ソーヴィニヨンDOC/ロレダン・ガスパリーニ(Cabernet Sauvignon /Loredan Gasparini)

このワインはベネチアを首都に持つヴェネト州(僕の故郷!)で造られている。
ヴェネト州のレストランで地ワインを注文したら、このカベルネ・ソーヴィニヨンが出てくるだろう。

生産者のロレダン・ガスパリーニ社はベネチアから50kmほどの場所にある、ワイン生産の歴史が深い「モンテッロ」に位置している。
そこでは高品質のワインのみ造られているんだ!

カベルネ・ソーヴィニヨンは深みのある濃い赤色のワインで、タンニンの渋みと酸味のバランスがすばらしい。香りはモンテッロの秋を連想させる。
サラミやハム、熟成チーズと相性抜群だよ。

生産地ヴェネト(Veneto)
格付けD.O.C.
ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度数13.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ、サラミ

ランゲ ネッビオーロ DOC/カッシーナ キッコ(Langhe Nebbiolo/Cascina Chicco)

ピエモンテ州はバローロをはじめとする高級ワインでよく知られている。
でもこのネッビオーロのような、リーズナブルな価格だけど質が良い赤ワインも造っているんだ。

ネッビオーロは砂混じりの粘土質土壌で育つブドウで、このワインが製造されているランゲの特産だ。
ワインはステンレスタンクやオーク樽で熟成される。

ネッビオーロはお手頃価格の上質なワインで、キノコ料理とよく合う。ぜひキノコリゾットを食べるときに飲んでみてね!
このワインはコスパも抜群だ。

生産地ピエモンテ(Piemonte)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ネッビオーロ
アルコール度数14.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、リゾット、チーズ

プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア/ポッジョ レ ヴォルピ(Primitivo Di Manduria/Poggio Le Volpi)

プリミティーヴォは南イタリアでもっとも有名なワインの一つだ。

ルビーのように美しく輝く赤色で、タンニンが豊富な重厚な味わいの赤ワインだ。
アルコール度数も14%と高い!週末に飲むにはいいかもしれないけれど、平日に飲むのはやめた方がいいかもね(笑)

コスパもすごく良いよ。ぜひパスタと一緒に味わってみて。

生産地プーリア(Puglia)
格付けD.O.P.
ブドウ品種プリミティーヴォ
アルコール度数14.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、パスタ

ネロ・ダヴォラ シチリア DOC/ロッカ(Nero D`Avola Sicilia/Rocca)

ネロ・ダヴォラ は南イタリアにあるシチリア島でNo.1と言うべきワインだ。
シチリア人たちの活き活きとした生活を感じさせるような味わいを持っている。

紫色のニュアンスを持つ美しい赤色で、甘いフルーティーな味だから女性にも人気だ。

飲みやすいしコスパも良いから、日常的に飲むのにオススメだよ。

生産地シチリア(Sicilia)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ネロ・ダヴォラ
アルコール度数13.5%
ボディフルボディ
おすすめの料理肉料理、熟成チーズ

イタリアのおすすめ白ワイン(ヴィーノ・ビアンコ)

シルミアン ピノ・ビアンコ DOC/ナルス マルグライド(Sirmian Pinot Bianco/ Nals Margreid)

シルミアン ピノ・ビアンコはイタリアのグルメ情報誌「ガンベロロッソ」で年間最優秀白ワインを受賞したことがある白ワインだ。

生産者のナルス マルグライドにとって、すごく栄誉ある賞だよね!
ピノ・ビアンコはエレガントで繊細な味わいの白ワインだ。辛口で酸味があり、リンゴやトロピカルフルーツのアロマを持ち合わせている。

魚介料理と相性最高だ。ぜひ試してみてね!

生産地トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ピノビアンコ
アルコール度数13.0%
ボディフルボディ
おすすめの料理魚介料理、チーズ、サラミ

ヴァルダディジェ ピノ・グリージョ DOC/サンタ・マルゲリータ(Valdadige Pinot Grigio/Santa Margherita)

サンタ・マルゲリータワイナリーは、イタリアで初めてピンク色のピノ・グリージョというブドウを使って白ワインを造った会社だ。
この有名な白ワインのパイオニアになってくれて本当にありがとう!という気持ちだよ。

このワインは20年連続でアメリカのレストランが選ぶピノ・グリージョNo.1に選ばれている。
ピノ・グリージョは辛口で麦わらのような色味の白ワインだ。ゴールデン・デリシャス・アップルのフレーバーを持ち合わせており、すごく味わい深い。

魚介料理やイタリアンの前菜とよく合うよ!

生産地トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ピノ・グリージョ
アルコール度数12.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理魚介料理、前菜

モンテオーロ ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ スペリオーレDOCG/ セッラ&モスカ(Monteoro Vermentino Di Gallura Superiore/Sella&Mosca)

こちらは美しいサルデーニャ島で誕生したスペシャルな白ワインだ!
イタリアのグルメ情報誌「ガンベロロッソ」の最高賞トレビッキエリ&コスパを何度も受賞している。

もしすばらしいヴェルメンティーノを探しているなら、こちらを試してみてほしい。
コクがある辛口の白ワインで、明るい麦わら色だ。ほどよい酸味とかんきつ類のフレーバーも感じられる。

新鮮な魚介料理と一緒に飲みたい一品だ。
けっこうアルコール度数が高いから、飲み過ぎないように気をつけてね!

生産地サルデーニャ(Sardegna)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% ヴェルメンティーノ
アルコール度数13.5%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理魚介料理

ガヴィ DOCG/フラテッリ ジャコーザ(Gavi/Fratelli Giacosa)

ガヴィは辛口の白ワインで、北イタリア・ピエモンテ州アレッサンドリアの土着品種であるコルテーゼ100%で作られている。

エレガントな味わいのミディアムボディで、スッキリとした酸味と果実のコクがある。
サラダや魚介料理と合わせたり、食前酒として飲んでもいいだろう。

最高品質のDOCG認定だけど、お手頃価格でコスパ最高だ!

生産地ピエモンテ(Piemonte)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% コルテーゼ
アルコール度数11.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理魚介料理、食前酒、サラダ

トレッビアーノ ダブルッツォ DOC/ヴァッレ レアレ(Trebbiano D’abruzzo/Valle Reale)

トレッビアーノ ダブルッツォは清々しい香りとミネラルに富む白ワインだ。グルメ情報誌「ガンベロロッソ」で最高賞を受賞したこともある名品だよ。

生産者のヴァッレ レアレは、中央イタリアの美しいポポリ国立公園にあるワイナリーで、大自然に囲まれている。

トレッビアーノはすごく飲みやすいワインだから、ハッピーな気分でぐいぐい飲めるだろう。
格安ではないけれど決して高くもないし、品質の高さを考慮とすごくお得だ。

こちらも魚介料理や塩気のあるチーズ、ハムなどと相性抜群だ。

生産地アブルッツォ(Abruzzo)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% コルテーゼ
アルコール度数12.5%
ボディフルボディ
おすすめの料理魚介料理、チーズ、ハム

イタリアのおすすめスパークリングワイン(ヴィーノ・スプマンテ)

ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・アマービレ DOC/ガヴィオリ(Lambrusco Grasparossa di Castelvetro Amabile/Gavioli)

この過小評価されているランブルスコ・グラスパロッサは、僕のお気に入りの赤微炭酸ワインだ。

かなり昔、僕の弟がエミリア・ロマーニャに旅行に行った際にお土産として12ボトルを持って帰ってきたんだけど、すごく気に入ってすぐになくなっちゃったよ!

このカヴィオリのランブルスコは微炭酸入りでやや甘口だ。ルビーのような色合いで、赤い果実やスパイスのアロマが楽しめる。
すごくおいしいしハッピーな気分になれるワインで、女性にも人気が高い。

ぐいぐい飲めちゃうから、酔っぱらわないように気をつけてね!値段もお手頃でコスパ抜群だ。

生産地エミリア・ロマーニャ(Emilia Romagna)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% ランブルスコ
アルコール度数11.5%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理ラザニア、パスタ、パルメザンチーズ

プロセッコ DOC/ミオネット プレステージ コレクション(Prosecco/Mionetto Prestige Collection)

プロセッコはイタリア版シャンパンのようなものだけど、シャンパンよりもずっとリーズナブルだ!世界三大スパークリングワインの一つだよ。
ベネチアから50kmほどの場所にあるトレヴィゾという街で造られている。

プロセッコは白のスパークリングワインで、イタリアでは食前酒としてよく飲むんだ。
ベネチアで友達と集まるときは、よく「プロセッコでも飲みに行こう」と言ったものだよ。

プロセッコは辛口で、スッキリとした酸味とほのかな甘み、リンゴなどのふくよかなフルーツのアロマが感じられる。泡がきめ細かくて口当たりも最高だ。
カクテルにもよく使われていて、代表的なのがベッリーニやアペロールスプリッツだ。

落ち込んでいるときにプロセッコを飲んだら気分が上がること間違いなしだから、ぜひ試してみてね(笑)

生産地ヴェネト(Veneto)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% グレーラ
アルコール度数11.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理前菜、サラミ、パルメザンチーズ

フェッラーリ ブリュット DOC/フェッラーリ(Ferrari Brut/ Ferrari)

フェッラーリ ブリュットは高級な白スパークリングワインで、100%シャルドネで造られている。
イタリアで一番有名なスプマンテ(スパークリングワイン)だ。国際的なイベントでも利用されていて、世界各国のVIPをもてなしてきた名品だよ。

このワインは緑色の輝きを持つ麦わら色で、ゴールデン・デリシャス・アップルや野の花の香りを感じさせる。
食前酒としてもぴったりだし、魚介料理とも相性抜群だ。

イタリア人がフェッラーリ ブリュットを開けるときは、ラグジュアリーなパーティーが始まるときだ!
僕たちをワクワクさせてくれるようなワインで、特別な一日を演出してくれる。

生産地トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino Alto Adige)
格付けD.O.C.
ブドウ品種100% シャルドネ
アルコール度数12.5%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理前菜、魚介料理、カルパッチョ

シャンドル モスカート ダスティDOCG /バンフィ(Sciandor Moscato D`Asti/Banfi)

最後に、このアルコール度数が低い甘口のワインをご紹介しよう。強くなくて飲みやすいことから、女性に大人気だ。

モスカートはなめらかで軽い白スパークリングワインで、りんごやピーチのような果実やハチミツのフルーティーなフレーバーを持ち合わせている。
ケーキなどのスイーツと一緒に楽しみたいデザートワインだ。

甘くて飲みやすいスパークリングワインを探しているなら、ぜひこちらを試してみてね。

生産地ピエモンテ(Piemonte)
格付けD.O.C.G.
ブドウ品種100% モスカート
アルコール度数5.0%
ボディミディアムボディ
おすすめの料理デザート、スイーツ

まとめ

この記事を書いてみて、イタリアワインの多様性に改めて驚かされたよ。数が多すぎて、この22選を選ぶのは本当に大変だった。

日本のお店や通販で購入できるものばかりだから、ぜひいくつか買って飲み比べてみて、君のお気に入りを見つけてね。
それでは、イタリアワインを楽しんで!

最後に、下表にイタリアワインのおすすめ一覧をまとめているよ。

イタリアのおすすめワイン一覧表

ワインの名前値段格付け特徴
赤ワイン
バローロ/フォンタナフレッダ3,605円~DOCGバローロは「ワインの王」と称される最高品質のワイン。
バルバレスコ/ガヤ26,400円~DOCGバローロと並ぶ最高級ワイン。「ワインの女王」と称される。
キアンティ クラッシコ/フォントディ2,024円~DOCGキアンティはトスカーナ州で一番人気のワイン。コスパも良い。
ルーチェ ブルネッロ ディ モンタルチーノ/フレスコバルディ16,500円~DOCGモンタルチーノで最上のブルネッロという評価を受けている。
カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルッツォ/ファルネーゼ1,936円~DOCコスパ抜群の飲みやすいワイン。濃厚かつエレガントな味。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ/ルイジ・リゲッティ3,410円~DOCG濃厚で辛口の赤ワイン。陰干しした糖度の高いブドウを使うのが特徴的。
ガルダ メルロー/ラ・プレンディーナ1,364円~DOC安価でコスパ抜群。ほんのり甘く女性でも飲みやすい。
ピノ・ネーロ/サン ミケーレ アッピアーノ2,068円~DOC華やかな果実味がある上品なワイン。国際的に高く評価されている。
サンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ リゼルヴァ/リオーネ デイ ドージ732円~DOC安くておいしい日常的に飲むのにぴったりのワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨン/ロレダン・ガスパリーニ1,826円~DOCタンニンの渋みと酸味のバランスが絶妙な辛口ワイン。
ランゲ ネッビオーロ/カッシーナ キッコ1,344円~DOCお手頃価格だが上質でコスパ抜群。ふくよかな果実味がある。
プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア/ポッジョ レ ヴォルピ1,232円~DOPタンニンが豊富で濃厚な味わい。コスパ最高。
ネロ・ダヴォラ シチリア/ロッカ1,298円~DOCシチリア島のNo.1ワイン。甘いフルーティーな味で女性にもオススメ。
白ワイン
シルミアン ピノ・ビアンコ/ナルス マルグライド3,152円~DOCイタリアのグルメ情報誌で年間最優秀白ワインを受賞したワイン。
ヴァルダディジェ ピノ・グリージョ/サンタ・マルゲリータ1,848円~DOC20年連続でアメリカのレストランが選ぶピノ・グリージョNo.1に選出。
モンテオーロ ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ スペリオーレ 1,518円~DOCGイタリアのグルメ情報誌で最高賞トレビッキエリ&コスパを何度も受賞。
ガヴィ/フラテッリ ジャコーザ1,069円~DOCGスッキリした酸味と果実のコクがある上品な味わい。高コスパ。
トレッビアーノ ダブルッツォ/ヴァッレ レアレ807円~DOCイタリアのグルメ情報誌で最高賞を受賞したことがある名品。
スパークリングワイン
ランブルスコ・グラスパロッサ/ガヴィオリ704円~DOC微炭酸でやや甘口の赤ワインで、飲みやすく女性にも人気。
プロセッコ/ミオネット プレステージ コレクション1,592円~DOCプロセッコはシャンパンと並ぶ世界三大スパークリングワインの一つ。
フェッラーリ ブリュット /フェッラーリ2,200円~DOCイタリアで一番有名なスパークリングワイン。国際的なイベントでもよく利用される。
シャンドル モスカート ダスティ/バンフィ1,190円~DOCG甘くてアルコール度が低いデザートワイン。女性に大人気。

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