成田空港・東京駅間のバスが1000円ちょっと!所要時間・乗り場・予約詳細
成田空港~東京駅間を格安で移動するには、1,000円(→1,300円に改定)で乗れるシャトルバスが断然オススメです!
安いし、所要時間は電車と大きく変わらないし、大きな荷物もトランクに預けることができるのでとっても便利。
でも成田空港から出ている格安シャトルバスと一口に言っても「どのバスがいいの?」「所要時間や乗り場は?」「チケットの購入方法は?」など疑問がたくさんでてきますよね。
私自身も今回初めて東京~成田空港間のシャトルバスを利用したので、わからないことがたくさんありました。
この記事では私の体験をもとに、成田空港~東京間の格安シャトルバスの比較や所要時間、乗り場、料金、チケットの購入方法などについて詳しくご紹介したいと思います。
※2021年3月1日(月)から運賃が1,000円→1,300円に改定されました。
1. THEアクセス成田と東京シャトルが「エアポートバス東京・成田」に統合!
2. 成田空港シャトルバスの所要時間は?
3. エアポートバス東京・成田の乗り場について
4. チケットの予約・購入方法は?予約なしでも乗れる?
5. エアポートバス東京・成田はどんな人にオススメ?
6. アクセス成田(現エアポートバス東京・成田)の乗車体験レポート
7. 番外編:エアポートリムジンについて
8. まとめ
THEアクセス成田と東京シャトルが「エアポートバス東京・成田」に統合!
成田空港と東京駅の間を運行する格安シャトルバスは、以前は「THEアクセス成田」と京成バス運行の「東京シャトル」の2種類がありました。
現在は上記二つが統合し「エアポートバス東京・成田(AIRPORT BUS TYO-NRT)」に生まれ変わっています。まずは下表で詳細を確認してくださいね。
※別にリムジンバスもありますが、リムジンバスは1,000円じゃないので最後に番外編としてご紹介します!
料金 | |
通常料金 | |
小人料金 | |
早朝・深夜料金 | ※早朝・深夜:23:00~4:59発 |
事前予約割引 | なし ※当面の間は予約不可 |
身障者割引 | 5割引 ※障害者手帳や証明書の提示が必要 |
停車駅・時間・スケジュール | |
停車駅 | 成田空港・東京駅・銀座駅・鍛冶橋駐車場・東雲車庫・東雲イオン・大江戸温泉物語・成田空港近隣ホテル ※22/11/16~成田空港近隣ホテル行きは運休 |
所要時間 | 東京駅⇔成田空港:約60分~70分 ※ターミナルによって変わる |
運行間隔 | 10~30分ごと(時間帯による) |
始発(東京駅発→成田空港着) | 5:00発、6:02~6:10着※ |
始発(成田空港発→東京駅着) | 7:30~7:40発、9:08着※ |
最終(東京駅発→成田空港着) | 19:30発、20:32~20:40着※ |
最終(成田空港発→東京駅着) | 23:20~23:30発、0:38着※ →23:00~4:59発は深夜運賃 |
時刻表 | 最新の時刻表については公式サイト時刻表で確認してください。 |
チケット購入方法 | |
現地購入 | 可能 |
予約 | 当面の間は予約不可 |
設備 | |
車内トイレ | 一部の車両はトイレあり |
車内wi-fi | あり |
荷物規程 | スーツケース1つ程度(3辺の合計が158cm以内)まで。スキー板やサーフボード等、長さのある荷物は不可 |
※ターミナルによって発車・到着時間が5~10分ほど前後します。
成田空港シャトルバスの所要時間は?
東京駅から成田空港行きのシャトルバスの所要時間は時間帯やターミナルによって多少異なりますが、約60分~70分となっています。
私が以前アクセス成田の14:30発のバスに乗った際は、第1ターミナルまで60分で着きました。
ちなみに、
・鉄道スカイライナーだと東京駅ではなく日暮里まで約40分で2,470円
なのでシャトルバスの方が全然格安だし、所要時間もそんな変わらないですね。
エアポートバス東京・成田のターミナルごとの所要時間
エアポートバス東京・成田のターミナルごとの所要時間は以下の通りです。
・東京駅→成田空港第2ターミナル着:約65分
・東京駅→成田空港第1ターミナル着:約70分
遅延することはある?
高速バスなので、道が渋滞していれば遅延することもあります。ただスタッフの方に聞いたところ、たいていは時間通りに着くそうです。
でもバスが遅延したからといって飛行機は待ってくれないので必ず時間に余裕を持ってバスに乗るようにしましょう!
エアポートバス東京・成田の乗り場について
それでは、成田空港と東京駅のバス乗り場について解説しましょう。
成田空港の乗り場
エアポートバス東京・成田の成田空港の乗り場は以下の通りです。
・第2ターミナル北口:
・第2ターミナル南口:
・第3ターミナル:5番乗り場
※当面の間、第1ターミナルと第2ターミナルの乗り場が変更になっています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
成田空港第1ターミナルの地図。当面の間、31番→7番乗り場に変更となっています。
第2ターミナルのエアポートバス乗り場案内図。2番・19番から6番に変更となっています。
第3ターミナルのエアポートバス乗り場案内図
東京駅の乗り場
エアポートバス東京・成田の東京駅の乗り場は、JR東京駅・八重洲南口高速バス乗り場の7番・8番。東京駅の目の前です。
旧アクセス成田の乗り場は7番だったので、同じ乗り場を利用しています。
下の地図のバスアイコンの位置にあります。
東京駅での降車駅
エアポートバス東京・成田の成田空港→東京駅着の降車駅は、「JR東京駅日本橋口」です。
旧アクセス成田の降車駅は八重洲中央口から道を渡ったところにあったので駅まで少々歩く必要がありましたが、JR東京駅日本橋口は東京駅の目の前なのでよりアクセス良好になりました。
チケットの予約・購入方法は?予約なしでも乗れる?
エアポートバス東京・成田のチケット予約・購入方法は東京駅から乗る場合と成田空港から乗る場合で変わってきます。
・成田空港から乗る場合:成田空港内で乗車券を購入
このようにチケット購入方法が違うので、順に説明していきます。
東京駅→成田空港のチケット購入方法
東京駅→成田空港に行くバスは、現在は全便自由席となっています。
東京駅から出発する場合や東雲イオン前/東雲車庫/銀座駅から出発する場合のチケット購入方法は以下の通りです。
・①東雲イオン前/東雲車庫/銀座駅→成田空港行き ②銀座駅・東京駅→成田空港近隣ホテル行きの場合:乗車の際に現金または交通系ICカードで支払い
コロナ禍前は予約を受け付けていたのでネット予約もできましたが、2024年現在も公式サイトを見てみると「当面の間は予約不可」と記載されているのでまだ予約は再開されていないようです。
成田空港→東京駅のチケット購入方法
成田空港→東京駅に行くバスは全席自由席ですが、時間指定チケットを成田空港で購入する必要があります。
成田空港第3ターミナル発7:30~22:45の便までは、乗車券カウンターで時間指定の乗車券を購入する必要があります。
上記以外の便は直接乗り場で乗車の際に、現金または交通系ICカードにて運賃を支払うことができます。
成田空港のバス乗車券チケットカウンターで、エアポートバス東京・成田のチケットが買えます。
予約なしでもすぐに乗れる?混雑するの?
立ち乗りはできないので、利用者の数によっては1本見送らないといけない場合もあり得ます。
1本見送っても大丈夫ぐらいの時間に来ることをオススメします。
バスの係り員の方にお話を伺ったところ、特に混雑する時間帯はフライトが多い朝、12~15時頃、夕方~夜とのことです。
フライトを逃したら大変なので、また予約できるようになった際は成田空港行きのバスは事前に予約することをオススメします。
キャンセル・変更はできる?
上述のように現在は予約不可ですが予約可能だった頃は、予約便の始発バス停発車時刻の1時間前までキャンセル可能となっていました。
キャンセルは予約サイトに応じて、所定の手数料が必要となります。
変更については予約サイトや支払い方法によって扱いが変わります。
変更できない場合もあるので、その際は一度キャンセルして予約し直さないといけません。
予約して乗り遅れたらどうなるの?
予約していた時間のバスに乗り遅れた場合はチケットが無効になり、次の便のチケットを再度購入する必要があります。
次の便に席が空いていたとしてもチケットの再利用はできないので、料金が二重にかかってしまいます。
乗り遅れないように気をつけましょう!
エアポートバス東京・成田はどんな人にオススメ?
エアポートバスは成田空港にとにかく安く行きたい!
という人にオススメの交通機関です。東京駅⇔成田空港間について他の交通機関と比較すると、
・エアポートリムジンバス:料金2,800円、所要時間約70分
・鉄道成田エクスプレス:料金3,070円(普通車)、所要時間約60分
・鉄道スカイライナー: 料金2,570円、日暮里まで所要時間約40分
なので、エアポートバスが一番安いし所要時間もほぼ最速クラスです。成田空港に行くのに一番コスパがいい方法だと思います。
ただ新宿や池袋、渋谷を含む他のエリアからバスに乗りたいなら、幅広いエリアに停留所があるリムジンバスの方が便利でしょう。
予約できるという点もリムジンバスの利点です。
またスーツケースが2個以上ある場合はエアポートバスに乗れないので、その場合は鉄道やリムジンバスを使ってくださいね。
最後に、バスだと渋滞や事故などで遅れる場合もあるので、それが心配な人は鉄道がいいでしょう。
スタッフの方いわく遅延はめったにないそうですが、絶対ではありません。
アクセス成田(現エアポートバス東京・成田)の乗車体験レポート
私自身が「THEアクセス成田」に乗った際の体験レポートをご紹介したいと思います。
上述のように「THEアクセス成田」と「東京シャトル」が統合してエアポートバスになりました。
現行のエアポートバスはTHEアクセス成田と所要時間がほぼ同じだし、車両はアクセス成田や東京シャトルのものを再利用しているので、乗り心地とかも変わらないと思います。
乗り場
アクセス成田のバス乗り場はJR東京駅・八重洲南口の7番乗り場で、エアポートバス東京・成田の乗り場と同じです。
八重洲南口のバスの案内板に従って歩くと簡単に着きました。
バス乗り場の正面には待合室があるし、マクドナルドやスタバからすぐなので、早く着いても時間をつぶすことができます。
少し歩けばグルメ街やお土産屋さんもあるので、少し早めに来てランチやお土産探しをするのも良さそうです。
待合室にはコインロッカーやトイレも併設されていて、荷物を預けることもできますよ。
八重洲南口のバス乗り場の標識に従って歩きましょう!マクドナルドの目の前ぐらいに高速バス乗り場があります。
案内板に従って行けば簡単です。
この建物の中にバスのきっぷ売り場やトイレ付きの待合室、ロッカーなどがあります。
中の電光掲示板で時刻も見れます!
7番乗り場には少し人が並んでましたが、平日ということもあってそんなに多くはなかったです。
14:30のバスに乗車しましたが、並んでいた人は全員バスに乗ることができました。
大きな荷物を持っているお客さんはトランクに荷物を預けてからバスに乗っていきます。
バスの車内
私が乗車した際は運転手さんに現金で支払えたのでそうしました(※2024年現在はJR高速バスきっぷ売り場でチケットを購入しないといけません)。
かなり席が空いていて、中には1人で2席使っている人もいましたよ。
車内は2列×2列で、真ん中に通路があるタイプです。席はゆったりめですごく快適。
トイレは一番後ろにあります。
バスは東京駅を発車した後すぐに高速に乗り、あとは成田空港に向かうのみ。
ほぼずっと高速なので渋滞にはまることは余りなさそうです。事故とかあったら別ですが。
道中は快適すぎてぐっすり眠ってしまい、気が付いたらもう成田空港でした(笑)
第2ターミナル2番(北)→第2ターミナル17番(南)→第1ターミナル15番→第3ターミナルの順に回ります(エアポートバス東京・成田は第3→第2→第1の順)。
私は国内線なので第1ターミナルで降りました。
結局、60分ちょっきりぐらいで到着しました。時間通りですね。
注意点
最後に、エアポートバス東京・成田に乗る上での注意点をまとめました!
時間に余裕を持って行く
と時間帯によっては満席で乗れない!という場合もあるので、早め早めに行動しましょう。
1本逃しても大丈夫ぐらいの時間に来ましょう。
特に予約受付が再開されたら、成田空港行きのバスは絶対に予約した方がいいです。
また成田空港は大きな空港で利用者も多いので保安検査場でのセキュリティチェックも行列ができてたりしてかなり並ぶことがあるし、出発ゲートから飛行機への移動もバスを使ったりして時間がかかる場合があります。
私は福岡在住でよく利用するのが福岡空港なんですが、福岡空港は成田と比べて小さいので上記のことを失念していてフライトを逃すところでした。
保安検査場の行列に並んで「ヤバイ…間に合わん…」とヒヤヒヤしていたら、ピーチの添乗員さんが「〇〇便の福岡行きのお客様いらっしゃいませんかー!?」と呼びに来て行列を飛ばさせてくれて、なんとか飛行機に乗れました。
毎回呼びに来てくれるわけではないと思うので皆さんは気をつけてくださいね!
ターミナルを事前に確認しておく
国際線・国内線や航空会社によって空港のターミナルが異なります。
航空券予約の確認メールなどにどのターミナルから出発か必ず書いてあるので、事前に確認して降車のターミナルを間違えないようにしましょう。
また第2ターミナルは北と南の2つのバス降車駅があるので、どちらの方が便利か確認しておいた方がいいです。
トイレは事前に済ませておく
車両によってトイレがあるバスと無いバスがあるので、事前に済ませておきましょう。
パスポートは手持ち荷物に入れておく
パスポートはトランクに預ける荷物には入れずに、必ず手荷物に入れておいてください。
パスポートだけでなく、貴重品は全て手荷物に入れて管理しましょう。
番外編:エアポートリムジンについて
ここまで格安シャトルバスのエアポートバス東京・成田についてお話ししましたが、実はもう一つ「リムジンバス(エアポートリムジン)」というバスもあるんです。
こちらもさらっとご紹介したいと思います。
リムジンバス(エアポートリムジン)
リムジンバスの詳細はなんと言っても、成田空港・羽田空港と都心の主要ターミナル駅・ホテル間を中心に1日約1,200便運航されているという、幅広いカバー力です。
成田空港行きも羽田空港や新宿駅、銀座駅、池袋駅を含む多くのエリアから出ているので、東京駅や銀座駅まで行かずに、成田空港に直行することができます。
リムジンバスの詳細は以下の通り。
・所要時間(東京駅⇔成田空港):約80分
・停留所:東京駅、羽田空港、新宿、銀座、日比谷、六本木、池袋などその他多数
東京駅や銀座駅が不便という方は、リムジンバスの利用を検討してみてくださいね。
こちらは予約ができるので、予約して確実に希望の時間のバスに乗りたい!という人にもオススメです。
乗り場については公式サイトをご参考に。
成田空港のリムジンバスチケットカウンターは、京成バスチケットカウンターの隣にあります。
有楽町シャトルについて
以前は東京駅鍛冶橋駐車場~成田空港第2ターミナル間を運行する「有楽町シャトル」というバスもありましたが、こちらは現在エアポートバス東京・成田に統合されています。
まとめ:成田空港・東京駅間のバスが1000円ちょっと!所要時間・乗り場・予約詳細
この記事では成田空港~東京駅間の格安バスについて書きました。
成田空港は都心から少し離れているので移動方法を悩んでしまいますが、色々比べてみて自分にとって一番便利な方法を選んでくださいね。
ちなみに、東京行きの飛行機の予約はExpediaやスカイスキャナーがオススメです。
格安で国内航空券を予約する方法については「格安国内航空券の予約サイトのおすすめ!人気サイト7選を徹底比較しました」の記事にまとめています。
東京の関連記事はこちら↓↓
東京スカイツリーの記事はこちら↓↓
今まで第3ターミナルからの乗車はsuicaや現金が可能できましたが、現在では第3ターミナル内で乗車券を購入しなければ乗れません。関西空港からの最終便jet starで到着後このバスに乗車拒否をされたため成田空港で一泊する羽目に。第一、第二ターミナルからはsuica等は使用可能です。
御坊ちゃまさん
コメントありがとうございます!
それは大変でしたね><
公式サイトで確認してみたんですが、現在は第3ターミナル発7:30~22:45の便までは、カウンターで乗車券を買わないといけないみたいですね。
それ以外の時間帯だとカウンターが閉まるので、乗車の際に現金やICカードで支払えるみたいです。
この旨、記事に反映させていただきました。
貴重な情報をありがとうございます!
今月成田に行くのでこの様な記事を探していました。とてもわかりやすく書かれており助かりました。ありがとうございました^_^
赤ん坊さん
コメントありがとうございます!
お役に立てたのならすごく嬉しいです(*^^*)よい旅を♪