成田空港・東京駅間のバスが1000円以下!所要時間・乗り場・予約詳細
成田空港~東京駅間を格安で移動するには、1,000円以内で行けるシャトルバスが断然オススメです!安いし、鉄道と比べて所要時間は大きく変わらないし、大きな荷物もトランクに預けることができるのでとっても便利。
でも、成田空港から出ている格安シャトルバスっていくつかあるので、「どのバスがいいの?」「所要時間や乗り場は?」「チケットの購入方法は?」など疑問がたくさんでてきますよね。
私自身も今回初めて東京~成田空港間のシャトルバスを利用したので、わからないことがたくさんありました。
この記事では私の体験をもとに、成田空港~東京間の格安シャトルバスの比較や所要時間、乗り場、料金、チケットの購入方法などについて詳しくご紹介したいと思います。
1. THEアクセス成田と東京シャトルの比較
2. 成田空港シャトルバスの所要時間は?
3. THEアクセス成田と東京シャトルの乗り場について
4. チケットの予約・購入方法は?予約なしでも乗れる?
5. どのバスがよりオススメなの?
6. THEアクセス成田の乗車体験レポート
7. 番外編:エアポートリムジンと有楽町シャトルについて
8. まとめ
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THEアクセス成田と東京シャトルの比較
成田空港と東京駅の間を運行する格安シャトルバスは、JRなどが運行する「THEアクセス成田」と京成バス運行の「東京シャトル」の2種類があります。下の表が、この二つのバスの比較表です。主な違いは各種割引があるかどうかと、停車駅、トイレがあるかどうか(大事!)ですね。※印が付いている箇所は下に説明書いてます。
※別にリムジンバス、有楽町シャトルもありますが、リムジンバスは格安じゃないし、有楽町シャトルは第2ターミナルのみ発着なので最後に番外編としてご紹介します!
THEアクセス成田 | 東京シャトル | |
---|---|---|
料金 | ||
通常料金 | 1,000円 | 1,000円 |
小人料金 | 500円 | 500円 |
早朝・深夜料金 | 2,000円※1 | 2,000円※2 |
事前予約割引 | なし | 900円(小人500円) |
往復割引 | なし | なし |
回数券 | なし | 42,800円で1,000円券50枚(1枚あたり856円) |
身障者割引 | なし | 大人450円、小人250円 |
停車駅・時間・スケジュール | ||
停車駅 | 東京駅・銀座・東雲イオン・一部ホテルのエントランス | 東京駅・銀座・大江戸温泉物語・東雲車庫 |
所要時間 | 約65分~80分※3 | 約60分~80分※3 |
運行間隔 | 10~20分ごと※4 | 15~20分ごと※4 |
便数 | 1日142便 | 1日113便 |
始発(東京駅発) | 1:10発、2:15着※3 | 1:30発、2:30着※3 |
始発(成田空港発) | 7:25発、9:05着※3 | 5:55発、7:12着※3 |
最終(東京駅発) | 18:10発、19:15着※3 | 21:00発、22:00着※3 |
最終(成田空港発) | 22:45発、0:05着※3 | 23:10発、0:27着※3 |
時刻表 | 公式サイト時刻表 | 公式サイト時刻表 |
チケット購入方法 | ||
現地購入 | 可能 | 可能 |
ネット予約 | 可能 | 可能 |
楽天トラベル予約 | 不可 | 可能※楽天ポイント利用・取得可能 (楽天トラベル |
コンビニ予約 | 不可 | 可能 |
電話予約 | 可能 | 可能 |
設備 | ||
車内トイレ | 有り | 無し |
車内wi-fi | 有り | 有り |
東京駅待合所 | 有り | 有り |
荷物規程 | スーツケース1つ程度(重さ:20kg程度)まで。スキー板やサーフボード等、長さのある荷物は不可 | スーツケース1個まで |
※1:1:10 発、1:20 発の便のみ2,000円、深夜・早朝便は第一ターミナルに停まらない。1:10発便は女性専用車両。
※2:事前予約で深夜・早朝も900円
※3:ターミナルによって成田発着の時間が多少変わります(詳しくは時刻表のページで確認お願いします。)所要時間詳細は下記セクションで説明有り
※4:深夜・早朝はのぞく
THEアクセス成田と東京シャトルの見た目の違いは?
成田空港だと、THEアクセス成田も東京シャトルもほとんどのターミナルで乗り場が同じなので、見た目の違いも知ってた方が乗るときに分かりやすいと思います。
THEアクセス成田は次の2種類のバスがあります。
・つばめみたいな鳥の絵が描かれている青と白のバス
・「乗り方は簡単!直接バス停にお越し下さい!」と書かれてる青と黄色のバス
鳥の絵が描かれている「THEアクセス成田」のシャトルバス
黄色が目立つ「THEアクセス成田」のシャトルバス
東京シャトルは緑と白のバスで、車体に「Tokyo Shuttle」と書かれてるので分かりやすいです。
東京シャトル。分かりやすい!
THEアクセス成田のターミナルごとの所要時間
・東京駅→第2ターミナル2番(北)着:約65分
・東京駅→第2ターミナル17番(南)着:約70分
・東京駅→第1ターミナル15番着:約75分
・東京駅→第3ターミナル着:約80分
東京シャトルのターミナルごとの所要時間
東京シャトルは銀座駅に停まる便の場合、東京駅→銀座駅→成田空港のルートなので、銀座駅に停まる便は所要時間が少し変わります。(THEアクセス成田は銀座駅→東京駅→成田空港の順です)
・東京駅→第2ターミナル2番(北)着:約60分~75分※銀座駅で停まる便は75分
・東京駅→第2ターミナル17番(南)着:約65分~80分※銀座駅で停まる便は80分
・東京駅→第1ターミナル15番着:約70分~85分※銀座駅で停まる便は85分
・東京駅→第3ターミナル着:約75分~90分※銀座駅で停まる便は90分
遅延することはある?
高速バスなので、道が渋滞していれば遅延することもあります。なお、係り員の方に聞いたところ、たいていは時間通りに着くそうです。
でもバスが遅延したからといって、飛行機は待ってくれないので必ず時間に余裕を持ってバスに乗るようにしましょう!
THEアクセス成田と東京シャトルの乗り場について
成田空港と東京駅の2社のバス乗り場を解説します。成田空港は第3ターミナル以外はバス乗り場が2社とも同じ場所ですが、東京駅では全く異なる場所にあるので注意してください!
チケットの予約・購入方法は?予約なしでも乗れる?
THEアクセス成田と東京シャトルのチケット予約・購入方法はそれぞれ下記のようになっています。
THEアクセス成田:チケットの事前購入は必要ない。車内で購入可能。
東京シャトル:チケットの事前購入が必要
このようにチケット購入方法が違うので、それぞれ順に説明していきます。
THEアクセス成田のチケット購入方法
THEアクセス成田のチケットは、基本的に予約は必要ありません。車内で現金もしくはICカードでの購入が可能です。
インターネットで予約も可能ですが、注意点したいのが東京駅・銀座駅発→成田空港行きのバスのみの予約が可能で、成田空港発のバスは予約ができないということです。
成田空港行きのネット予約の場合は時間の指定が可能です。
予約は公式サイトの予約ページからどうぞ。
東京シャトルのチケット購入方法
東京シャトルは、チケットの事前予約が必要です。チケットの購入方法は下記の通りです。
●東京駅→成田空港
1. インターネット(公式サイト予約ページ)・楽天トラベル・コンビニから事前予約する※楽天トラベルはポイント利用が可能
2. 京成高速バスラウンジにある自動券売機でチケットを購入する
3. 回数券を利用する(事前予約はできない)
東京駅・京成バス3番乗り場にある東京シャトルの券売機
●成田空港→東京駅
1. インターネット(公式サイト予約ページ)・楽天トラベル・コンビニから事前予約する※楽天トラベルはポイント利用が可能
2. 空港の京成バスチケットカウンターでチケットを購入する
3. 回数券を利用する(事前予約はできない)
4. 22時~6時の乗車の場合は、直接バス車内でチケット購入が可能
成田空港のチケットカウンター。左側の京成バスのカウンターで、東京シャトルの当日チケットが買えます。
2日前の23:59までに事前予約した場合は、早割が適用されてチケットの料金が900円になります。
事前予約の場合は、東京駅発であれば時間指定が可能ですが、成田空港発のバスは時間指定ができないので、乗り場の列に並ぶことになります。乗り場の列は予約した人の列と、予約してない人の列に分かれていて、予約者が優先で乗れるようになっています。
事前予約の受付期間は下記のようになっています。
・インターネット予約:乗車日当日の各便東京駅発車1時間前まで。
・楽天トラベルで予約:乗車日の1ヶ月前9:00〜2日前17:00まで。
・コンビニ端末で予約:乗車日 1ヶ月前9:00〜2日前17:00まで (成田空港行きのみ予約可能)
予約なしでもすぐに乗れる?混雑するの?
THEアクセス成田でも東京シャトルでも、予約をしてなかったら1本見送らないといけない場合もあります。バスの係り員の方にお話しを伺ったところ、特に混雑する時間帯はフライトが多い朝、12~15時頃、夕方~夜とのことです。
フライトを見逃したら大変なので、特に成田空港行きのバスは絶対に事前予約することをオススメします。
キャンセル・変更はできる?
キャンセル・変更については次のようになっています。
・THEアクセス成田:乗車時刻の2時間前までネット上でキャンセル可能。乗車時刻2時間前を過ぎてしまうと、全額カードから引き落とされます。また、予約の変更はできないので、キャンセルしてから再予約となります。
・東京シャトル:公式サイトからのクレジットカード購入、楽天トラベル、コンビニ決済によってキャンセル規程が変わります。詳しくは公式サイトの「よくある質問」ページのキャンセルについての項目でご確認ください。
乗り遅れたらどうなるの?
2社とも、予約していた時間のバスに乗り遅れた場合は、キャンセル扱いとなり、次の便のチケットを再度購入する必要があります。
もし予約の時間よりも前の時間のバスに乗りたい場合は、空席があれば乗ることができるそうです。
THEアクセス成田はこんな人にオススメ
THEアクセス成田は乗車後に運賃を払うことができるので、事前にバスの予約をしそびれた人や、乗車時間を事前に把握するのが難しい人、ネット予約なんてめんどくさい!(私)という人にオススメです。
また、降車駅も乗車駅も東京駅の目の前なので、駅まで歩きたくないという人にもオススメできます。
更に、東京シャトルと違ってトイレ付きなので、約1時間トイレが無いのが心配な方はTHEアクセス成田の方がいいでしょう。
東京シャトルはこんな人にオススメ
東京シャトルは少しでも値段を安くしたいという人にオススメです。2日前までの予約で早割900円になるし、更に東京駅-成田空港間の移動が多い人は回数券を購入するともっとお得になります。更に、楽天ポイントを使って楽天トラベルで予約したら、もっと安くなります。
また、深夜・早朝の成田空港行きの便がTHEアクセス成田よりも多く、また事前予約で深夜・早朝便も900円になる(通常料金は2,000円)ので、深夜・早朝に移動したい方は東京シャトルの方がいいでしょう。なお、THEアクセス成田の深夜・早朝便は予約しても2,000円です。
あとは大江戸温泉物語や東雲車庫にも行く便があるので、その方面に行くなら東京シャトルがいいでしょう。
THEアクセス成田の乗車体験レポート
実際に東京駅から成田空港までバスに乗ってみました!
「THEアクセス成田」に乗ったので、その体験レポートをここでご紹介したいと思います。
乗り場
バス乗り場はJR東京駅・八重洲南口のほんの目の前で、7番乗り場です。八重洲南口のバスの案内板に従って歩くと簡単に着きました。バス乗り場の正面には待合室があるし、駅の中に入ったらマクドナルドもあるので、早く気過ぎても時間をつぶすことができます。
少し歩けばグルメ街やお土産屋さんなんかもあるので、バスに乗る時間よりも少し早めに来て、ランチやお土産探しをするのも良さそうです。
待合室にはコインロッカーも併設されているので、重い荷物を預けて周辺を散策することができます。もちろんトイレもありますよ!
八重洲南口のバス乗り場の標識に従って歩きましょう!マクドナルドの目の前ぐらいに高速バス乗り場があります。
案内板に従って行けば簡単です。
この建物の中にトイレ付きの待合室やコインロッカーがあります。
中の電光掲示板で時刻も見れます!
7番乗り場には少し人が並んでましたが、平日ということもあってそんなに多くはなかったです。
14:30のバスに乗車しましたが、並んでいた人は全員バスに乗ることができました。大きな荷物を持っているお客さんはトランクに荷物を預けてからバスに乗っていきます。
バスの車内
まず、運転手さんにお金を現金で支払ってから席に着きます。完全自由席です。この時間帯だからかかなり席が空いていて、中には1人で2席使っている人もいました。
車内は2列×2列で、真ん中に通路があるタイプのバスでした。席はかなりゆったり座れて快適。トイレは一番後ろにあります。
バスは東京駅を発車した後すぐに高速に乗り、あとは成田空港に向かうのみです。ほとんどずっと高速なので、渋滞にはまることは余りないのでは?と思います。事故とかあったら別ですが。
道中は快適すぎてぐっすり眠ってしまった私(笑)気が付いたらもう成田空港に着いていました。第2ターミナル2番(北)→第2ターミナル17番(南)→第1ターミナル15番→第3ターミナルの順に回ります。私は国内線なので第1ターミナルで降りました。
バスに乗る際に「着くまでどれくらいかかりますか?」と聞いたところ、「100分ぐらいです」と言われてたんですが、実際には60分ちょっきりぐらいで到着しました。100分はかなり時間に余裕をみて言ってくれたんでしょうね。
注意点
最後に、シャトルバスに乗る上での注意点をまとめます!
時間に余裕を持って行きましょう!
予約してないと時間帯によっては満席で乗れない!という場合もあるので、早め早めに行動しましょう。
また、特に成田空港行きのバスは予約した方がいいです。飛行機を逃したら大変なので、予約もぎりぎりの時間でなく、余裕で空港に着く時間のバスを予約しましょう!
ターミナルを事前に確認しておきましょう!
国際線・国内線によって空港のターミナルが異なります。航空会社からのe-チケットにどのターミナルから出発か必ず書いてあるので、事前に確認して降車のターミナルを間違えないようにしましょう。
また、第2ターミナルは北と南の2つのバス降車駅があるので、どちらの方が便利か確認しておいた方がいいです。
東京シャトルに乗るなら、トイレは事前に
THEアクセス成田はトイレ付きなので心配ありませんが、東京シャトルに乗る場合はトイレは必ず事前に済ませておきましょう。
パスポートは手持ち荷物に入れましょう!
パスポートはトランクに預ける荷物には入れずに、必ず手荷物に入れておいてください。パスポートだけでなく、貴重品は全て手荷物に入れて管理しましょう。
番外編:エアポートリムジンと有楽町シャトルについて
ここまで格安シャトルバスの「THEアクセス成田」と「東京シャトル」についてお話ししましたが、実はもう一つ「リムジンバス(エアポートリムジン)」「有楽町シャトル」というバスもあるんです。この二つも少しだけご紹介したいと思います。
リムジンバス(エアポートリムジン)の詳細
リムジンバスの詳細はなんと言っても、成田空港・羽田空港と都心の主要ターミナル駅・ホテル間を中心に1日約1,200便運航されているという、幅広いカバー力です。
成田空港行きも新宿駅、銀座駅や池袋駅など色んな場所から出ているので、東京駅まで行ってから乗り換える必要なく、成田空港に行くことができます。
所要時間は約75~125分です。乗り場については公式サイトからご確認ください。
ただ、このバスは上でご紹介した二つのバスより高く、東京駅から成田空港まで片道2,800円(小人1,400円)となっています。
成田空港のリムジンバスチケットカウンターは、京成バスチケットカウンターの隣にあります。
有楽町シャトルの詳細
出典:http://www.keiseibus.co.jp
京成バスが東京シャトルとは別に、有楽町シャトルというバスも運行しています。こちらの料金体系は東京シャトルと同じで、通常片道1,000円、二日前までの予約で900円となります。所要時間は約70分。
注意したいのが、このバスは東京駅鍛冶橋駐車場~成田空港第2ターミナル間のみの運行ということです。なので第2ターミナル以外には停まりません。また、運行本数も東京シャトルと比べたらかなり少ないです。
東京駅鍛冶橋駐車場は東京駅の八重洲南口から徒歩5分ほどの場所にあります。
第2ターミナルに行きたい人で、東京シャトルやTHEアクセス成田の希望時間が予約でいっぱいの場合は、有楽町シャトルも検討してみるといいかと思います。
公式サイトはこちら。
まとめ:成田空港・東京駅間のバスが1000円以下!所要時間・乗り場・予約詳細
この記事では「成田空港・東京駅間のバスが1000円以下!所要時間・乗り場・予約詳細」について書きました。成田空港は都心から少し離れているので移動方法を悩んでしまいますが、色々比べてみて自分にとって一番便利な方法を選んでくださいね。
ちなみに、東京行きの飛行機の予約は「国内格安航空券予約サイト スカイチケット」がオススメ。私はかなりギリギリの予約で、福岡から東京の往復を11,000円で予約することができました。ぜひ見てみてくださいね!
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