高雄の蓮池潭風景区・龍虎塔を徹底解説!行き方、見どころ、所要時間は?
台湾第二の都市、高雄で最も有名な観光スポットがこの蓮池潭(れんちたん)風景区。約42ヘクタールほどの湖で、周囲にはカラフルな寺廟や像、楼閣などが立ち並んでいます。
特に極彩色の龍と虎の像が目を引く「龍虎塔」は、福を呼ぶパワースポットとして大人気。
龍虎塔以外にも大きな龍の像が見られる「春秋閣」や、24mというサイズの巨像がどーん!と立っている「玄天上帝神像」など、見応えたっぷり!インスタ映えスポットもパワースポットも盛りだくさんです。
湖畔沿いには遊歩道も整備されているので、散策にもぴったり。
この記事では私が実際に蓮池潭を観光した経験をもとに、アクセスや見どころ、観光ルート、所要時間についてまとめています。
1. 蓮池潭風景区のアクセス。行き方と帰り方
2. 蓮池潭風景区観光の見どころマップ
3. 龍虎塔
4. 慈済宮
5. 春秋閣
6. 五里亭
7. 啓明堂
8. 玄天上帝神像(元帝廟北極亭)
9. 孔子廟
10. 蓮池潭風景区観光の所要時間は?
11. 蓮池潭風景区の住所と営業時間
12. まとめ
蓮池潭風景区のアクセス。行き方と帰り方
蓮池潭は高雄の中心部よりちょっと北に位置しています。まずは高雄中心部から蓮池潭へのアクセス方法をご紹介しましょう。
結論からいうと、行きは台鉄(TRA、台湾の在来線のこと)で、帰りは地下鉄(MRT)で帰るのがオススメです!その理由は以下の通り。
観光スポットを一通り回る場合は、湖を半周することになります。下図の①→⑦の順でスポットを回る場合、①の最寄駅は台鉄のみですが、終点の⑦の最寄駅には地下鉄(左営駅)と台鉄(新左営駅)の両方があり、二つの駅は隣接しています。そのため、帰りは地下鉄と台鉄の二つから選べます。
地下鉄の方が運行本数が多くて料金も安いので、台鉄よりも地下鉄の方が効率的です。
それでは、行きと帰りのアクセス方法を詳しく説明していきましょう!
台鉄(TRA)で蓮池潭にアクセスする
それでは、台鉄(TRA)で高雄駅から蓮池潭に行く方法をご紹介しましょう。
②「左営駅」で下車
③左営駅から蓮池潭まで10分ほど歩く
また、高雄駅→左営駅に行く電車の詳細は以下。
・所要時間:12~15分ほど
・運行間隔:1時間に2~3本
・運行時間:5:00頃~23:30頃まで
まずは高雄駅から台鉄の電車に乗りましょう。切符は券売機、もしくは窓口で購入できます。料金は15台湾ドル(約55円)で、ICカードの悠遊カードや一卡通(iPASS)も利用できます。
時刻表については、台鉄のサイトで確認してくださいね。日本語表示もできます。電車は1時間に2~3本なので、あらかじめ時刻を調べてきた方がいいです。
切符を買ったら乗り場に向かいましょう。高雄駅から左営駅に行く際の乗り場は2番乗り場(2月台)です。
各駅停車の「區間車」じゃないと左営駅に停まらないので、間違って急行や特急の「自強」「莒光」などに乗らないように気をつけましょう。その辺の情報は電光掲示板に表示されています。
電車に乗って15分ほどで左営駅に到着です。一つ隣の駅は「新左営駅」で紛らわしいので、間違えないように気をつけましょう!
ちなみに、私は駅から出てすぐにCBike(高雄の公共レンタルサイクル)を借りました。
蓮池潭を徒歩で半周するとなるとけっこうな距離なので、自転車を重宝しましたよ。CBikeステーションは左営駅のすぐそばにあります。
ちなみに現在(2023年9月改稿時)はCBikeは廃止され、代わりにYoubikeが普及されています。
ここでは利用方法を説明しませんが、台湾観光局のこのページで日本語で解説されています。
それでは、駅から蓮池潭への道のりを解説しましょう。駅から出たら、そのまま真っ直ぐ「翠華路」という大きな通りを進みます。
100mほど進むと交差点があるので、左折して「勝利路」に進みます。勝利路をそのまま600m(6~7分)ほど真っ直ぐ歩きましょう。
ここで左折して勝利路に入ります
勝利路
途中で牛肉麺の有名店「三牛牛肉麵」があるので、ぜひランチにでも立ち寄ってみてくださいね。
600mほど歩くと右手に蓮池潭の遊歩道への入り口が見えてくるので、右折しましょう。これにて蓮池潭到着です!
地下鉄(MRT)で帰る
下のセクションの地図⑦「孔子廟」で観光終了です。MRT左営駅に向かいましょう。
孔子廟の北側にある「明潭路」を歩いて駅に向かいます。途中で「高鐵左営駅」や「台鉄新左営駅」という案内標識があるので、分かりやすいと思いますよ。
ただ10分(約1km)ほど歩くので、観光で歩き疲れたという人はタクシーを拾うといいでしょう。私は自転車だったのでラクチンでした。MRT左営駅のすぐ裏にCBikeステーションがあるので、ここで自転車を返却できます。
現地オプショナルツアーや貸し切り観光チャーターもある!
自力で行くのが不安という方や快適に観光したいという方は、現地オプショナルツアーや貸切観光チャーターを使うのも一つの手です。
下記のオプショナルツアーでは蓮池潭の他、ハローマーケット(哈羅市場)や洲仔清水宮などを回れます。
>高雄の定番スポットを巡る決定版!蓮池潭+孔子廟観光ツアー 有名パイナップルケーキ店立ち寄りあり
またこちらの貸切観光チャーターでは日本語ドライバーが運転してくれますよ!車一台あたりの料金なので何人かで割り勘すればお得です。
>セダン/ワゴン貸切観光チャーター 美麗島站や六合夜市を自由に観光!
蓮池潭風景区観光の見どころマップ
①龍虎塔 ②慈済宮 ③春秋閣 ④五里亭 ⑤啓明堂 ⑥玄天上帝神像 ⑦孔子廟
龍虎塔
※2024年現在、龍虎塔は工事中となっています。2025年夏頃に工事が終了される予定です。
龍虎塔は慈済宮が設けた二つの楼閣で、蓮池潭のシンボル的存在となっている龍と虎の塔です。ちなみに慈済宮は龍虎塔の向かい側に立っているお寺ですが、次のセクションで詳しく説明しますね。
龍虎塔の手前にはジグザグ状に折れ曲がった桟橋がありますが、これは悪魔の侵入を防ぐためだそうです。
桟橋の先で大きな口をどーんと開けて待ちかまえているのが、龍と虎の像。この大きな口は塔に続く通路の入り口になっていて、通り抜けると塔にたどり着きます。
中に入るには正しい順序があって、龍の口から入って虎の口から出てくると災いが払われて福がやってくるのだとか!これはやるっきゃない!
ということで、龍の口から中に入りましょう!
中に入ると、カラフルな壁一面の装飾が目を引きます。虎の内部も同じように装飾されていて、龍の内部では死後の世界、虎の内部では仏教説話が描かれているそうです。
龍の内部を抜けると、塔に上がる螺旋階段が見えてきます。
塔の上は蓮池潭のパノラマが見渡せる絶景スポットになっているので、ぜひ上ってみてください。けっこうな数の階段を上るので、足腰が弱い人は無理をされないように。
観光が終わったら、虎の口から外にでましょう。ご利益があるといいな!
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