バルセロナ・ランブラス通り観光ガイド!おすすめ観光地、グルメなど徹底解説
バルセロナ旅行に行くなら絶対見逃せない「ランブラス通り」!
ランブラス通りは、カタルーニャ広場から港に向かって伸びる旧市街の目抜き通りで、早朝から夜遅くまでにぎわうバルセロナ随一の繁華街です。
バルセロナに来て、ランブラス通りに行かないという人はいないんじゃないでしょうか。
ランブラス通り沿い・周辺には歴史的建造物の数々や、多くの有名観光地、露店、カフェ・レストラン、ホテルなどが立ち並んでいます。大道芸人たちもよくここでパフォーマンスしてますよ。
この記事ではランブラス通り周辺のおすすめ観光スポットやグルメスポット、ホテルなどをご紹介したいと思います。
1. ランブラス通りはカタルーニャ広場~港まで続く遊歩道!
2. ランブラス通りを徒歩で巡る!おすすめ観光地は?
3. ランブラス通りの名物は花屋・本屋さん
4. ランブラス通りにはレストラン・バル・カフェがたくさん!パエリアのおすすめは?
5. ランブラス通り沿いのおすすめホテル
6. ランブラス通りを歩く際の注意点
7. まとめ
ランブラス通りはカタルーニャ広場~港まで続く遊歩道!
ランブラス通り(La Rambla)は、バルセロナのヘソとも呼ばれているカタルーニャ広場から、港の「コロンブスの塔」まで約1.3kmにわたって続く遊歩道です。
「ランブラ」とはアラビア語で水の流れを意味する「ラムラ」が由来の言葉。その昔ここには小川が流れており、町の西側の境界線でした。
ランブラス通りの歴史ははるか中世までさかのぼりますが、現在の姿になったのは19世紀中頃。劇場やカフェ、商店などが次々と建てられ、ブルジョアたちはお洒落に着飾ってこの通りを闊歩しました。
現在でもランブラス通りは、お洒落な遊歩道として市民にも観光客にも大人気です。プラタナスの並木に縁どられたこの通りには、歴史的建造物、名物の花屋・本屋、オープンテラスのカフェ、レストランなどが立ち並びます。
そして忘れてはいけないのが有名スポットの数々!通り沿い・周辺では「バルセロナの台所」とも呼ばれているボケリア市場をはじめ、ミロのモザイク画、南国風のレイアール広場、ガウディが造ったグエル邸などを含む、人気観光地の数々を見ることができます。
ランブラス通りを徒歩で巡る!おすすめ観光地は?
ランブラス通りを楽しむには、ぶらぶら歩き回るのが一番!歩きながら気になるお店があったら飛び込んじゃいましょう!
通り沿いや周辺には有名観光スポットがたくさんあるので、ここでご紹介したいと思います。
まずはランブラス通り沿い・周辺の観光スポットの地図を見て下さい。
1.カタルーニャ広場 2.カナレタスの泉 3.ボケリア市場(サン・ジョセップ市場) 4.ミロのモザイク 5.リセウ劇場 6.レイアール広場 7.タブラオ「コルドベス」 8.グエル邸 9.コロンブスの塔 10.ポルトベイ 11.コロン通り
それではカタルーニャ広場から終点のコロンブスの塔を目指して、歩いてみましょう!それにしても、人の多さにビビりました。大賑わいとはこのことですね!
カナレタスの泉
カタルーニャ広場からランブラス通りを歩き始めると、すぐに左手にこの「カナレタスの泉(La Fuente de Canaletas)」が見えます。カナレタスの泉はローマでいうトレビの泉のようなもので、この泉の水を飲むとバルセロナにもう一度来れるというジンクスがあります。
また、地元のサッカーチームFCバルサが買った時に、ファンたちが集まって大騒ぎする場所でもあります。
お水の質はというと、石灰を多く含むのであまりごくごく飲まない方がいいかも・・・。お腹が弱い人は一口飲むぐらいにしておきましょう!
ボケリア市場(サン・ジョセップ市場)
ボケリア市場(Mercado de La Boqueria)は「バルセロナ市民の台所」ともいわれている、バルセロナ最大の市場です。ちなみにボケリアとは「胃袋」の意味。生ハム、タパス、シーフード、エンパナーダなどの名物グルメ、B級グルメが楽しめる場所なので、ランチや食べ歩きにオススメです。レストランもいくつか併設されていて、パエリアも出しているお店もありますよ。
私もここで2回ランチを食べました。安くて美味しいグルメが多く、コスパ良し!お土産も色々売られてます。
バルセロナで買えるおすすめのお土産や、ボケリア市場で買えるお土産については、下記の記事にまとめています。
ミロのモザイク
ランブラス通りのちょうど中間地点ぐらいに、ジョアン・ミロ(Joan Miró)が描いたモザイク画があります。ミロは20世紀を代表するバルセロナ出身の画家、彫刻家です。
実は私、最初はこのモザイク画に気づかずに通り過ぎてしまいました(笑)だって周りの歴史的な建物を見るのにキョロキョロしてたし、人が多いから見えなかったんですもの・・・。二度目にランブラス通りを歩いた時に、無事発見することができました(笑)
リセウ劇場
リセウ劇場(Gran Teatre del Liceu)はミロのモザイク画のすぐそばにあります。リセウ劇場はミラノのスカラ座、ウィーンのオペラ座と並んで、ヨーロッパ3大劇場の一つに数えられています。
オペラ以外にもバレエ、クラシックコンサートなどが楽しめるので、興味がある方はぜひチケットを買ってみてくださいね!演目によって、10~300ユーロほどのようです。
レイアール広場
リセウ劇場を通り過ぎて右手の小道に入ると、レイアール広場(Plaça Reial)が現れます。ヤシの木が茂る南国チックな空間で、バルセロナの他の広場とはだいぶ雰囲気が違います。私の一番のお気に入り。
ガウディがデザインした街灯があることで有名です。
この広場の一角にあるレストラン「Les Quinze Nits」でパエリアを食べたんですが、美味しいし立地のわりにリーズナブルで、すごくコスパが良かったです。後の「ランブラス通りにはレストラン・バル・カフェがたくさん!」というセクションで詳しく書いてます。
また、この広場にある「ロス タラントス」というタブラオで、フラメンコショーを観てきました。レビューを下記の記事に書いてます。
レイアール広場はとにかくオシャレで雰囲気が良いので、ディナーや飲みにもオススメです。ちなみに日曜の午前中には切手と小銭の市場が開かれます。
タブラオ「コルドベス」
レイアール広場を観光したら、再びランブラス通りに戻りましょう。すぐにタブラオ「コルドベス(Cordobes)」が見えます。
コルドベスはバルセロナで一番有名かつ人気のタブラオで、特にダンサーのレベルが高いことで有名です。日によってはコンテストで優勝したダンサーが踊ることもあるそうですよ。
ベルトラからなら、コルドベス公式サイトよりも安く予約できるのでオススメです。
コルドベスの詳細は下記の記事にまとめています。
グエル邸
グエル邸(Palau Güell)はガウディが造った世界遺産の建物でです。コルドベスの手前の角を曲がるとすぐにあります。ガウディの最大のパトロンであった実業家エウセビ・グエルの依頼で建てられました。
元々は本館に繋がる別館として建てられたものですが、グエル伯爵はこの建物をあまりにも気に入り、移り住んだとか。
チケット(12ユーロ)を買って中を見学することができます。見どころはアルハンブラ宮殿を彷彿とさせる天井や、可愛らしい屋上の煙突などでしょう。採光にこだわるガウディらしく、内部は光であふれる設計になっています。
コロンブスの塔
カタルーニャ広場から港に向かって行くと、最終地点がこのコロンブスの塔(Mirador de Colom)となります。約60mの高さの塔で、塔の頂上は360度見渡せる展望台になっています。ランブラス通りやバルセロナ港も一望できますよ!
ポルトベイ
コロンブスの塔の向こうには、オシャレなウォーターフロント地区「ポルト・ベイ(Port Vell)」が広がっています。ショッピングセンターや映画館、水族館などがあり、市民や観光客に大人気のスポットです。上の画像は水族館ですね。
クルーズ船などもここに寄港しているので、興味があれば船に乗ってみてくださいね♪
コロン通り
まだ歩き足りない!っ方は、コロンブスの塔からコロン通り(Passeig de Colom)をバルセロネータビーチに向かって歩いてみてください。
ヤシの木が茂るステキな遊歩道で、道中では巨大なエビのオブジェや、アメリカのポップアート画家ロイ・リキテンスタインが作ったオブジェを見ることができますよ。
大道芸人たちに注目!
ランブラス通りには大道芸人たちもたくさんいます。ガウディの銅像のフリをしている大道芸人さんなんかもいて、すっかり本物の銅像だと思い込んでいたので動いた時にはびっくりしました(笑)
この銅像はお金を入れると、動いて一緒に写真を撮ってくれます。
ランブラス通りの名物は花屋・本屋さん
ランブラス通りの名物は露店の花屋さん・本屋さんだとか。なぜかは知りません(笑)
本屋さんはあまり見なかったですが、花屋さんは確かにたくさんありました。可愛らしい植物はもちろんのこと、球根や種などもあったので、ぜひこの機会に日本では買えない種などを持って帰ってくださいね!植物モチーフのお土産もたくさんありました。
ランブラス通りにはレストラン・バル・カフェがたくさん!パエリアのおすすめは?
通り沿いにはオープンテラスのレストラン、バルやカフェもたくさんあります。ランブラス通りにあるレストランやバルは、値段が高いわりに味もそこそこらしいですが、観光地ってどこもそんなものですよね(笑)
コスパは良くないかもしれないですが、雰囲気は最高です!
レストランはどこも外にメニューを出していて、入る前にメニューと値段が分かるので、気になるお店があれば入ってみるといいかも。パエリアを出してるお店もたくさんありますよ。
通り沿いではないですが、私たちが実際に入って食べてオススメできると思ったのは、上述のレイアール広場にある「Les Quinze Nits」です。美味しくてリーズナブルで雰囲気良くて好立地。コスパ最高でした!
パエリアは1人前11.45ユーロ~で、2人前からオーダーできます。1人前18~25ユーロとかのお店もざらにあるので、かなり安い方。
Les Quinze Nitsのレビューは「バルセロナのパエリアが美味しいレストラン!雰囲気とコスパ最高のお店はココ!」の記事に書いてます。
また、ランブラス通りにはカフェもたくさんあるので、歩く合間に休憩がてら気になるお店に入ってみてください。
ちなみに私たちはこの「Amorino」というお店のジェラートを食べました。カタルーニャ広場からランブラス通りを歩き始めると、すぐ右手に見えるジェラート屋さんで、カナレタスの泉のすぐ近くです。
なんとこのお店、ジェラートをお花の形に盛ってくれるんです!!普通サイズで4.7ユーロとかなのでちょっと高めだけど、美味しいし可愛いのでオススメです。
ランブラス通り沿いのおすすめホテル
ランブラス通り沿いのホテルなら、以下の二つがオススメです。
●ホテル 1898(Hotel 1898):19世紀の特別歴史建造物を利用した4つ星ホテル。サンテラス付きの屋上プールやレストランが併設されている。ボケリア市場のすぐ近く。
ロイヤル ランブラス(Royal Ramblas)
ホテル 1898(Hotel 1898)
カタルーニャ広場やランブラス通り周辺のおすすめホテルについては、下記の記事に詳しくまとめています。
ランブラス通りを歩く際の注意点
●スリやひったくりに注意!ジップで完全に閉まるバッグがオススメ。ショルダーバッグは必ず斜めがけしましょう。スマホなどもポケットに入れたらダメ!
●置き引きに注意!荷物は椅子に置いたり、背もたれにかけたりしないように
●コーヒーショップのお誘いに注意!歩いているとよく「コーヒーショップ行かない?」と声をかけられます。これは純粋なコーヒーショップではなく、大麻が吸えるお店へのお誘いなので、絶対について行かないように。
ランブラス通りだけでなく、バルセロナは全体的にスリやひったくりが多いので注意が必要です。現に夫がカタルーニャ音楽堂前で、観光客がスマホをひったくられる場面を目撃しています。なんでも観光客が写真撮影に夢中になってる隙を狙って、襲いかかってきたとか。
ちなみに私と夫はスマホにストラップをつけて、写真撮影の時は首にかけてました。愛用してるのが紐を外して指にかけるリングにもできるタイプで、とても便利なのでオススメです。
スリやひったくりが心配なら、携行品の補償がある海外旅行保険に入っておくといいでしょう。
年会費永年無料のクレジットカード「エポスカード」なら海外旅行保険が付帯していて、携行品補償も付いてます。特に大事な病気・ケガの補償がとても充実してるので、オススメですよ。海外旅行に行くなら絶対に持って行きたいクレジットカードです。
それにしても出発前に旦那に、「バルセロナでスマホ後ろポケットに入れちゃダメだよ」と言っといたのに、普通に後ろポケットに入れてるし・・・!人の話聞かないんだから!!
「コーヒーショップ行かない?」って声をかけて来た人から「そのスマホをポケットに入れてるのマジ危ないよ」と言われて、ハッとしてました。だから言ったじゃーん(激おこ)イタリア人ですが、日本の生活に慣れ過ぎて危機感が薄くなったのかしら?
まとめ
ランブラス通りは噂に違わずにぎやかで、歩くと心躍るような遊歩道でした!何回往復したことか(笑)
ぜひぶらぶら歩いて、バルセロナの空気を胸いっぱいに感じてくださいね!
バルセロナの立地・コスパが良いオススメのホテルについては、下の記事にまとめています。
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