台北MRT(地下鉄)の乗り方!路線図、料金、お得な1日乗車券と悠遊カードまとめ
※英日翻訳文(原文:ニコラ)
チャオ!イタリア人トラベラー、ニコラです!
台北のMRT(地下鉄)は地元民にとっても観光客にとっても最高の公共交通機関だ。
5つの路線を使えば、台北の主要観光スポットに簡単にアクセスできる。
台北には何度も来たことがあるんだけど、MRTはいつも時間通りだし乗り方は簡単、そして便利だ。
しかも乗り放題の一日乗車券を使えば料金も比較的安く収まるんだ!
この記事では台北のMRTの乗り方を詳しく解説しよう。
路線図、料金、切符の買い方、お得な一日券やICカードについてまとめているよ。空港~市内の移動方法についても少し説明するね。
この記事を読めば台北旅行の準備はバッチリさ!
1. 台北MRT(地下鉄)は台北で一番便利な移動手段!
2. 台北MRT(地下鉄)の路線図
3. 台北MRT(地下鉄)の料金と切符の種類。乗り放題の1日乗車券や悠遊カードも!
4. 悠遊カードは地下鉄・市バス・コンビニに使えるICカード
5. 台北MRT(地下鉄)の切符の買い方と購入場所
6. 台北MRT(地下鉄)の乗り方は日本とほぼ同じ!
7. 台北MRT(地下鉄)の観光に便利な路線・駅はどれ?
8. 台北MRT(地下鉄)と桃園空港線は連結していて便利!
9. 台北MRT(地下鉄)の時刻表。始発・終電は?
10. 台北MRT(地下鉄)のアプリもある
11. 九份や十分などの郊外観光地に行くなら貸切カーチャーターが便利!
12. まとめ
台北MRT(地下鉄)は台北で一番便利な移動手段!
台北のMRT(Taipei Mass Rapid Transit)は地元民にも観光客にもよく使われている。
市内の移動手段としては最速で、人気観光スポットを回るのにすごく便利だ。
MRTには6つの路線と131の駅があり、台北市と新北市に広がっている。
各路線にはそれぞれ色と名前があるから簡単に見分けられる。
路線によって運行間隔も変わるんだけど、どの路線でもそんなに長く電車を待つことはない。
・ラッシュ時以外は、平均して6〜10分の運行間隔
ラッシュ時には駅構内や乗り場がすごく混み合うけど、みんなさっさと歩いてるからストレスを感じることはなかったよ。
僕のドイツ人の友達も同じことを言ってたな。
MRTの各駅には窓口があって、そこで切符を買ったり質問したりできる。
MRTのロゴと大きな入り口はけっこう目立つから、外を歩いていても問題なく駅を見つけることができるよ。
台北MRT(地下鉄)の路線図
上図が台北MRTの路線図だ。
もっとキレイな画質で見たければMRT公式サイトの路線図のページで見てね。
以下がMRTの6路線だ。
路線名 | 路線の色 | 運行区間 |
---|---|---|
文湖線(BR) | 茶 | 動物園-南港展覧館 |
淡水信義線(R) | 赤 | 淡水-象山、北投-大安、北投-新北投 |
松山新店線(G) | 緑 | 松山-新店、松山-台湾電力ビル、七張-小碧潭 |
中和新蘆線(O) | 橙 | 迴龍-南勢角、蘆洲-南勢角 |
板南線(BL) | 青 | 南港展覧館-頂埔、南港展覧館-亜東病院 |
環狀線(英語)(Y) | 黄 | 大坪林-新北産業園区 |
台北のMRTを乗りこなすのは本当に簡単だった。色や路線名、駅番号が分かりやすいからね!
たとえば龍山寺駅は板南線(BL)にあるから、駅番号はBL10。簡単だね!
この仕組みのおかげで、切符の料金も計算しやすいんだ。これについては後で詳しく説明しよう。
地下鉄の運賃システム、路線図、駅構内は日本のものとよく似ているから簡単に慣れるはずだよ。
台北MRT(地下鉄)の料金と切符の種類。乗り放題の1日乗車券や悠遊カードも!
台北のMRTの切符には色んな種類がある。自分のニーズに合う切符を選べるのがいいよね。
もし君がMRTのヘビーユーザーだとしても、ぴったりの切符があるんだ。
切符を3つにわけて考えていこう。
2. 乗り放題の一日乗車券
3. 悠遊カード(ICカード)
運賃は乗車区間によって変わってくる。目的地までの移動距離によって決まると思っておこう。
片道切符の料金は20〜65台湾ドル(約90〜290円)だ。
一日乗車券を買った場合は乗り放題になるから、乗るたびに金額を気にする必要はないよ。
下表に台北のMRTの切符の種類と料金をまとめているよ。
切符の種類 | 料金と特徴 |
---|---|
片道乗車券 | ・20~65台湾ドル(約90~290円) ・移動距離によって運賃が決まる ・切符はICトークン |
MRT一日乗車券(One-day Pass) | ・150台湾ドル(約700円) |
★ポイント ・MRTに1日乗り放題のパス ・1日であちこち回る人や日帰りの旅行者にピッタリ | |
台北メトロパス(Taipei Metro Pass) | ・24時間乗り放題パス – 180台湾ドル(約800円) ・48時間乗り放題パス – 280台湾ドル(約1200円) ・72時間乗り放題パス – 380台湾ドル(約1700円) |
★ポイント ・MRTに乗り放題。MRTのみを使う人に最適 ・有効時間は初回利用から24時間、48時間、72時間となる | |
北北基おもしろカード(Taipei Fun Pass) | ・1日パス – 1,500台湾ドル(約6,700円) ・2日パス – 1,900台湾ドル(約8,500円) ・3日パス – 2,200台湾ドル(約9,900円) |
★ポイント ・交通乗り放題 + 観光パスのセット ・MRTと市バスに乗り放題 ・25の観光施設が無料になる(台北101、故宮博物館、猫空ロープウェイ含む) | |
悠遊カード(Easy card) | ・カード発行料金は100台湾ドル(約450円)で、特別版は150台湾ドル(約700円)。発行料金は返金されない ・使用前にチャージが必要 |
★ポイント ・チャージして使う交通系ICカード。SUICAのようなもの ・MRT、バス、台鉄(10%オフ)、コンビニ、その他の加盟店で使える ・月の利用回数によってキャッシュバックされる ・チャージの残金は返金可能 |
料金と切符は公式サイトで確認できる。日本語表示も可能だ。
台北での滞在期間や観光スタイルに応じて、自分に合うチケットを選ぼう!
移動が多い人にはMRT一日乗車券や台北メトロパスが便利だろう。
たくさんの観光スポットを回るつもりなら、25の観光スポットに無料入場できる北北基おもしろカードもオススメだ。
入場チケットを買う列を飛ばせるから、時間の節約にもなる。
北北基おもしろカードについて、もうちょっと説明しよう。
北北基おもしろカード
「北北基おもしろカード(Taipei Fun Pass)」は台北市政府が発行している観光×交通パスで、
・台北市、新北市、基隆市の25の観光施設が無料に
などの特典が付いたお得なパスだ。
詳細は下表の通り。
料金 | ・1日パス – 1,500台湾ドル(約6,700円) ・2日パス – 1,900台湾ドル(約8,500円) ・3日パス – 2,200台湾ドル(約9,900円) |
観光施設に無料入場 | ・台北市、新北市、基隆市の25の観光スポット(台北101、故宮博物館、猫空ロープウェイ含む)に無料入場できる >施設一覧はこちら |
交通乗り放題 | ・台北MRT乗り放題 ・台北市・新北市・基隆市の市バス乗り放題(番号4桁の高速バスは除く) ・台湾好行バス乗り放題(北投竹子湖線・木柵平溪線・皇冠北海岸線・黃金福隆線・龍宮お宝さがし線(龍宮尋寶線)) |
公式サイト | https://funpass.travel.taipei/ |
MRTだけでなく市バスや台湾好行バスの陽明山、野柳、平溪に行く路線も載り放題になり、25の観光スポットも無料というのがすごいね!
北北基おもしろカードは旅行予約サイトのKlookから事前に予約購入することもできるよ。
下記の友だち紹介ページからKlookに会員登録すると、500円分の割引クーポンをもらえてお得だ。
予約したら現地の空港や台北駅の引換所でバウチャーを見せて、北北基おもしろカードと引き換えてね。
悠遊カードは地下鉄・市バス・コンビニに使えるICカード
僕たちがよく使っていたのは悠遊カードだ。
悠遊カードは、公共交通機関で使えるチャージ可能なICカードで、地下鉄・市バスの他、コンビニなどの連携店での支払いにも使えるんだ。
日本でいうSuicaのようなものだね。
実は2020年の1月までは、悠遊カードを使うとMRTの乗車が毎回20%オフになったんだ。
めちゃくちゃお得だから、僕も周りの旅行客も悠遊カードを重宝していたよ。
ただ残念ながらルールが変わって、現在はこの20%オフの特典がなくなってしまったんだ。
その代わりに利用回数に応じたキャッシュバック特典が追加された。
悠遊カードの主な特徴は以下。
・特別なデザインのカードもあり、150台湾ドル(約700円)から購入可能
・使用前にチャージする必要がある
下記が、カードの購入・チャージができる場所だ。
・MRTの券売機
・悠遊カード専用の券売機
・コンビニ
・台湾桃園国際空港
また旅行予約サイトのKlookではチャージ済みのものを日本語で事前予約購入できる。
買ってチャージする時間を節約できるからオススメだよ。
またKKdayでもSIMカードとのセット品が販売されている。
>Klook 悠遊カード
>KKday 悠遊カード + SIMカードセット
Klookなら下記の友だち紹介ページから会員登録すると、500円分の割引クーポンをもらえるよ。
悠遊カードについては「台湾の悠遊カード(Easy Card)が便利すぎた!買い方とチャージ・利用方法を徹底解説」の記事でより詳しく説明してるよ。
台北MRT(地下鉄)の切符の買い方と購入場所
切符の購入場所は下記の表で確認してほしい。
MRTの駅の窓口で切符を買う方法
台北のMRTの全ての駅に窓口があって、上述の切符は全てそこで買うことができるとっても簡単だ!
ラッシュ時には窓口の前に行列ができていることもあるけど、ものすごく待つことはないんじゃないかな。
支払い方法はクレジットカードは使えず、現金のみだ。
駅の券売機で片道切符を買う方法
片道切符が必要な場合は券売機を使うのが速くて簡単だ。
券売機で切符を買う手順を下記にご紹介しよう。MRTの駅には複数の券売機があるんだ。
切符はICトークン(コインのようなもの)になっている。
ステップ1:
各券売機の上にはMRTの路線図が載っている。この路線図で降車駅までの金額を確認しよう。
ステップ2:
僕たちは台北駅にいて、目的地は西門駅だ。となると、運賃は20台湾ドル(約90円)だ。
ステップ3:
ここからは券売機の操作だ。まずは言語を日本語に変更しよう。そして「片道きっぷ購入」をタップ。
ステップ4:
運賃は20台湾ドルだから、「20」を選択。
ステップ5:
この画面は、20台湾ドルを小銭か紙幣で支払うように指示しているものだ。
ステップ6:
小銭か紙幣を挿入(クレジットカードは使用不可で現金のみ!)して切符を受け取ろう。
以上!とても簡単だね!
北北基おもしろカードと悠遊カードはネットでも買える
北北基おもしろカードと悠遊カードについては上述の通り、ネットの旅行予約サイトから日本語で事前予約購入することができる。
特に悠遊カードはチャージ済みのものも販売されていて、購入・チャージの手間や時間を省けるからネット購入がオススメだよ。
>Klook 北北基おもしろカード
>Klook 悠遊カード
>KKday 悠遊カード + SIMカードセット
下記リンクからKlookに会員登録すると、500円分の割引クーポンをもらえるよ。
台北MRT(地下鉄)の乗り方は日本とほぼ同じ!
台北のMRTは日本の電車とよく似ているから、感覚的に使えるだろう。1回乗れば、もう慣れたも同然だ!
MRTの駅を見つける方法
MRTの駅は簡単に見つけられる。ポールの上にMRTのロゴが掲げられているから、街を歩いてるときでもすぐに見つかるはずさ。
もし空港やショッピングモールにいる場合は、「MRT」の案内標識に従おう!
駅の中には路線図や周辺エリア、乗り場に関する情報が記された案内標識がたくさんあるんだ。
各駅には基本的にトイレがある。なかなか清潔で使いやすいよ。
切符を購入
地下鉄の切符を持っていなければ、券売機を探して必要な切符を買おう。
1日乗車券やパスを持っている場合はそのまま改札へ直行だ!
改札を通る
駅を出入りするには、自動改札を通らなければならない。写真のように、通常の片道切符もパスも、改札のセンサーにかざすことでゲートが開く。
目的の乗り場に進もう
色と名前を頼りに、乗りたい路線を見つけよう。
台北駅のように複数の路線が通る駅もあるから、間違えないように目的の路線を探してね。
目的地に向かう電車が到着する乗り場に着いたら、あとは乗るだけだ!
台北MRT(地下鉄)の観光に便利な路線・駅はどれ?
僕が台北にいたときは、淡水信義線(R)にたくさん乗ったよ。多くの主要観光地の最寄り駅がこの路線沿いにあるんだ。
各路線沿いの主な観光スポットについては、下記の表で確認してね。
路線 | 駅名 – 観光スポット |
---|---|
文湖線(BR) | ・大直駅 – 忠烈祠 ・動物園駅 – 台北動物園と猫空ロープウェイ |
淡水信義線(R) | ・台北101/世貿駅 – 台北101 ・中正紀念堂駅 – 中正紀念堂 ・東門駅 – 鼎泰豐(ディンタイフォン)本店 ・台北駅 ・剣潭駅 – 士林夜市、忠烈祠 ・新北投駅 – 北投温泉 |
松山新店線(G) | ・西門駅 – 西門町 ・中山駅 – 寧夏夜市 ・北門駅 – 迪化街 |
中和新蘆線(O) | ・東門駅 – 鼎泰豐(ディンタイフォン)本店 |
板南線(BL) | ・台北駅 ・龍山寺駅 – 龍山寺 |
環狀線(Y) | ・新埔民生駅 – 新月橋 |
台北MRT(地下鉄)と桃園空港線は連結していて便利!
台北のMRTは桃園空港にアクセスできる「桃園MRT」とも連結している。
ターミナル1とターミナル2の両方からMRTに乗って台北駅に直行できるし、そのまた逆もしかりだ。
桃園MRTを走る電車は2種類ある。
・普通列車(青の路線)- 台北駅から空港のターミナル2まで約50分
台北駅から桃園空港までの運賃は以下の通り。
・悠遊カードも使える
切符は以下の場所で買える。
旅行予約サイトのKKdayで割引料金のチケットが販売されているよ。
桃園国際空港から台北市内へのアクセス方法詳細は「桃園空港から台北市内のアクセス! MRT、バス、タクシー、送迎車を徹底比較」の記事から読んでね。
台北MRT(地下鉄)の時刻表。始発・終電は?
・運行時間:06:00~24:00
・平日(月〜金)の運行間隔
ラッシュ時(07: 00~09: 00、17: 00~19: 30):約4〜6分に1本
ラッシュ時以外の時間帯:約6〜10分に1本
23:00時以降:約12分に1本
・土日祝日の運行間隔
06: 00~23: 00:約4〜10分に1本
23:00時以降:約12分に1本
路線別の始発と終電や詳しい時刻表について知りたいなら、公式サイトで確認してね。
台北MRT(地下鉄)のアプリもある
MRT専用のアプリもあるけれど、僕が台北での移動に使ったのはGoogleマップだ。わかりやすくてとても便利だったよ。
MRT専用のアプリをダウンロードしたい人は、下記リンクからどうぞ。
Go! Taipei Metro
臺北大眾捷運股份有限公司posted withアプリーチ
九份や十分などの郊外観光地に行くなら貸切カーチャーターが便利!
僕は仕事とプライベートの両方で台湾にいったことがあるんだけど、MRTを本当に重宝したよ。
でも九份・十分などの郊外まで足を延ばしたい場合や、多くの観光地を効率的かつ快適に回りたい場合は貸切のカーチャーターサービスが便利だ。
貸切チャーターを予約するメリットは以下。
・車1台あたりの料金だから数人で割り勘すれば安くつく
・公共交通機関を使うのが不安な人もカーチャーターなら安心
下記の貸切チャーターだと、日本語ドライバー付きで安心だよ。
>セダン/バン貸切観光チャーター 7時間以上のチャーターがおトク!<台北~郊外/最大8名/4~12時間/日本語ドライバー/空港送迎可/1台あたり料金>
まとめ
実際に乗ったらわかると思うけど、台北のMRTはかなりハイレベルだ!
1日乗車券などの交通パスや悠遊カードがオススメだよ。コスパがいいのはもちろん、いちいち切符を買う手間が省ける。
市バスも使うなら悠遊カードがオススメ。バスにも地下鉄にも使えるからね。
たくさんの観光施設に入場するなら、北北基おもしろカードも役に立つだろう。
>Klook 北北基おもしろカード
>Klook 悠遊カード
>KKday 悠遊カード + SIMカードセット
Klookに下記リンク先ページから会員登録すると500円分の割引クーポンをもらえるよ!
台北の観光に便利なホテルや、おすすめ観光モデルコースについては下記の記事をご参考に!
>台北のおすすめホテル20選!コスパ最高で観光に便利な立地のホテルを厳選
>台北観光のおすすめスポットとモデルコース!名所・グルメ・夜市を満喫!
>台北MRT(地下鉄)の乗り方!路線図、料金、お得な1日乗車券と悠遊カードまとめ
>台北でおすすめのグルメ・レストラン24選!人気店から穴場まで絶品料理を堪能
>台北のおすすめマッサージ・スパ10選!安い人気店から高級店まで厳選
それでは、台湾の旅行を楽しんで!
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