バンコクのカオマンガイが美味しいおすすめ店は?行列のできる名店はここ!
※英日翻訳文(原文:ニコラ)
チャオ!イタリア人トラベラー、ニコラです!
朝食にカオマンガイ?ランチやディナーにもカオマンガイだって?そう、バンコクでは、いつでもこの美味しいカオマンガイが食べられるんだ!
ここバンコクでは、一日の始まりや、一日の締めくくりにカオマンガイを食べることは決して珍しくない。
バンコクにはカオマンガイを提供するレストランや屋台が数多くあって、早朝から開いているお店や、なんなら24時間営業のお店だってあるんだ。
それでは、なぜカオマンガイがこんなに人気なのかぜひとも検証してみよう!
この記事では、「バンコクのカオマンガイの二大巨頭」と言っても過言ではない、カオマンガイの大人気レストランである「緑」と「ピンク」のお店を紹介するよ!2店舗とも心からおすすめできるカオマンガイのレストランなんだ。
ぜひ最後まで読んでね!
飯テロがくるから「お腹が空いた!!」って思わずスマホやパソコンをかじらないように気をつけてね(笑)
1. タイの名物グルメ「カオマンガイ」とは?
2. バンコクのおすすめカオマンガイレストラン – 「緑」と「ピンク」のカオマンガイ
3. クワンヘン・チキンライス:緑のカオマンガイレストラン!
4. ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム:ピンクのカオマンガイレストラン!
5. 緑/ピンクのカオマンガイの行き方
6. まとめ
タイの名物グルメ「カオマンガイ」とは?
カオマンガイは、バンコクで一、二を争うぐらいの人気を誇る、タイの名物グルメなんだ。
カオマンガイは茹でた鶏肉と一緒に、チキンスープとタイのハーブ類で炊かれたお米が添えられた料理だ。シンプルであっさりした食事だよ。
もともとは中国の海南省から来たもので、「海南チキン」とも呼ばれているのは知っているかな?
「鶏肉を丸ごと煮る」っていうのが重要なポイントだ。そうすることでお肉の風味と柔らかさを保つことができるんだよ。
カオマンガイには通常、新鮮なキュウリやパクチー、チキンスープとビネガーソースが添えられる。
バンコク中の屋台やレストランのどこでも、カオマンガイを見つけることができる。避けるほうが難しいくらいだ。
食材や内容によって値段はマチマチだけど、屋台やフードコートではだいたい40〜100バーツくらいかな。
バンコクのおすすめカオマンガイレストラン – 「緑」と「ピンク」のカオマンガイ
プラトゥーナムはバンコクの中でも賑やかなエリアだ。人気のマーケットや、ショッピング街であるラチャダムリ通りもすぐ近くにある。大勢の人々で混み合う人気エリアなんだ。
このエリアには2つの有名なカオマンガイレストランがある。
・Go-Ang Kaomunkai Pratunam(ゴアーン・カオマンガイ・プラトゥーナム)
ゴアーン・カオマンガイ・プラトゥーナムは、店舗がプラトフォームにあることから、「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(プラトゥーナムの鶏肉屋)」と呼ばれていて、今ではこの通称の方が有名になってるよ。
2店舗ともこのエリア内だけでなく、バンコク中でも特に有名なカオマンガイレストランだ。この2つのレストランはそれぞれ、
・ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム=ピンクのカオマンガイ
というニックネームがあるんだ。このニックネームは店舗やユニフォームのカラーから付けられたものだ。ちょうど反対色だね。
つまり、この2つは決して混ざり合うことのない、それぞれが独自のカオマンガイを提供しているという明確な位置付けの表れだ。
この2つのレストランのカオマンガイがどんなものか見てみよう。今回おすすめする「緑」と「ピンク」のカオマンガイレポはこちら!!
クワンヘン・チキンライス:緑のカオマンガイレストラン!
「Kuang Heng Chicken Rice(クワンヘン・チキンライス)」、つまり緑のカオマンガイは常に行列ができてるレストランなんだ。メインディッシュはもちろんカオマンガイさ。
店に着いたら列で待たなきゃいけないけど、回転は速いよ。待っている間にメニューを見て席に通されたら即注文!という流れだ。
待っている時間も、店員が目の前で鶏をさばいて調理する様子を見ることができるから、退屈しないし見ていて面白い。
茹でられた鶏が吊るされている図もなかなかシュールだ。心臓が弱い人は心しておいてね。
レストランの至るところが緑色で装飾されている。「ここはピンクじゃないよ!グリーンだよ!」という主張がすごい(笑)
「緑色=クワンヘン・チキンライス」が自然と脳裏に刷り込まれる。効果的な宣伝方法だね。
相席に通されるかもしれないけどどうせ隣の人も腹ペコだ。この賑やかなレストランでは、一人ぼっちになる暇なんてないよ。
さて、緑のカオマンガイの実力の程を見せてもらおう!
クワンヘン・チキンライスのカオマンガイ
僕たちも相席に通された。注文が完了するやいなや、すぐに店員さんがテキパキと食事を運んでくる。
僕たちが注文したのはもちろんカオマンガイと、生春巻きだ。
カオマンガイ
・カオマンガイ(Khao Man Gai):50バーツ(約180円)
ついにキタ!
素敵な”グリーン”の皿に乗ったカオマンガイ。きゅうりが添えられてる。ビネガーソースとチキンスープが付いてくるあくまで王道のクラシックスタイルだ。
見るからに高品質な鶏で作られた本物のチキンスープだ。前菜にはぴったりだね。
ご飯の上の鶏肉は柔らかく、しっとりしている。ソースと一緒に食べてももちろん美味しいけど、個人的にはそのままのほうが好みだったよ。
チキンスープで炊かれたご飯にも、チキンの出汁がしみ込んでいてすごく美味しかった。タイハーブのフレーバーも味わい深かったよ。
安くてさっと食べられるカオマンガイ。イイね!
クアンヘン生春巻き
・クアンヘン生春巻き(Kuang Heng Fresh Spring Roll):40バーツ(約150円)
卵、もやし、鶏肉などが詰め込まれた春巻きには甘いソースがかかっていて、豆腐と青唐辛子が添えられている。
カオマンガイにぴったりのサイドディッシュだ。すごく軽い口当たりで、たっぷり入った新鮮なもやしがシャクシャクと音を立てる。ソースとの相性は抜群だ。
日本で食べるような生春巻きとは全然違う感じで、想像してたよりもずっと美味しかった。この春巻きは本当にオススメだよ!
カオマンガイと春巻きの合計は90バーツ(約330円)だった。お買い得ランチだね。
クワンヘン・チキンライスのメニューと料金
クワン·ヘン·チキンライスでは、カオマンガイだけでなく色んな料理を楽しめる。カオマンガイだけだと思い込んでいたからびっくりしたよ。
カオマンガイだけで満足できない時には、他のメニューにもトライしてもらいたい。
メニューはこちら。英語とタイ語で表記されている上に写真付きだから注文が楽だね。
クワンヘン・チキンライスの雰囲気と接客
クワンヘン·チキンライスは、誰でも入りやすいカジュアルなレストランだ。レストランというより食堂に近い雰囲気がある。
観光客が特に多かったよ。味が良くてコスパが高いから人気なんだ。
若い店員が多く、テキパキ働いてくれる。基本的にタイ語しか話せないけど、まあ問題ないね!
観光客が多いのも理由のひとつかもしれないけど、注文・支払い共にわかりやすいし、さっと食べることができる。
クワンヘン·チキンライスはなんといっても有名店。行列はつきものだ。たとえ空腹でお腹が鳴ってても、回転が早いから心配無用だよ!
クワンヘン・チキンライスの基本情報
なんと、クワンヘン·チキンライスの店舗は建物が二つあって、隣接して立ってるんだ。どちらに通されても同じメニュー、同じ味だよ。
下記の店舗情報は主要店舗のものだ。
店舗情報
名称(日本語) | クワンヘン・チキンライス |
名称(英語) | Kuang Heng Chicken Rice |
名称(タイ語) | ก่วงเฮงข้าวมันไก่ |
住所(英語) | 930 Phetchaburi Rd, Khwaeng Makkasan, Phaya Thai, Krung Thep Maha Nakhon 10400, Thailand |
住所(タイ語) | 930 ถนน เพชรบุรี แขวง มักกะสัน เขต พญาไท กรุงเทพมหานคร 10400 |
電話番号 | +66 2 251 8768 |
営業時間 | 7:00~22:00 |
便利な情報
ジャンル | タイ料理 |
クレジットカードの可否 | 現金のみ |
予約 | 不可 |
メニューの言語 | タイ語・英語 |
スタッフの言語 | タイ語 |
待ち時間 | 10〜30分 |
予算(一人あたり) | 50〜200バーツ |
NICOLENAスコア
食べ物 | ★★★☆☆ |
サービス | ★★☆☆☆ |
清潔さ | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★☆☆ |
雰囲気 | ★★★☆☆ |
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム:ピンクのカオマンガイレストラン!
そしてもう一つ!こちらはなんとミシュランガイド・ストリートフード編で紹介されているカオマンガイレストランだ。
バンコクで知るひとぞ知る有名店の「Go-Ang Kaomunkai Pratunam(ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム)」。店内がピンクだらけなので「ピンクのカオマンガイ」と呼ばれている。
ネットで検索すれば山ほど情報が手に入る”ピンク”のカオマンガイレストラン。とにかく試すのみだ!
人気店ということだけあって、早朝から深夜まで長蛇の列。辛抱強いお客さんが多い!
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのカオマンガイ
じゃあ早速、人々を魅了してやまないピンクのカオマンガイを見てみよう!
・カオマンガイ
・カオマンガイ(Khao Man Gai):50バーツ
伝統的なカオマンガイで、鶏肉がのったご飯に、チキンスープとビネガーソースが添えられている。
鶏肉についてはもはや説明不要。口の中でほろっととろけるんだ!鶏肉の素材の味を楽しみたい人はソース無しをオススメするよ。僕のソースが無い方が好きだ。
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムのメニューと値段
メニューはいたってシンプル。店にやってくる人のほとんどは、名物カオマンガイと海南鶏目当てでくるからね。
ちなみに海南鶏は、茹でた鶏のスライスがたっぷり入った一品!チキンスープとソースが添えられている。通常サイズは70バーツだよ。
メニューはこちら。
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムの雰囲気と接客
鶏肉を煮込む人、材料を包丁で捌く人、掃除をする人・・・スタッフ総出でテキパキと動く図は、まさに軍隊みたいだ。女性スタッフが多い。
このラーン・ガイトーン・プラトゥーナムはすっごく忙しいんだ。
僕らが行列から食事中のお客さんをうらやましく眺めていたのと同じように、僕らが食事にありついた時には行列に並ぶお客さんたちから見られているってことさ!
超人気店にはありがちな光景だけど、「早く食べて席を空けてくれ」というお客さんからのプレッシャーに耐えながら食事をするということ。
これは、有名店では支払わなきゃいけない代償だともいえるね(笑)
サービスや清潔さ、そして料理についての不満は一切ないよ!店員は一日中同じ料理を出しているから、ルーティーンになっちゃうのも理解できる。
ララーン・ガイトーン・プラトゥーナムの基本情報
店舗情報
名称(日本語) | ゴアーン·カオマンガイ·プラトゥーナム(ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム) |
名称(英語) | Go-Ang Kaomunkai Pratunam |
名称(タイ語) | โกอ่างข้าวมันไก่ประตูน้ำ |
住所(英語) | 960 962 Phetchaburi Rd, Khwaeng Makkasan, Khet Ratchathewi, Krung Thep Maha Nakhon 10400, Thailand |
住所(タイ語) | 960 962 ถนน เพชรบุรี แขวง มักกะสัน เขต ราชเทวี กรุงเทพมหานคร 10400 |
電話番号 | +66 2 252 6325 |
営業時間 | 6:00~22:30 |
便利な情報
ジャンル | タイ料理 |
クレジットカードの可否 | 現金のみ |
予約 | 不可 |
メニューの言語 | タイ語・英語 |
スタッフの言語 | タイ語 |
待ち時間 | 10〜30分 |
予算(一人あたり) | 50〜140バーツ |
NICOLENAスコア
食べ物 | ★★★☆☆ |
サービス | ★★☆☆☆ |
清潔さ | ★★☆☆☆ |
コスパ | ★★★★☆ |
雰囲気 | ★★☆☆☆ |
緑/ピンクのカオマンガイの行き方
今回ご紹介した「緑」と「ピンク」のレストランは、お互いわずか数メートルの距離にある。
BTSチットロム(Chit Lom)駅とARLラーチャプラーロップ(Ratchaprarop)駅のちょうど中間ぐらいに位置しているんだ。
公共交通機関なら、バンコクの渋滞に巻き込まれることもないし早く着くはずだ。両駅から、紹介したレストランまでは徒歩15分くらい。良いエクササイズになるんじゃないかな(笑)。
駅からタクシーやトゥクトゥクに乗ってもいいだろう。
BTSとARLの駅、2つのレストランの位置はこの地図で確認してね!
①クワンヘン・チキンライス ②ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム ③BTSチットロム駅 ④RLラーチャプラーロップ駅
ちなみに、すぐ近くには高級デパートの「セントラルワールド」や巨大モール「MBKセンター」、パワースポット「エラワン廟」、観光名所「ジムトンプソンの家」なんかもある。
これらの場所に行く予定があれば、カオマンガイレストランについでに立ち寄るといいだろう。
>ジムトンプソンの家完全ガイド!シルク王のお屋敷やレストラン・カフェを満喫!
>バンコク一のパワースポット、エラワン廟!願いが叶うらしいのでお参りしてみた
バンコクの公共交通機関についてもっと詳しく知りたいなら、この記事を参考にしてね。
まとめ
今回ご紹介した「グリーン/ピンクのカオマンガイ」という二大巨頭。どちらに軍配があがるか?ってのは正直酷な質問だ(笑)
2店舗とも美味しいカオマンガイを堪能できるし、ひっきり無しにお客さんが入ってくる。
列に並ぶのは日常茶飯事。似て非なるお店ってことかな?
「どっちを選んでいいかわからない!」という君のために、簡単な比較表を作ってみたよ。
サービス | おすすめのレストラン |
---|---|
メニューの充実度 | クワンヘン·チキンライス(グリーン) |
食事スペースの広さ | ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(ピンク) |
営業時間 | ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(ピンク) |
カオマンガイの有名度 | ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(ピンク |
カオマンガイの美味しさ | 引き分け |
サービス内容と雰囲気 | 引き分け |
これ以上僕の口から言えることはないかな・・・あ、もしかしたら「色」が決め手になるかもしれないね。
ごくごく個人的な意見を言わせてもらうと、食事中に目に入る「ピンク」は少々刺激が強すぎた(笑)
「グリーン」は目に優しいからね。これはあくまで「色」の話。実は僕が一番好きな色は緑なんだ(笑)
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