ノイシュバンシュタイン城の行き方！ミュンヘンから格安・最短で行こう

ノイシュバンシュタイン城の行き方。所要時間は？日帰りで行ける？

ノイシュバンシュタイン城には、次の3つの行程で行くことになります。

トータルの旅行時間は電車やバスを待つ時間も併せて片道3時間～4時間ほどなので、日帰りで行くことも可能です。

チケットを事前予約していない方は上記の③の前にホーエンシュヴァンガウでチケットを購入する必要がありますが、絶対に予約して行った方がいいです！

入場は時間ごとの予約制になっていて数が限られているため、せっかく来たのに当日分は売り切れということもあり得ます。

＞関連記事：ノイシュバンシュタイン城のチケット予約方法と料金！当日券は売り切れる？

この説明の時点ですでに「自力で行くのめっちゃ大変そう…」と思ってしまった方は、現地オプショナルツアーを使った方がいいでしょう。
現地ツアーは約1万円～なので、自力で行く労力を顧みるとそう高くはありません。

正直、ドイツ初心者や英語が不得意な方には楽な道のりではないと思います。
特に海外旅行にめったに行かない方はツアーを使うことをオススメします。

それでは、まずは①②③の行き方について順にご紹介していきましょう。
その後に乗車運賃がすごくお得になるバイエルンチケットを解説したいと思います。

ノイシュバンシュタイン城に行く上での注意事項

ホーエンシュヴァンガウはノイシュバンシュタイン城最寄の小さな町のことで、ここにお城のチケットオフィスや、ホテル、レストラン、お土産屋さんなどがあります。

以前はネットで事前予約したチケットを「ホーエンシュヴァンガウのオフィスで予約時間の90分前に引き取る」というルールがありましたが、2020年頃からその必要が無くなりました。

現在は事前予約するとQRコード付きのEチケットをダウンロードできるので、お城に直行すればOKです。

といってもノイシュバンシュタイン城の内部見学はガイドツアーのみになっており、時間厳守。
なので公式サイト上では現在も90分前にはホーエンシュヴァンガウに着いておくことが推奨されています。

目指すはこのお城！

①ミュンヘン中央駅からフュッセンに電車で行く

まずはミュンヘン中央駅（München Hauptbahnhof）からフュッセン（Füssen）行きの電車に乗ります。

直通の電車は1日に数本の運行で本数が少ないですが、直通じゃなくても途中で乗り換えて行くことが可能です。

乗り換えの電車も含めるとフュッセン行きは1時間に1本出ています。
それでも少ないので、前もって時間を調べておいた方がいいです。

電車に乗る際はチケットさえあれば、特に座席を予約する必要はありません（予約もできます）。

乗り換えは人によっては難しいかもしれないので、直通がいいという方は前もって時間を調べてから行くことをオススメします。

時刻はドイツ鉄道（Deutsche Bahn）のサイト（英語表示）で確認できます。

【ミュンヘン中央駅→フュッセン行き電車の詳細】
発車駅： ミュンヘン中央駅（München Hauptbahnhof）
到着駅： フュッセン（Füssen）
所要時間：約2時間
運行間隔：おおよそ1時間に1本
料金：片道24ユーロ～

もしアウクスブルク（Augsburg）からノイシュバンシュタイン城に行く場合は、アウクスブルク駅からフュッセン行きの電車に乗ります。

その後の行程はミュンヘンから行く場合と同じです。

ドイツ中央駅からフュッセン行きの電車に乗ります。

ドイツ鉄道のサイトで時刻表を検索する方法

ドイツ鉄道のサイトでの時刻表の検索方法についても、少し説明しましょう。

まずはドイツ鉄道のサイトを開いてください。

上図の検索ボックスに以下の情報を入力してください。

その他の箇所は初期状態のままで大丈夫です。以上を入力したら「Search（検索する）」ボタンを押しましょう。

すると、下図のような検索結果が出てきます。

よっぽどミュンヘン慣れしてる人や英語が分かる人で無ければ、できる限り直通電車に乗りましょう。
慣れない土地での乗り換えはあまりオススメしません。

といっても直通の本数が少ないので、乗り換えをしないといけない方も多いと思います。
乗り換えが必要な場合はたいていブーフロー（Buchloe）駅で乗り換えることになります。

フュッセン駅は終点なのでブーフロー駅の電光掲示板で「Füssen」と記載されているのを確認してから乗ると、間違えることはほぼないんじゃないかな。

他の多くの観光客がFüssen行きに乗るはずなので、観光客っぽい人たちについて行くといいでしょう。

電車からはこんなのどかな景色が見えました

②フュッセンからホーエンシュヴァンガウにバスで行く

フュッセン駅に着いたら南口を出てすぐのところにあるバス乗り場に行きましょう。
バス停はフュッセン駅の目の前にあり、電車を降りた時点でバスが目に入ります。

駅を降りたら一方向にしか進めないので、迷うことはないでしょう。
「TAXI」「BUS」と書かれているドアから外に出ましょう。

バス停番号「5」から73番、78番もしくは9651番のバスで、ホーエンシュヴァンガウ（Hohenschwangau）に行きます。

電車がフュッセンに着いたら観光客たちがぞろぞろとバスに向かうため、定員オーバーで1本見合わせないといけない場合もあるので、フュッセンに着いたらバス停までダッシュしましょう！

フュッセン駅で観光客がめっちゃぞろぞろ降りてる！バスへ急げ～～！！

10～15分ほどでホーエンシュヴァンガウに着きます。
着いたらまずは帰りのバス乗り場に貼ってある時刻表で帰りのバスの時刻を確認しておきましょう。（オンラインhttps://int.bahn.de/enでも見れます）。

下図が帰りのバス停。到着したバス停の向かい側の観光案内所の目の前にあります。
バスの番号は行きと同じです。

以前はホーエンシュヴァンガウにあるチケットオフィスで事前予約したチケットを引き取る必要がありましたが、2020年頃からその必要がなくなりました。

チケットを事前予約している方はそのままお城まで直行しましょう。
ただホーエンシュヴァンガウには飲食店やお土産屋さんなんかもあるので、時間に余裕があれば立ち寄ってみるといいかもしれないですね。

チケットを予約していない方はこのチケットオフィスでチケットを購入できますが、上述の通り当日券は数が限られており、売り切れることもあるので絶対に事前予約した方がいいです。

＞関連記事：ノイシュバンシュタイン城のチケット予約方法と料金！当日券は売り切れる？

ちなみに私たちは時間の余裕があったので、ホーエンシュヴァンガウでランチをいただきました。

バイエルンチケットの購入方法

バイエルンチケットは駅の窓口（手数料2ユーロ取られます）や、駅の券売機、ドイツ鉄道のサイトなどで購入できます。

券売機で買う場合は、U-bahnの駅やトラムの停留所にあるMVVの青色の券売機なら下図のように日本語表示ができるから簡単ですよ♪（※青の券売機でも旧式の場合は日本語表示ができない可能性があります）

こんな青い券売機なら日本語表示が可能です。

DB（ドイツ鉄道）の赤い色の券売機は残念ながら日本語表示ができなくて、英語表示なら可能です。
手順は以下。

このDBの赤い券売機は日本語表示ができません。