ウィーンパスの買い方・使い方と入場無料になる対象施設の一覧を紹介!

ウィーン観光といえば美術館・博物館見学が観光のメインとなりますが、値段がちょっと高いのが難点。
でも「ウィーンパス(Vienna Pass)」があれば、ウィーンの90カ所近くの美術館・博物館や観光名所に無料入場できるんです!!
しかも施設によっては優先入場もついてくるので、入場の際のながーい行列を飛ばすこともできます!
また乗り降り自由な観光バス「ホップオン・ホップオフバス(Hop On Hop Off Bus)」も無料で使えるなど特典盛りだくさん!
この記事ではまずウィーンパスを使える対象施設の一覧をご紹介し、それからウィーンパスの値段や本当にお得なのか?という考察や買い方・使い方についてまとめています。
またホップオン・ホップオフバスの路線詳細についてもご紹介してます。
ウィーンパスはGetYourGuideで買うのがお得!
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1. ウィーンパスが使える場所は?対象施設一覧
2. ウィーンパスの値段は?
3. ウィーンパスはお得なの?徹底検証!
4. ウィーンパスの買い方は?
>公式サイトでの買い方(英語/ドイツ語)
>旅行予約サイトでの買い方(日本語)
>現地での買い方
5. ウィーンパスの使い方と注意点
6. 乗り降り自由なホップオンホップオフバスの路線図や時刻は?
7. ウィーンパスがおすすめな人・おすすめじゃない人は?
8. まとめ
9. よくある質問
ウィーンパスが使える場所は?対象施設一覧

下記がウィーンパスで無料入場できる施設の全リストです。
通常価格も一緒に載せているので料金計算の参考にされてくださいね。
優先入場できる場所には★マークをつけてます。
また人気のスポットは分かりやすいようにマーカーを引いてます。
美術館・博物館・観光施設のほか乗り降り自由な「ホップオン・ホップオフバスツアー」も含まれているので、交通もカバーできるのが嬉しいところ♪
※下記のリストは2025年11月改稿時の情報です。最新情報は公式サイトで確認してください。
ウィーンパスで無料になる施設の全リスト
・オーストリア銀行美術フォーラム(Bank Austria Kunstforum Vienna):通常14ユーロ
・ベートーヴェン博物館(Beethoven Museum Heiligenstadt):通常8ユーロ
・パスクヴァラティハウス(Beethoven Pasqualati House):通常5ユーロ
・★ベルヴェデーレ21(Belvedere 21):通常9.30ユーロ
・フォルヒテンシュタイン城(Forchtenstein Castle):通常19ユーロ
・リヒテンシュタイン城(Liechtenstein Castle):通常12ユーロ
・シティ・クルーズ(City Cruises Vienna):通常32ユーロ
・大聖堂博物館(Dom Museum Wien):通常10ユーロ
・ドナウタワー(Danube Tower):通常18ユーロ
・フォト・アーセナル・ウィーン(FOTO ARSENAL WIEN):通常10ユーロ
・ゲルストナー K. u. K. ホーフザッカーベッカー ショー(Gerstner K. u. K. Hofzuckerbäcker Show):通常9.50ユーロ
・地球儀&エスペラント博物館(Globe and Esperanto Museum):通常6ユーロ
・★グロリエッテ/シェーンブルン宮殿(Gloriette Schönbrunn):通常15ユーロ
・★パルメンハウス/シェーンブルン宮殿(Schönbrunn Palm House):通常9ユーロ
・★オーストリア歴史館(House of Austrian History):通常9ユーロ
・音楽の家(House of Music):通常17ユーロ
・ハイドンの家(Haydn House):通常5ユーロ
・ウィーン軍事史博物館 (Museum of Military History):通常3.50ユーロ
・ハイディ・ホルテン・コレクション(Heidi Horten Collection):通常16ユーロ
・ホップオン・ホップオフバスツアー(HOP ON HOP OFF Bus Tour):通常53ユーロ
・★ハウス・オブ・ハプスブルク・ツアー(House of Habsburg Tour):通常23ユーロ
・★ハウス・オブ・シュトラウス(House of Strauss – Museum Concert Restaurant):通常23ユーロ
・★イルルガルテン(迷路庭園)/シェーンブルン宮殿(Maze Schönbrunn):通常15ユーロ
・ヨハン・シュトラウス博物館(Johann Strauss Museum – New Dimensions):通常25ユーロ
・アパートメント・ヨハン・シュトラウス(Johann Strauss Apartment):通常5ユーロ
・★ジョゼフィーヌム(Josephinum):通常15ユーロ
・ユダヤ博物館(Jewish Museum):通常15ユーロ
・カプツィーナー納骨堂(Imperial Crypt):通常8.50ユーロ
・★王宮宝物館(Imperial Treasury Vienna):通常16ユーロ
・宮廷馬車博物館(Imperial Carriage Museum):通常12ユーロ
・★こども博物館/シェーンブルン宮殿(Children’s Museum Schönbrunn Palace):通常12ユーロ
・クリムト・ヴィラ(Klimt Villa Vienna):通常10ユーロ
・★プライベート庭園/シェーンブルン宮殿(Privy Garden at Schönbrunn):通常15ユーロ
・クンストハウスーフンデルトヴァッサー博物館(KunstHausWien – Museum Hundertwasser):通常16ユーロ
・クンストハレ・ウィーン(Kunsthalle Wien – Musemsquartier):通常12ユーロ
・クンストハレ・ウィーン(Kunsthalle Wien – Karlsplatz):通常5ユーロ
・★美術史美術館(Kunsthistorisches Museum):通常21ユーロ
・★レオポルド美術館 (Leopold Museum):通常17ユーロ
・オーストリア文学の博物館(Literature Museum):通常9ユーロ
・マダム・タッソー蝋人形館(Madame Tussauds):通常26.50ユーロ
・オーストリア応用美術館 (MAK – Austrian Museum of Applied Arts):通常15.50ユーロ
・MAK Branch Geymüllerschlössel:通常7.50ユーロ
・★王宮家具博物館(Vienna Furniture Museum):通常18ユーロ
・モーツァルトの家 (Mozarthaus Vienna):通常14ユーロ
・★近代美術館(Museum of Modern Art – mumok):通常15ユーロ
・ユダヤ人広場博物館(Museum Judenplatz):通常15ユーロ
・Scots Abbey博物館(Museum at the Abbey of the Scots):通常10ユーロ
・モーツァルト神話(Mythos Mozart):通常23ユーロ
・病理・解剖学博物館(Madhouse Tower – Collection of Anatomical Pathology):通常8ユーロ
・★ウィーン自然史博物館(Museum of Natural History):通常18ユーロ
・★ベルヴェデーレ宮殿上宮(Upper Belvedere):通常19.50ユーロ
・★オランジェリー庭園/シェーンブルン宮殿(Orangery Garden Schönbrunn):通常15ユーロ
・オットー ヴァーグナー パビリオン ヒーツィング(Otto Wagner Pavillon Hietzing):通常5ユーロ
・オットー ヴァーグナー パビリオン カールスプラッツ(Otto Wagner Pavilion Karlsplatz):通常5ユーロ
・ミニ・トレイン/シェーンブルン宮殿(Panoramabahn Schönbrunn):通常16ユーロ
・Schönbrunn: Transfer-Train Tirolerhof & Zoo:通常3ユーロ
・パピルス博物館(Papyrus Museum):通常6ユーロ
・パルンドルフシャトルバス(Parndorf Shuttle Bus):通常25ユーロ
・アウガルテン磁器博物館(Porcelain Museum at Augarten):通常8ユーロ
・プラーター博物館(Prater Museum):通常8ユーロ
・プラーター遊園地の列車(Praterzug):通常5ユーロ
・オーストリア国立図書館(State Hall of the Austrian National Library):通常11ユーロ
・ウィーン市交通局交通博物館(Remise Transport Museum):通常10ユーロ
・カルヌントゥム (Roman City Carnuntum):通常14ユーロ
・エスターハージィ(Esterházy Palace):通常19ユーロ
・★シュロス・ホーフ宮殿とニーダーヴァイデン城(Imperial Palaces Schloss Hof and Niederweiden):通常24ユーロ
・シェーンブルン宮殿(Schönbrunn Palace):通常25ユーロ
・シュルムベルガー・ケラー(Schlumberger Cellars):通常12ユーロ
・シューベルト生家(Schubert’s Birthplace):通常5ユーロ
・シューベルト最期の家(Schubert’s Place of Death):通常5ユーロ
・ジークムント・フロイト博物館 (Sigmund Freud Museum):通常15ユーロ
・シシィ博物館/ホーフブルク宮殿(Sisi Museum Hofburg/Hofburg Imperial Palace):通常20ユーロ
・スペイン乗馬学校(Spanish Riding School):通常17ユーロ
・クロスターノイブルク修道院 (Klosterneuburg Monastery):通常9ユーロ
・★技術博物館 (Museum of Technology):通常18ユーロ
・劇場博物館(Museum of theatre):通常16ユーロ
・★シェーンブルン動物園(Schönbrunn Zoo):通常27ユーロ
・国際連合ウィーン事務局ガイドツアー(Guided Tour of the UN Headquarters):通常15.90ユーロ
・★ベルヴェデーレ宮殿下宮(Lower Belvedere):通常16.50ユーロ
・ウィーン民俗学博物館(Weltmuseum Wien):通常16ユーロ
・ヴェストリヒト写真館(WestLicht Center for photography):通常12ユーロ
・★大観覧車(Vienna Giant Ferris Wheel):通常14.50ユーロ
・ウィーン国立歌劇場ガイドツアー(Guided tour of the Vienna State Opera):通常15ユーロ
・★砂漠館/シェーンブルン宮殿(Desert house Schönbrunn):通常9ユーロ
世界遺産であるシェーンブルン宮殿、クリムトの傑作「KISS(接吻)」があるベルヴェデーレ宮殿や人気の美術史美術館、ホーフブルク宮殿(シシィ博物館)など人気どころはもちろん、あまり聞かないような穴場までカバーされていますね!
ウィーンパスの値段は?
ウィーンパスの料金は下表の通りです。
| 種類 | 値段 |
|---|---|
| 1 DAY PASS | 大人99ユーロ、小人49ユーロ |
| 2 DAY PASS | 大人139ユーロ、小人67ユーロ |
| 3 DAY PASS | 大人165ユーロ、小人81ユーロ |
| 6 DAY PASS | 大人199ユーロ、小人99ユーロ |
小人は6-18歳です。
購入時ではなくカード使用時に6-18歳である必要があります。
5歳以下の子供はウィーンパスを持っている大人と一緒なら、どの施設も無料で入場できます(5歳以下の子供本人はパスを持ってなくても大丈夫です)。
各施設の入場時に年齢を証明するもの(パスポートなど)が必要なこともあるのでご注意ください。
ウィーンパスはお得なの?1日間/2日間のモデルプランで検証

出典:ウィーンパス公式サイト
ずばり、美術館・博物館巡りをする人にとってはめちゃくちゃお得だし、あまり美術館・博物館に入場しない人にとっては全然お得じゃありません!
例えば下の例を見てみましょう。
| ①2日間滞在の例 | ②1日滞在の例 | |
|---|---|---|
| 入場する名所 | ・シェーンブルン宮殿:25€ ・グロリエッテ/シェーンブルン宮殿:15€ ・ベルヴェデーレ宮殿上宮:17.70€ ・シシィ博物館(ホーフブルク宮殿):20€ ・王宮宝物館:18€ ・美術史美術館:23€ ・アルベルティーナ美術館:18.90€ | ・シェーンブルン宮殿:25€ ・シェーンブルン宮殿グロリエッテ:15€ ・シェーンブルン動物園:27€ ・ベルヴェデーレ宮殿上宮+下宮チケット:29€ |
| 交通機関 | ホップオン・ホップオフ48時間:45€ | ホップオン・ホップオフ24時間:39€ |
| 合計金額 | 182.60€ | 135€ |
| ウィーンパスの料金 | 2 DAYパス:139€ | 1 DAYパス:99€ |
| 節約 | 43.60€ | 36€ |
※各施設の入場料は2025年改訂時点の情報です。最新料金は必ず公式サイトでご確認ください
このようにプランによっては、30ユーロ以上もお得になります!
ホップオン・ホップオフでなく地下鉄やバスを利用したとしても、48時間乗り放題切符が14.10ユーロ、24時間乗り放題切符が8ユーロなので、ウィーンパスの方がお得です。
このように自分が回りたい施設をリストアップして、計算してみてください。
地下鉄やトラムの料金について詳しくは下記の記事で説明してます。
またベルヴェデーレやアルベルティーナ、王宮宝物館、美術史美術館、シェーンブルン動物園を含む多数の施設で優先入場できるので、行列を飛ばして時間を節約できるのも大きなメリットです。
ハイシーズンには1時間近く待たないと入れない施設もあるので、値段的に多少損するかもっていう人でも優先入場のことを考えたらメリットの方が大きい場合もあると思います。
優先入場が無い施設もウィーンパスがあればチケット購入の行列に並ぶ必要はありません。
特に美術館・博物館巡りがしたいなら各施設の見学にかなりの時間をとられます。
その上チケット購入の列に並ぶとなるとすぐに1日が潰れてしまうので、「時間切れでここもあそこも行けなかった」ということになってしまうかも。
そう考えるとウィーンパスでスムーズに入場し、効率的に観光した方が良いですよね。
ウィーンパスの買い方は?
ウィーンパスの購入方法は次の3通りがあります。
オススメなのはオンラインで事前購入する方法です。
当日に慣れない土地でチケットオフィスを探してから母国語でない言葉で購入って大変なので、オンラインで購入した方が効率的だし時間も節約できます。
特に旅行予約サイトのGetYourGuideや
Klookだと公式と同じ価格だし日本語で予約できるので手軽です。
GetYourGuideだと下記リンク先ページから予約画面に進み、クーポンコード「NICOLENAW」を使うと5%オフになりますよ!
GetYourGuideやKlookからの購入だと利用予定日の24時間前までキャンセル可能という利点もあります。
まずオンラインで購入する方法を説明してから、現地で購入する方法を説明しましょう。
公式サイトでの買い方
まずは公式サイトでの購入方法を説明しましょう。
ただ公式サイトからだと英語やドイツ語の表示になるのでそれが不安って方はGetYourGuideや
Klookから日本語で購入する方がいいかもしれませんね。
それでは、公式サイトの購入ページに行きましょう!
画像を使いながら説明していきますが、一部古い画像を使っているので値段が異なる場合もあります。
内容は同じなのでご安心ください!
Step1:下図のBUY TICKETのすぐ下(左側)にある「VIENNA PASS」をクリック。右側のボタンは「FLEXI PASS」という別のパスなので間違えないように注意しましょう。
大人用(ADULT)と子ども用(CHILD)で2列に分かれています。必要なパスの個数を入力し、カートボタンをクリック。

Step2:画面の下の方に公共交通機関(地下鉄・トラムなど)のパスを選択する欄(TICKET FOR PUBLIC TRANSPORT)がありますが、必要なければスルーでいいです。
必要な人は枚数と有効期限(24時間/48時間/72時間を選択)を入力してください。
「CHECKOUT」をクリックして次のページへ進みましょう。

・Email=メールアドレス
・E-Mail confirm=確認用メールアドレス(上記と同じものを入力)
・Salutation=敬称。男性ならMr、女性ならMrsです。
・Nationality=国籍
・First Name=下の名前
・Last Name=苗字

・Pick up at the Vienna Sightseeing~(以下略)=現地のオフィスで受取
・Standard Shipping Worldwide=自宅に配送。配送料金15ユーロがかかる
・Mobile pass=スマホで電子パスを利用する

Step5:到着予定日を入力し「CONTINUE TO ORDER SUMMARY(注文確認画面へ進む)」をクリックして次ページへ。
この予定日とパスの利用開始日は関係ありません。
詳しくは後述していますが、パスの有効期限は最初の施設(ホップオン・ホップオフバス含む)で利用した時点でカウントダウンが開始されます。


Step7:クレジットカードの情報と請求先住所を入力し、「PAY」をクリックすれば注文完了です。
英語の住所の書き方は日本語と逆なので、「新宿区歌舞伎町」なら「kabukicho,shinjuku-ku」となります。

支払いが完了したら注文確認メールが届きます。
現地のチケットオフィスで受け取る場合は、メールで送られるバウチャーを印刷しておきましょう。
ウィーンパスを自宅に配送する

※注:画像はイメージです
公式サイトで購入して自宅に配送を希望する場合は、日本への配送なら追加料金が15ユーロかかります。
また届くまで約15-20日ぐらいかかり、場合によっては遅延することもあるのであまりオススメしません。
パスをウィーンで引き取る
ウィーンパスを確実に予定の日までに受け取りたいなら、配送でなくウィーンで直接引き取りましょう!
ウィーンパスを引き取るためには、オンライン購入後にメールで送られてくるバウチャーをプリントアウトして必ず持参してください。
また写真付きID(パスポート等)も必要です。
ハイシーズンには少し並ぶ可能性があるので早めに行きましょう。
ウィーンパス・サービスセンター(VIENNA SIGHTSEEING & VIENNA PASS CUSTOMER SERVICE CENTER)は、国立歌劇場(オペラ座)のすぐ前にあり、便利な立地です。

ウィーンパス・サービスセンターの詳細
名称:VIENNA SIGHTSEEING & VIENNA PASS CUSTOMER SERVICE CENTER
住所:Opernring 3-5, Top 17-24, 1010 Vienna
アクセス:地下鉄U1・U2・U4線のKarlsplatz(カールスプラッツ)駅(出口:Oper)
営業時間:毎日9:00~18:00
スマホ用ウィーンパスをダウンロードする方法
スマホにウィーンパスをダウンロードする方法もあります!
受け取り方法選択欄で「Mobile pass(スマホ用パス)」を選択した場合、送られてくる注文確認メールにスマホ用パスへのリンクが記載されています。
スマホ用パスの利用方法について詳しくは公式サイトのこのページでご確認ください
スマホ版ウィーンパスは、スマホ上のバーコードを読み取ることによって使うことができます。
バーコードを始めてスキャンした時(初めてパスを利用した時)が開始日になり、有効日数のカウントが始まります。
有効期限は連続した2日間や3日間となり、飛び飛びの2日・3日では使えないのでご注意ください。
旅行予約サイトでの買い方
GetYourGuideやKlookからだと日本語で購入できるし、割引もきくのでお得です。
>GetYourGuide ウィーンパス
>Klook ウィーンパス
GetYourGuideの上記リンク先ページから予約画面まで進み、クーポンコード「NICOLENAW」を入力すると5%オフになりますよ。
一つ注意したいのが、予約サイトから買う場合は自宅への配送やスマホ用パスが選択できないこと。
国立歌劇場前のウィーンパス・サービスセンターでのみの引き取りとなります。
現地での買い方
ウィーンパスを現地で購入する場合は、上述のオペラ座の前にあるウィーンパス・サービスセンター(VIENNA SIGHTSEEING & Vienna PASS Service Center )で購入することができます。
オンラインで事前予約購入した方が時間を節約できると思います。
ウィーンパスの使い方と注意点
ウィーンパスの使い方
ウィーンパスの使用方法は簡単!
入場口でパスを見せればいいだけです。
パスは最初に入る施設(もしくはホップオン・ホップオフバス)でパスについてるバーコードをスキャンしたその時に、使用開始となります。
その日から数えて、1~3日間・6日間の連続したカレンダー日に有効となります。
つまり有効なのは連続した2日間・3日間などで、飛び飛びの2日や3日では使えません。
なので午後17時とかに利用開始してしまうと、すごく損することになりますよ!計算して使いましょう。
たとえば2日間パスを夕方17:00に利用開始した場合、有効期限は翌日いっぱいまでなので、1日目はほぼどこにも入場できないまま終了ということになります。
ウィーンパス利用の注意点
・各施設に1回のみ入場可能。ホップオンホップオフバスは乗り放題
・連続したカレンダー日の日付で有効期間がカウントされる(今日+明後日の飛び飛びの2日間の利用などはできない)
・最初の入場(もしくはバスへの乗車)の時点で有効期間のカウントが始まるため、夕方などに使用開始すると損
・地下鉄やトラムなどの公共交通機関はパスに含まれない。ホップオンホップオフバスのみ含まれる
・一部の施設は入場の予約が必要(シティクルーズや国立歌劇場のガイドツアーなど)
・クリスマスや年末年始は休館や短縮営業になる施設もあるため、営業時間に注意
・物理パス(カード型パス)を予約サイトで買う場合は、国立歌劇場前のサービスセンターで受け取ることになる
乗り降り自由なホップオンホップオフバスの路線図や時刻は?

ウィーンパスについてくるホップオン・ホップオフバスがあれば、公共の地下鉄やトラム・バスに乗る必要はほとんど無いと思います。
ホテルからの行きと帰りぐらいかな?
バス停は市内の観光名所をほとんど網羅しているので、とても便利です。
バスはレッドライン、ブルーライン、イエローライン、グリーンライン(夏季のみ)の4路線があります。
下図がホップオン・ホップオフバスのウィーン歴史地区の路線図です。
レッドラインが一周してますね。

出典:https://www.viennasightseeing.at/hop-on-hop-off
下図はホップオン・ホップオフバスの全路線の路線図。
イエローラインでシェーンブルン宮殿(図の左下)やベルヴェデーレ宮殿(図の右下)へ、ブルーラインでドナウタワー(図の右上)へ行けます。

出典:https://www.viennasightseeing.at/hop-on-hop-off
各路線の詳細については下表にまとめています。
| 路線 | 説明 |
|---|---|
| ブルーライン | ・特徴:ウィーン歴史地区+ドナウ川沿いやドナウ塔、大観覧車まで回る路線。 ・運行間隔:約20分ごと ・主な名所:下記のレッドラインの名所+ドナウ塔、大観覧車(プラーター公園)、クンストハウス、フンデルトヴァッサーハウスなど |
| レッドライン | ・特徴:ウィーン歴史地区を回る路線 ・運行間隔:約30分ごと ・主な名所:国立歌劇場、ホーフブルク宮殿、 美術史美術館、アルベルティーナ、シュテファン大聖堂、オーストリア国立図書館、ジークムント・フロイト博物館、オーストリア応用美術館、レオポルド美術館、音楽の家、ウィーン・ミッテ駅など |
| イエローライン | ・特徴:シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿を回る路線 ・運行間隔:約20~25分ごと ・主な名所:国立歌劇場、シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、ウィーン中央駅、 ウィーン軍事史博物館など |
| グリーンライン | ・特徴:夏季のみ運行。ワインの名所グリンツィングやコベンツルなどを回る路線 ・運行間隔:約20~25分ごと ・主な名所:グリンツィング、コベンツル |
最新の路線図はVIENNA SIGHTSEEINGの公式サイトのこのページで見れます。
またページ内の「DOWNLOAD THE TIME TABLE」というボタンからバスの時刻表をダウンロードできますよ。
ウィーンパスがおすすめな人・おすすめじゃない人は?
ウィーンパスを買うべき人・買うべきでない人の特徴をまとめてみました。
実際には入場したい施設をリストアップして計算するのが一番だと思うので、参考程度にしてくださいね。
・美術館・博物館や宮殿巡りがしたい
・主要スポットを1〜3日で詰め込みたい
・チケット購入や入場の行列に並ぶ時間を減らしたい
・ホップオンホップオフバスで移動効率を上げたい(特に子ども連れ・シニアなど)
・美術館・博物館にあまり入場する予定がない
・街歩きやカフェが中心で観光施設にあまり入らない
・詰め込まず一つ一つのスポットに時間をかけたい
・滞在時間が短い
まとめ
ウィーンパスは金銭的にはもちろんのこと、時間を節約する上でもすごくお得なパスだと思います。
せっかくのウィーン観光を心置きなく楽しむために、ぜひウィーンパスを利用してみてくださいね♪
>GetYourGuide ウィーンパス
※クーポンコード「NICOLENAW」で5%オフ
(上記リンクからの予約限定)
よくある質問
- ウィーンパスをネット上で日本語で買う方法は?
- 旅行予約サイトのGetYourGuide
や
Klookから日本語で購入できます。公式サイトは日本語表示できません
- 同じ施設に2回入れますか?
- ウィーンパスで各施設に入場できるのは1回のみです
- パスにウィーンの地下鉄・トラムは含まれますか?
- 含まれません。乗り降り自由なホップオンホップオフバスが含まれています
- ウィーンパスで優先入場はありますか?
- 施設によっては専用レーンがあり、入場の列をスキップできます
- 予約が必要な施設はありますか?
- 一部の施設では、時間指定または事前予約が必要/推奨されます(シティクルーズ/国立歌劇場のガイドツアーなど)
- 子ども料金はありますか?
- あります。6〜18歳は子ども料金で、5歳以下はウィーンパス持参の大人と同伴で入場無料になります。各施設の入場時に年齢を証明するもの(パスポートなど)が必要なことがあります
- ホップオンホップオフバスの路線図や時刻を知りたい
- 路線図や時刻は公式サイトのこのページで確認できます
- キャンセル・返金はできますか?
- キャンセル・返金規定は購入経路によって異なります。GetYourGuide
や
Klookで購入した場合は24時間前までキャンセル可能です









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