ウィーンの地下鉄・トラムの乗り方!路線図、切符料金、空港アクセスまとめ

ウィーン観光 地下鉄・トラム等の切符・乗り方完全ガイド トップ画像

オーストリアのウィーンに旅行に行った際に、すごく戸惑ったのが地下鉄やトラムなどの公共交通機関の切符の買い方や乗り方。日本とは何かと勝手が違うので、慣れるまでが大変でした。
正しい方法で乗らないと罰金を取られたりとか、前もって知っておきたい予備知識がたくさんあります!

この記事ではまずウィーンの交通機関のシステムを説明し、それから地下鉄・トラム・バスの料金、チケットの種類と購入方法、お得な乗り放題乗車券やパスなどについて説明します。最後に国際空港とウィーン市内のアクセスについても少しだけふれてます。
ウィーン市内の移動について必要な情報は全て網羅しているので、ぜひウィーンに行く前に読み込んでくださいね!

ウィーン交通機関のシステムと路線図

ウィーン市内の主な公共交通機関は、地下鉄、トラム、バスの3種類となっています。まず、最初に知っておくべきことが3つあります。

1.ウィーン市内の地下鉄、トラム、バスは一つのチケットで乗り継げる。
2.乗車運賃はどの駅間も一律。
3.お得な1日乗り放題の乗車券や、ウィーンカードがある。

1. 地下鉄、トラム、バスは市内なら一つのチケットで乗り継ぎ可能

ウィーンでは便利なことに、市内の地下鉄、トラム、バスを一つのチケットで乗り継ぐことができます。例えば、

地下鉄→トラム→バス

こんな乗り継ぎも、チケット一枚で大丈夫です。
ただ、条件があって、それはある一定の方向に進む場合のみ、乗り継げるということです。
つまり往復したり、逆方向に戻ったり、一周してスタート地点に戻るというのはダメです。

2. どの駅間も乗車運賃は一律

ウィーンでは、どの駅間でも乗車運賃は一律となっています。例え電車とトラムを乗り継いでも、1駅だけ乗るのも10駅乗るのも、全て同じ料金です。料金については後の「チケットの種類と値段」のセクションで詳しく説明します。

3. 1日(24時間)乗り放題の乗車券やウィーンシティカードについて

1回だけ使える1回券(1回券と言っても、上述のように一定方向に進むなら時間制限無く乗り継ぎが可能)とは別に、

・24時間、48時間、72時間の乗り放題乗車券
・交通機関の乗り放題チケット観光名所・美術館・レストランなどの割引がセットになったウィーンカードもあります。

詳細については後の「チケットの種類と料金」のセクションで詳しく説明します。

ウィーン観光の移動は地下鉄が一番便利!路線図をダウンロードしておこう

ウィーン観光 ウィーンの地下鉄

中心地で一番使うのは、U-Bahnと呼ばれる地下鉄です。速く簡単で、5線(U1~U5まで)あるのでかなりの範囲をカバーしてくれます。主要な観光スポットは、地下鉄のみで回ることが可能です。

また、パーリーピーポーたちのために(笑)、週末は15分間隔で一晩中地下鉄が動いています。

下の画像は地下鉄の路線図(クリックで拡大できます)。ウィーン市電の公式サイトのこのページ内の「On The Fast Track」からダウンロードできます。前もってダウンロードしておくと便利です。

ウィーン観光 ウィーンの地下鉄路線図

ウィーン観光でバスとトラムは必要か?

ウィーン観光 ウィーンのトラム

上述のように、ほとんどの主要な観光名所には地下鉄で行けます。ただ、目的地が地下鉄の駅から少し離れているという場合はバスやトラムに乗り継ぐこともあるでしょう。バスは中心地以外のエリアでは頻繁に出てないので、ちゃんと時間を調べた方がいいです。

平日の夜中24時半以降は、主要ルートを走る夜行バスのサービスがあります。こちらも事前に時間を調べた方がいいです。

ウィーン交通機関のチケットの種類と料金:地下鉄・トラム・バス共通!

チケットの種類と料金

ウィーンの交通機関のチケットと料金は下記の通りです。各チケットの英語名は駅の券売機に表示される通りに記載してます。
※1~※5については下記に説明してます。

チケットの種類料金
1回乗車券(1 trip at the full price)※12.40ユーロ
子供・犬・自転車用一回乗車券(1 trip at the discounted price)※21.20ユーロ
24時間乗り放題乗車券(24 Hour Tickets Vienna)※38ユーロ
48時間乗り放題乗車券(48 Hour Tickets Vienna)14.10ユーロ
72時間乗り放題乗車券(72 Hour Tickets Vienna)17.10ユーロ
8日間回数券(8枚つづり券、8-day Climate ticket)※440.80ユーロ
1週間定期(Weekly Ticket)17.10ユーロ
1カ月定期(Monthly Ticket)51ユーロ
ウィーンシティカード24時間(Vienna City Card)※517ユーロ
ウィーンシティカード48時間(Vienna City Card)25ユーロ
ウィーンシティカード72時間(Vienna City Card)29ユーロ
※について解説
※1:●時間以内というような時間制限はありません。一定方向なら地下鉄・トラム・バス共通で何回でも乗り換え可能
※2:子供(6-15歳)の割引チケットは身分証明書が必要。
※3:24-72時間乗り放題乗車券については、購入した時から24-72時間ではなく、チケットに打刻した時から24-72時間です。なので、午後1時に打刻→翌日の午後1時まで使用可能。打刻については後のセクションで詳しく説明してます。
※4:8日回数券は打刻したときから翌日の夜中1時まで有効の8枚つづりのチケット。使用は連続した8日間でなくてもいい。8枚つづりなので団体で一人一枚ずつ使うこともできます。間違って当日使わないものまで打刻しないように注意が必要。
※5:ウィーンシティカードについては、下記に詳しく説明してます。
ウィーン観光 ウィーン交通機関の24時間フリーパス券

私たちが実際に使った24時間乗り放題乗車券。当時は7.6ユーロでした。

ウィーンシティカードって何?お得なの?

ウィーンシティカードの画像

ウィーンシティカード(Vienna City Card)は交通機関乗り放題と、ウィーン市内の美術館・博物館などの観光名所や、レストラン、ショッピングなどの割引がセットになったカードです。
4種類のカードがありますが、上の表にのせてるのは一番ベーシックなカードのみです。他の3種類は以下の通り。

ウィーンシティカード・トランスファー:通常のウィーンシティカードの内容 + 空港~市内の移動(往復)が無料。24時間34ユーロ~
ウィーンシティカード・ツアー:通常のウィーンシティカードの内容 + 乗り降り自由な観光バス。24時間43ユーロ~
ウィーンシティカード・トランスファー + ツアー:通常のウィーンシティカードの内容 + 空港~市内の移動(往復)が無料 + 乗り降り自由な観光バス。24時間60ユーロ~


※注意
:ネット上でウィーンカード(Vienna Card)の情報が多く出ていますが、2017年でウィーンカードが無くなり、現在はウィーンシティカードとなっています。一部内容が変わっているので、古い情報はまるまる信じない方がいいです。

なお、似た名前のカードでウィーンパス(Vienna Pass)iconという60か所以上の美術館・博物館や観光名所が入場無料になるパスがあります。こちらのパスには公共交通機関の乗り放題は付いていませんが、乗り降り自由な観光バスが無料で使えるので、公共交通機関の代わりに使うのもいいかもしれません。
ウィーンパスはほとんど全ての主要観光スポットで使えるので、かなりオススメです。

ウィーンパスについてはこちらの記事をご参考に↓↓

ウィーンシティカードの主な観光名所の割引は下記の通り(一部抜粋)です。

ウィーンシティカードの割引情報
シェーンブルン宮殿のクラシックパス:26.50→22.50ユーロ(※クラシックパスの内容:シェーンブルン宮殿グランドツアー(日本語オーディオガイド付き)+皇太子の庭園+グロリエッテ+ラビリンス庭園+オランジェリー)
シシィチケット:34→31ユーロ(※シシィチケットの内容:シェーンブルン宮殿グランドツアー(日本語オーディオガイド付き)+ホーフブルク宮殿(旧王宮)+王宮家具博物館)
ベルヴェデーレ宮殿上宮と下宮の共通チケット:22→19.50ユーロ
ベルヴェデーレ宮殿上宮チケット:16→14.50ユーロ
ベルヴェデーレ宮殿下宮チケット:14→12ユーロ
王宮宝物館:12→11ユーロ

見てわかるように美術館・博物館だと2~4ユーロとかの割引だから、人によってはそんなにお得じゃないかも・・・レストランの割引は飲み物一杯のサービスや、10-15%割引サービスとかです。
割引一覧はシティカード公式サイトで確認お願いします。

例えばウィーンシティカード24時間なら、乗り物だけの24時間乗り放題乗車券と差額が9ユーロなので、自分のプラン的に9ユーロ以上割引になる!と思うなら購入したらいいと思います。私は使わなかったですね。
購入は駅構内のチケットセンターや、観光案内所オンラインで可能です。券売機では購入できないのでご注意ください!

ウィーン歴史地区を一周する際の注意点

ウィーン観光の中心地、世界遺産の「ウィーン歴史地区」がある一帯は、「リング通り(リングシュトラーゼ、Ringstraße)」と呼ばれる環状道路に周囲を取り囲まれています。地下鉄・トラムの駅もこのリングを取り囲むようにあり、観光名所もリング内やリング沿いなど、リングの周辺に集中しています。

注意したいのが、1回乗車券では1周してスタート地点に戻るという乗り方ができないので、リング沿いを一周(=歴史地区一周)はできません。リングを一周したいなら1回乗車券が2枚必要です。

ただ、歴史地区は小さくて一つの駅から次の駅までの間隔も狭いので、最後の1駅だけ歩くという方法にすれば、1回乗車券を2枚使う必要はありません。

※注意:リング通りをぐるっと循環する「リングトラム(Ring Tram)」というトラムがありますが、こちらは途中で乗り降りができないので気を付けてください。乗ってしまうと、一周するまで降りれません。一周12ユーロ(大人)です。黄色いトラムで、車体の側面に「Ring Tram」と大きく書かれています。
乗り降りしながら観光するなら、リングトラムではなく通常のトラムや地下鉄に乗りましょう。

リングトラム詳細
・リングトラム乗降停留所:シュヴェーデンプラッツ広場(Schwedenplatz)のトラムプラットフォームB
・所要時間(一周):約25分
・運行間隔:30分ごと。始発10:00、最終17:30
・チケット料金:大人12ユーロ、15歳未満6ユーロ
・チケット購入場所:オンライン、国立歌劇場にあるVienna Sightseeing Toursのデスク、乗り場の係員から直接購入
・公式サイト:https://www.viennasightseeing.at/vienna-ring-tram/
ウィーン観光 歴史地区のリング

歴史地区の交通路線マップ。円状(リング)にぐるっと囲まれてますね!

ウィーン交通機関の路線図

このウィーン市全体の地下鉄路線図でも、真ん中の歴史地区部分が円状になってるのがわかります。

結局どのチケットが一番お得なの?

・一定方向に進むようなプランをきっちり組んでいる場合→1回乗車券がお得
・往復したり、移動が多い場合→乗り放題乗車券がお得
・4日以上の滞在で毎日移動がある→1週間券がお得

私は1日目のプランがあいまいだったので、8ユーロぐらいなら多少損してもいいやと思って24時間乗り放題乗車券を購入しました。2日目はプランが固まっていて、一定方向に進む予定だったので1回乗車券にしました。
ちなみに、1日目の24時間乗り放題乗車券を打刻したのが朝11時ぐらいだったので、2日目の朝11時まではこのパスを使うことができましたよ。

チケットの購入場所・購入方法

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の自動券売機

チケットは全て下記の場所で購入できます。

チケットを購入できる場所

地下鉄駅構内の自動券売機
バス・トラムの場合、車内で購入可能(下に説明有り)
・ウィーン市交通局の前売り所 (WL ticket offices)※Vorverkauf という標識があるところ。大きな地下鉄の駅や、トラム駅などにある。
・タバコ屋 ※ほとんどの全てのタバコ屋さん。目印は、ドアにWLというロゴがあるタバコ屋さん。
・オンライン
・電車の駅構内

地下鉄のチケット購入方法

地下鉄に乗る際のチケットは、地下鉄の駅構内で購入する場合がほとんどかと思います。現地で撮った写真と一緒に、購入方法をご紹介します。この写真では24時間乗り放題乗車券の購入です。

下の画像を見て下さい。
1. まずEnglishを押して英語表示にしましょう。私は24時間乗り放題乗車券を購入したので、24/48/72 Hour Tickets Viennaをクリック。(1回乗車券なら1 trip at the full priceをクリックしてください。)

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の自動券売機

2. 24時間、48時間、72時間のどれかを自分のプランに合わせてクリック。

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の自動券売機

3. チケットが何枚必要かクリック。二人分なら2、三人分なら3を押しましょう。内容に間違いがなければ、「OK, I buy the ticket」ボタンを押してください。
※2017年の写真なので24時間乗り放題乗車券の値段が今とは違います。

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の自動券売機
一回乗車券を購入する場合

※一回乗車券の場合は、上の画像のNumber of tickets(チケットの枚数)の下に、
Validate now(今すぐ有効化する)
Validate later(後で有効化する)
の二つのボタンが出てきます。後のセクションに書いてますが、ウィーンではチケットの打刻が必要で、そのことをValidate(有効化する)と言います。「Validate now」を押せば、打刻された状態でチケットが出てきます。
「Validate later」を押せば、打刻されずに出てくるので、使用時に改札で打刻することになります。
チケットを今すぐ使用するならValidate nowを押して、後で使用するならValidate laterを押しましょう。購入時に打刻をしなければ、例えば今日チケットを買って、翌日に打刻をして使うということも可能です。

4. 支払います。下の写真を見たらわかりますが、支払いは
・クレジットカード※ピンコード(4桁の数字)が必要
・10ユーロ・5ユーロ紙幣
・ユーロのコイン
のどれかで支払うことができます。1回乗車券だとクレジットカードもしくはコインしか使えません。

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の自動券売機

現金もしくはクレジットカードで支払いを済ませて、チケットが出てきたら支払い完了です。

バス・トラムのチケット購入方法

バス・トラムのチケットは、乗車してから車内で購入することも可能です。ただトラム内で購入する場合は1回乗車券しか買えません。また、値段も2.6ユーロになるので、少し割高です。

乗り放題乗車券などを購入する予定の方は、バスやトラムに乗る前に購入しておきましょう。
通常、トラムは自動券売機が車内に設置されていて、そこで券が購入できます。バスの場合は運転手さんから直接購入できます。

チケットの利用方法と乗り方。打刻に注意!

チケットを購入したところで、チケットの利用方法・乗り方を地下鉄とバス・トラムごとに紹介していきます。日本とは乗り方が違うので、注意してくださいね!

地下鉄の乗り方―打刻を忘れずに!

ウィーン市内の地下鉄の改札は、日本とは違ってゲート的なものがありません。開きっぱなしなんです。一見チケットを持ってなくても通れそうですが、チケット購入時に打刻(Validate)してない方は、必ず改札にある青い打刻機で、打刻をしてから電車に乗ってください!!
打刻をせずに電車に乗ってしまうと、駅員さんの切符チェックの際に罰金を払わないといけないです(切符チェックについては下に説明してます)。

乗り換えする場合は、何度も打刻する必要はありません。最初の駅で一回だけ打刻してください。例えば、地下鉄→トラム→バスに乗り換える場合も、最初の地下鉄の駅でだけ打刻すればOKです。逆に何回も打刻して打刻の文字が見えなくなった場合も、切符チェックでバレたら罰金の対象となります。

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の改札と打刻機

微妙な写真で申し訳ないんですが、左側のバーみたいな部分がウィーンの地下鉄の改札です。矢印で示してるのが打刻機です。

ウィーン観光 ウィーン地下鉄の打刻機

駅の打刻機。黄色い部分にチケットを入れて打刻してください。

ウィーン観光 ウィーンの24時間フリーパス券 打刻

実際に打刻されたチケット。右端の印字が打刻された文字です。

注意点!

「地下鉄のチケット購入方法」で説明しましたが、一回乗車券は購入の際に、「Validate now(今すぐ有効化する)」を選んでいると、切符を買った時点で打刻されるので、改札で打刻機に通す必要はありません。「Validate later(後で有効化する)」を選んだ人は、改札で打刻しましょう!

バス・トラムの乗り方―打刻を忘れずに!

バス・トラムも車内にある打刻機で打刻します。なお、上述のように乗り換える場合は、最初の駅ですでに打刻してるので乗り換えた後に再度打刻する必要はありません。

車内の切符チェックは本当にあるのか?

はい、切符チェックたまーにですがあります。私服で乗客のフリした検査員がいきなりパトロール始めたりします。地元の方は無賃乗車してる人もいるみたいですが、旅行者の私たちはそんな無茶やめましょう(笑)

もし切符チェックの際に「チケットを持っていない」「打刻していない」「何回も打刻していて打刻時間が見えない」ということがあれば、罰金102.60ユーロと一回乗車券2.40ユーロの、合計105ユーロの罰金が取られます。そして、その時にパスポートやIDを持ってなかったら、近くの交番までエスコートされてしまいます(笑)

空港とウィーン市内のアクセス

ウィーン観光 オーストリア航空の飛行機

ウィーン国際空港(Flughafen Wien)はウィーン市内から20kmほど離れた場所にあります。空港から市内に移動する方法と、市内から空港に移動する方法をそれぞれ説明します。

空港からウィーン市内に行く方法

空港からウィーン市内に行く方法は以下の通り。

①シティー・エアポート・トレイン「CAT」
②空港バス「エアライナー」
③オーストリア国鉄(ÖBB)の特急電車レイルジェット「RJ」
④郊外電車SBahn(Sバーン)の7号線「S7」
※タクシー、レンタカー、カーシェア、ホテルからのピックアップについてはここでは割愛します。

①③④は電車で②のみバスです。電車は全て空港と直結のウィーン空港駅からの発車ですが、プラットフォームが異なります。駅の電光掲示板で必ず時刻とプラットフォームを確認しましょう!電光掲示板にはそれぞれ「CAT」「RJ」「S7」と表示されています。

空港から鉄道駅へ行く際は案内表示板が適宜おいてあるので、案内に従って歩けば簡単です。列車のマークの案内表示になってます。

ウィーン空港(Flughafen Wien)のフロアマップ 1階

ウィーン国際空港の1階のフロアマップ(クリックで拡大)。ウィーン空港鉄道駅は赤で囲った位置(列車のマーク)です。
出典:ウィーン国際空港公式サイト

シティー・エアポート・トレインCAT (City Airport Train) で行く方法

ウィーン観光 シティ・エアポート・トレイン(City Airport Train)

CAT(City Airport Train)は空港と市内のWien Mitte(ウィーン・ミッテ)駅をノンストップで結ぶ電車です。30分間隔の運行で、16分という速さで行けます。
ウィーン・ミッテ駅は大きくて便利な駅で、U3とU4の二つの地下鉄の線が通っています。ウィーン・ミッテ駅からシュテファン大聖堂までは1kmほど、地下鉄で1駅の距離です。

空港に着いたら色んなところにCATもしくは列車の絵の案内表示があるので、看板通りに歩いて行って、券を購入して乗車してください。券はウィーン空港駅構内のCATの自動券売機やCATのカウンター、オンラインで購入ができます。自動券売機はCAT専用のものがあり、側面が緑色の「CAT」と書いてる券売機です。下に説明するRJと、S7は別の赤い券売機なので注意してください。

CATの詳細
料金:片道11ユーロ、往復19ユーロ
所要時間:16分
運行間隔:6:09am~23:39pmの間で30分間隔
時刻表:CAT公式サイトで確認
ウィーン観光 City Airport Trainの路線図

上の路線図の「CAT」がシティ・エアポート・トレインの路線。見えにくいけどCATの文字の左側にある薄緑のラインです。Flughafen Wien(空港)とWien Mitte-Landstrasse(ウィーン・ミッテ駅)を結んでいます。

空港バス「エアライナー(Air Liner)」 で行く方法

空港のバスターミナルから出ているエアライナー(Air Liner)というバスはCATよりだいぶ安いです。こちらは1時間間隔の運行で、市内のエアトベルク(Erdberg)駅まで約15分。エアトベルク(Erdberg)駅はウィーン歴史地区から地下鉄で10分ほどの場所にあります。

嬉しいのが、ウィーンパス(Vienna Pass)を持っている人は無料で乗れるということです。なのでウィーンパスiconを持ってる人にはエアライナーがオススメ。※ウィーンパスは上述のウィーン・シティ・カードとは違うカードなので、ご注意ください。
バスはターミナル3から出ていて、チケットはオンラインバスターミナルもしくは車内で購入可能です。

Air Linerの詳細
料金:片道5ユーロ、往復9ユーロ※ウィーンパスがあれば無料!
所要時間:15分
運行間隔:5:30am~22:30pmの間で1時間間隔
乗り場:ターミナル3の9番乗り場
時刻表:エアライナー公式サイトで確認。

RJ(レイルジェット)で行く方法

ウィーン観光 レイルジェット(Railjet)

ウィーン中央駅に安く速く行きたいならこちら!RJ(レイルジェット)というオーストリア国鉄(ÖBB)の特急列車は空港~ウィーン中央駅(Hauptbahnhof Wien)間をノンストップで運行しています。30分間隔の運行で、ウィーン中央駅までは15分という速さ。運賃は4.20ユーロです。CATよりだいぶ安いけれど、歴史地区周辺に行くならCATの方が速いです。

チケットはウィーン空港駅構内のオーストリア連邦鉄道(ÖBB)の自動券売機、オンライン、車内で購入可能です。

自動券売機はCATとは違うので注意!赤い色のÖBBと書いてる券売機です。英語表示が可能で、タッチパネル式です。
まずパネルの「Vienna Main Station(Wien Hbf 、Wien Hauptbahnhofも同じ駅のこと)」をタッチしてください。すると、いくつか発車時刻と共に電車の候補が出てくる(S-Bahnも候補にでてきます)ので、その中から「Railjet」を選びましょう。2nd、1st、Businessと3クラスのシート選択画面が出てきますが、距離が短いので2ndでいいと思います。
ウィーン市境まで(€ 1.80)とウィーン市内(€ 2.40)の2枚のチケットが必要ですが、支払いをしたら自動的にチケットが2枚出てきます。

Railjetの詳細
料金:片道4.20ユーロ(2ndクラス)
所要時間:15分
運行間隔:6:33am〜23:03pmの間で30分間隔
時刻表:オーストリア連邦鉄道のサイトで検索可能。
※検索方法:時刻表検索では、ToのところにWien Hbf もしくはVienna Main Stationを入れましょう。検索結果に、CAT(City Airport Train)の時刻も一緒に出てきますが、「Products」欄がRailjetになっている行を見てください。※下の画像参照
ウィーン観光 レイルジェット(Railjet)の時刻表

郊外電車S7 (S-Bahn(シュネルバーン))で行く方法

ウィーン観光 Sバーン(S-Bahn train)

ウィーン・ミッテ駅まで安く行きたいなら、S7で行く方法がオススメ。ウィーン・ミッテ駅まで25分、料金は片道4.20ユーロです。

S7のいいところは、ウィーン内の次のどの駅でも降りれることです。次の駅の中に宿泊先の最寄駅があるなら、S-Bahnをオススメします。

Floridsdorf、Handelskai、Traisengasse、Praterstern、Wien Mitte、Rennweg、St. Marx、Geiselbergstraße、Zentralfriedhof 、Kaiserebersdorf
ウィーン観光 S-Bahn S7の路線図

S7だと、上の路線図のピンクで囲った駅ならどこでも降りることができます。

でもCATのような空港専用の電車じゃないので、狭くてスーツケースを置く場所に苦労したり、乗車の際に段差があったりします。また、S-Bahnは市内と逆方向に行く電車もあるので、ウィーン国際空港駅内の電光掲示板でちゃんと停車駅とプラトフォームを確認してください!
路線図はウィーンマップのサイトで入手可能です。

チケットはウィーン空港駅構内のオーストリア連邦鉄道(ÖBB)の券売機や観光案内所で購入できます。

こちらもRJと同じ、赤いÖBBと書いてる券売機自動券売機です。英語表示が可能で、タッチパネル式です。Wien Mitte(ウィーン・ミッテ)駅に行きたい場合はパネルの「Wien Mitte-Landstrasse Bahnhof」を選んでください。すると、いくつか発車時刻と共に電車の候補(RJも候補に出てきます)が出てくるので、その中から直通の「S-Bahn 7(S7)」を選びましょう。S-Bahn7以外を選んでしまうと、乗り換えしないといけなくなります。ちなみに、直通電車には「no changes」と書かれています。
RJと同様に、ウィーン市境まで(€ 1.70)とウィーン市内(€ 2.40)の2枚のチケットが必要です。支払いをしたら自動的にチケットが2枚出てきます。

S7の詳細
料金:片道4.20ユーロ
所要時間:25分(Wien=Mitte駅まで)
運行間隔:5:18am~24:18amの間で約30分間隔
時刻表:オーストリア連邦鉄道のサイトで検索可能。
※検索方法:FromにFlughafen Wienを入れて、ToにはWien Mitte-Landstraße Bahnhof (U)を入れてください。
Date(日付)、Timeを入れて「Search Connection」をクリックしたら、時刻表が見れます。次ページにリストが出てきますが、「Products」という箇所がS-bahnのロゴ(青い丸の真ん中にSの字)の行がS7の時刻表です。一番左側の「>」をクリックして、S7になってることを確認してください。クリックするとS-bahnのロゴの右側にS7などの路線番号が表示されます。
※下の画像参照
ウィーン観光 S-Bahn S7の時刻表

公式サイトの時刻表。Sの字の行を確認して、>をクリックし、S7であることを確認しましょう。

ウィーン市内から空港に行く方法

ウィーン市内から空港に行く方法は、「空港からウィーン市内に行く方法」と同じ方法で行けます。

・CATならウィーン・ミッテ駅から乗車(運行は5:37am~23:07pmの間で30分間隔)
・エアライナーならエアトベルク駅から乗車 (運行は5:03am~22:03pmの間で1時間間隔)、もしくはウィーン中央駅から乗車(運行は4:50am~21:50pmの間で1時間間隔
・レイルジェットならウィーン中央駅から乗車(運行は5:42am〜22:12pmの間で30分間隔)
・S-Bahnなら最寄のS7の駅から乗車(運行は4:19am~23:49pmの間で30分間隔)

まとめ:ウィーンの地下鉄・トラム等の切符・乗り方完全ガイド!空港アクセスも!

この記事では「ウィーンの地下鉄・トラム等の切符・乗り方完全ガイド!空港アクセスも!」について書きました。ウィーンの交通機関を使う際は、ぜひ参考にしてくださいね。
予備知識を身につけた上で、ウィーン観光をトラブルなく楽しみましょう!

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