バンコクのスワンナプーム空港から市内のアクセスは？タクシーや電車が簡単！

※原文：ニコラ　和訳：エナ

チャオ！イタリア人トラベラー、ニコラです！

バンコクのスワンナプーム空港に着いたけど、市内に行く方法が分からないだって？
心配しないで。スワンナプーム空港から市内への移動手段は色々あるんだ。

特に、タクシー、ARL（電車の空港線）、バスなどが市内にアクセスするのに便利なんだよ。
VIP気分に浸りたいなら、貸切送迎チャーターを利用するっていう手もあるしね！

この記事では、スワンナプーム空港からバンコク市内にアクセスする方法を徹底解説しようと思う。
これさえ読めば、憂いなくバンコク旅行をスタートできるはずさ！

目次（好きな項目にジャンプできます）
１. バンコクのスワンナプーム空港はどこにあるの？市内への移動手段は？
２. スワンナプーム空港からバンコク市内にタクシーでアクセス
３. スワンナプーム空港からバンコク市内に電車でアクセス
４. スワンナプーム空港からバンコク市内にバスでアクセス
５. 空港を出る前に両替しておこう！
６. ネットも使えるようにしておこう！レンタルWiFiがオススメ
７. まとめ

バンコクのスワンナプーム空港はどこにあるの？市内への移動手段は？

スワンナプーム空港は、バンコクの主要な国際空港であることから、バンコクコ空港とも呼ばれているね。
東南アジアでも最大級の空港で、かつタイの首都にあるという、とても重要な空港なんだ。

空港と市内中心部の距離は、約30kmだ。市内へアクセスできる交通機関は色々あるけれど、よく使われるのは「タクシー」「ARL（エアポートレールリンク・空港線）」「バス」の3つだよ。

まずは、下の比較表を見て欲しい。

交通機関	料金	所要時間
タクシー	350～450バーツ（約1,200～1,600円）	60～90分（交通量による）
ARL	45バーツ（約160円）	パヤータイ（Phayathai）駅まで30分
バス	約35バーツ（約130円）	45～60分（交通量・ルートによる）

一番高いのがタクシーだけど、一番快適なのもタクシーだ。バスは一番安いけれど、かなり上級者向けになるし、決して快適ではないから注意が必要だよ。

それでは、それぞれの交通機関を詳しく説明していこう。

スワンナプーム空港からバンコク市内にタクシーでアクセス

バンコクにやっと到着して、入国審査の長い列に並んだ後、重い荷物を引きずって歩く・・・さぞ疲れただろう？
大丈夫、タクシーなら君の素晴らしいホテル（たぶん）までストレスなく連れて行ってくれるよ！

タクシーは電車やバスと比べると高いけれど、日本のタクシーと比べたら全然安い。重い荷物を運ぶ必要も無いし、24時間利用できるから、早朝や深夜でも問題なく使える。

その快適さから、旅行者には市内に行く際の一番人気の交通機関なんだ。

空港から出てるタクシーには公共タクシーとAOTリムジンの2種類がある。
それぞれ説明していこう。

公共タクシーの料金・乗り方

手荷物受取所を出て到着ホールに着いたら、1階にあるタクシー乗り場に向かおう。案内標識に従って歩けば簡単だ。

乗り場は空港の7番・8番出口が最寄だ。

タクシー乗り場のシステムはとてもよく整備されているから、簡単だよ。まず、3つの列が見えるだろう。
これらの列は、

・SHORT DISTANCE TAXI：近距離タクシー
・REGULAR TAXI：通常タクシー
・LARGE TAXI：ラージタクシー

に分かれているんだ。

近距離タクシーは通常旅行者は利用しないだろう。通常タクシーもしくはラージタクシーの列に並ぼう。これはチケットをもらうための列なんだ。
ちなみに通常タクシーは5人乗りで、ラージタクシーは7人乗りだよ。

チケットに並ぶ列が長く見えるかもしれないけど、回転は速いから心配しないでね。
でも、場合によっては最大30分ぐらい待つ可能性もある。

自分の番が来たら、機械の「GET TICKET」と書かれたボタンを押そう。すると、レーン番号が書かれた紙が出てくる。

紙に書かれたレーン番号（ここではLANE22）に行くと、タクシーがやってくるから、ドライバーに紙を見せよう。
タクシーの乗り方・注意点は以下だ。

・乗車前に、必ずメーター計算で行くようにお願いしよう。また、走行前にダッシュボードのメーターがオンになっているかを確認しよう。
・ドライバーは英語が話せないことがほとんどだ。目的地（ホテル）のタイ語の名前・住所と、可能であれば電話番号を準備しておこう。
・ドライバーは「ハイウェイ？」と高速を使うか聞いてくる。バンコクは渋滞が多いから、高速がオススメだ。イエス、ハイウェイ！と返事しよう。
・高速料金は別途70バーツだ。高速に入る際に、現金でドライバーに渡す必要がある。準備しておこう。
・料金の支払いは現金のみ。高額紙幣だとお釣りが準備できない場合があるから、少額の紙幣を準備しておこう。
・空港サーチャージが別途50バーツかかる。
・市内への所要時間は約60～90分

空港タクシーの場合はたいていタクシーメーターで計算してくれると思うけど、一応乗る前に「メーター」と念押ししておいた方がいい。
初乗りは35バーツだから、走行前にメーターが表示されているか確認しよう。

メーターで行く方法や、タクシーの安全な乗り方、料金については、下の記事に詳しく書いてるよ。

＞バンコクのタクシー完全ガイド！料金、乗り方、ぼられないコツを知っておこう！

下の表は、スワンナプーム空港～市内中心部（BTSアソーク駅やBTSサラデーン駅周辺）を移動する際のおおよその料金だ。

内訳	料金
乗車料金（メーター）	200～300バーツ（交通量による）
空港サーチャージ	50バーツ
高速料金	70バーツ
合計料金	約350～450バーツ

このように、メーター計算の料金 + 高速料金 + 空港サーチャージが合計料金となる。
交通量や渋滞状況にもよるけど、だいたいコミコミで350～450バーツぐらい（約1,200～1,600円）だよ。

AOTリムジンの料金・乗り方

安心が一番という人や、団体さんには、AOTリムジンというオプションもある！
AOTリムジンは貸切チャーターのことで、目的地と車種によって値段が変わるんだ。

AOTリムジンのカウンターは空港の2階にあるから、そこで直接手配することができる。
なお、乗り場は1階になってるよ。

一例として、スワンナプーム空港～シーロムエリアのBTSサラデーン駅までの料金を下にまとめてるよ。車種によって料金が変わるんだ。

・トヨタカムリ：1,400バーツ
・BMW7：2,600バーツ
・メルセデスベンツE – 300：1,800バーツ
・トヨタコミューターバン（団体OK）：1,500バーツ
・イスズMU-X：1,150バーツ

こちらも交通量によるけど、市内への所要時間は約60～90分ぐらいだ。

なお、現地のタクシーやリムジンに乗るのが不安なら、信頼できる貸切チャーターを事前に日本語で予約する方法もあるんだ！

次のセクションで詳しく説明しよう。

貸切空港送迎チャーターを予約する

慣れないバンコクで現地のタクシーに乗ったり、自分でAOTリムジンを手配するのが不安！ていう人には、このベルトラで予約できる貸切送迎チャーターがオススメだよ！

＞【貸切】空港送迎スワンナプーム国際空港⇔バンコク市内＜最大8名／現地語ドライバー＞＊1台あたり料金

これならタクシーを待つ列に並ぶ必要は無いし、重い荷物を引きずって歩く必要は無いから、ストレスフリーだ。
更には、事前に日本語で予約できるから安心だね。

金額は1台あたりの料金だから、数人で割り勘すると安くつくよ。
3人まで乗れる車と、8人まで乗れる車の2種類があるから、団体さんにも最適だね。

スワンナプーム空港からバンコク市内に電車でアクセス

ARL（エアポートレールリンク・空港線）の電車なら、市内へ速く安く移動できるんだ！
快適さではタクシーに負けるけど、速く移動したい人には一番のオプションだよ。

電車の特徴は以下だ。

・ピークの時間帯は、10-15分間隔で運行している。
・空港→パヤータイ駅（終点）行きの始発は5：30
・空港→パヤータイ駅（終点）行きの終電は24：00

下の画像が時刻表だよ。

電車にはメリットも多いけれど、デメリットも少々ある。

メリット

・料金はパヤータイ（Phaya Thai）駅まで45バーツ、マッカサン（Makkasan）駅まで35バーツで安い
・パヤータイ駅でBTSスカイトレインへの乗り換えが可能
・マッカサン駅でMRT（地下鉄）への乗り換えが可能
・市内まで最速で行ける

デメリット

・重いスーツケースを自分で運ばないといけない
・電車は常に混んでいる
・空港線上の駅周辺は人気の宿泊エリアではないので、多くの人はタクシーやBTS・MRTに乗り換えてホテルに行く必要がある
・フライト後の慣れない電車はどっと疲れる。

ARLの路線図については、下の画像で確認して欲しい。この路線図にはBTSやMRTも含まれているよ。

ARLの電車のチケットの買い方

ALTの電車のチケットは、空港の地下にある鉄道駅で購入することができる。空港内の案内標識に従って行けば簡単だ。

チケットは駅の券売機とチケットオフィスのどちらかで購入しよう。
券売機の使い方は以下だ。

Step１．まずは券売機に向かおう。

Step２．下の画像の矢印の部分をタップして、英語表示にしよう。タイ語と英語のみ表示可能だ。

Step３．人数を選択して料金を確認しよう。

Step４．下の画像の矢印の部分に硬貨、もしくはお札を挿入して、支払おう。

Step５．トークンチケットが出てくるから、忘れずに取ってね

ARLの電車の乗り方

トークンチケットは磁器チケットにだから、改札に入る場合はセンサー部分にトークンをして、中に入ろう。
改札から出る際は、改札の挿入口にトークンを挿入し、改札から出ることになる。

後は乗り場に行って、電車に乗るだけだ。

上述のように、

・パヤータイ駅：BTSのスクンビット線に乗り換え可能
・マッカサン駅：MRT(地下鉄)に乗り換え可能

だから、覚えておくとスムーズだよ。

BTS・MRTのチケットや乗り方については、下の記事で読んでね。

＞バンコクのBTS完全ガイド！路線図、料金、乗り方など徹底解説！
＞バンコクの地下鉄（MRT）完全ガイド！路線図、料金、乗り方など徹底解説！

スワンナプーム空港からバンコク市内にバスでアクセス

正直、バスで市内に行くのはあまりオススメしないよ。全く快適じゃないし、何よりも複雑で難しいんだ。バンコク上級者向けだね。
パタヤに行きたい時のみ、バスを考慮してもいいかな。

それでもバスに乗りたいと言うのであれば、空港1階にあるシャトルバスの乗り場を目指そう。「SHUTTLE BUS」という案内標識に従って歩くと簡単だ。
このシャトルバスで、バスターミナルに行くことができるんだ。

市内に行くバスは色んな路線があって、料金は約35バーツだよ。
観光客に便利な路線は下記だ。

・551番：ビクトリーモニュメント（Victory Monument）行き
・554番：ドンムアン空港（Don Muang Airport）行き
・556番：南バスターミナル（Southern Bus Terminal）行き
・389番：パタヤ（Pattaya）行き

空港を出る前に両替しておこう！

空港を出る前に、タイバーツを手に入れておこう！タクシーに乗るには必ず現金が必要だし、BTS、MRT、ARLも300バーツ以上の料金じゃないとクレジットカード払いはできないんだ。
また、バンコクは現金のみのお店やレストランも多いから、現金が必ず必要になる。

空港の到着ホールには両替所やATMがあるから、どちらかを利用するといいよ。
たいていATMの方がレートがいいから、クレジットカードの海外キャッシングを利用して、ATMから引き出すことをオススメする。

バンコクで使うクレジットカードはエポスカードがオススメだよ！
エポスカードは年会費永年無料で、病気・ケガの補償が手厚い海外旅行保険がついてるんだ。

エポスカードについて詳しくは、この記事に書いてるよ。

＞エポスカードの海外旅行保険が評判良いけど1枚で十分？使い方や内容・口コミは？

ネットも使えるようにしておこう！レンタルWiFiがオススメ

海外旅行をする上で、ネット環境は必須だ。
特にタイでは観光中はもちろん、タクシーの運転手に行先を説明する時もグーグルマップが本当に役に立つからね。

タイでネットを利用するには、日本でレンタルWiFiを借りるかeSIMや現地SIMを使おう。

レンタルWiFiなら利用者数No.1のグローバルWiFiがオススメだ。

シムフリーのスマホを持ってるなら、現地で旅行者向けのSIMを買ってもいいだろう。

空港でもSIMを販売してるカウンターがあるけど、多少の英語力が必要になる。

まとめ

スワンナプーム空港から市内にアクセスする3つの方法を比べてみたけど、日本人の旅行者にはタクシーが一番人気なんだ。

タクシー料金は比較的安いし、何よりも重い荷物を運ぶ必要は無く、ホテルの前まで行ってくれるからとても快適だ。

自分でタクシーに乗るのが不安という人や、より快適な旅がしたいという人は、空港送迎チャーターもオススメだよ。

快適さは気にしない、とにかく安く速く！という人はARLを利用するといいだろう。
バスは、僕はまず使わないかな。

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バンコクのスワンナプーム空港はどこにあるの？市内への移動手段は？