バンコク・ワットパクナムの行き方、服装、見所は?幻想的な天井画にうっとり
バンコクで現在人気が急上昇中の寺院「ワットパクナム」をご存知でしょうか?
天井画がとても神秘的かつサイケデリックで、超インスタ映え!!と話題になっている寺院なんです。
私自身も実際に見てみて、まるで宇宙空間にいるかのような浮遊感を感じました。
この記事では、そんなワットパクナムの魅力や行き方、服装マナー、料金などについて隈なくご紹介したいと思います!
1. タイの寺院ワットパクナム!宇宙のような天井画が有名
2. ワットパクナムの行き方
3. ワットパクナムの注意点!服装マナーや営業時間・所要時間は?
4. ワットパクナムの入場料と見どころ
5. ワットパクナム周辺の観光も!対岸にあるワットクンチャンも楽しい!
6. ワットパクナム、ピンクのガネーシャなどのインスタ映えスポットを回るツアーも!
7. ワットパクナムの詳細情報
8. まとめ
タイ・バンコクの寺院ワットパクナム!宇宙のような天井画が有名
ワットパクナムは正式名称を「ワットパクナムパシーチャルン」と言い、アユタヤ王朝中期の1488~1629年頃に建設されたと言われています。その後ラーマ3~5世が改修・増築し、現在の姿となりました。
運河に囲まれた場所に位置しており、ワットパクナムという名前はタイ語で「ワット=寺院」「パク=口」「ナム=河」という意味とのこと。
ワットパクナムの最大の目玉は、サイケデリックかつフォトジェニックな天井画でしょう!!
仏陀の生涯図を描いた天井画は、見つめているとまるで宇宙にいるかのような浮遊感を与えてくれます。
そして、神秘的な天井画の下には、緑に輝く巨大なガラスの仏塔がそびえ立っています。
また、ワットパクナムは前僧のルアン・ポーソッド師が考案した、新たなタマカーイ式座禅瞑想理論でも知られています。
そのため、多くの仏教徒がワットパクナムに瞑想の修行に訪れるそうです。
ワットパクナムの敷地内には僧侶や尼僧の寄宿舎も建っているので、境内ではよく彼らとすれ違いました。
特に、白いローブを着た尼僧が瞑想している光景をよく目にしました。
ワットパクナムの行き方。ウタカート駅からタクシーがおすすめ!
ワットパクナムは近くに電車の最寄駅が無いので、駅からタクシーやトゥクトゥクを使ってアクセスすることになります。
便利な駅が、BTSスカイトレイン・シーロム線の次の駅。
・タラートプル(Talat Phlu)駅
私たちはウッタカート駅からタクシーに乗って、約10分ほど、50バーツぐらいで行くことができました。
なお、ウッタカート駅から歩いても約20分(約1.5km)ほど。ローカル感あふれるエリアなので、歩いて行っても楽しいと思います。タクシーやトゥクトゥクは、入り口のアーケードの手前に停まります。
このアーケードを抜けて右手に進めば、天井画がある白い仏塔にたどり着きます。途中で案内があるので、道に迷うことは無いでしょう。
天井画はこの白い仏塔の5階にあります。高さ80mという圧巻の大きさ!!
タクシーで行くなら、乗車の際に「Meter, please!(ミーター、プリーズ!)」と言ってメーター制で行くようにお願いしましょう。
経験上、9割方のタクシーは「ミーター、プリーズ!」と言えばしぶしぶ(笑)メーターつけてくれます。
嫌と言われたら、乗車拒否して別のタクシーにお願いしましょう。「ミーター」って言ってもすんなり通じない場合があるので、フロントにあるタクシーメーターを指さしながら言いましょう。通常、日本のタクシーと同じ位置にあります。
わざと遠回りされる場合もあるので、グーグルマップを道中チェックした方がいいです。
トゥクトゥクの場合は、ぼったくられないように乗車前に料金の交渉をしておきましょう。紙やスマホに金額を書きながら交渉すると、簡単です。
ワットパクナムの注意点!服装マナーや営業時間・所要時間は?
ワットパクナムに行く前に、知っておくべき注意点がいくつかあります!
ワットパクナムの服装マナーは?
タイの寺院では服装チェックをするところもあり、露出が高い場合など、服装によっては入場を断られる場合があります。
その点、ワットパクナムは特に服装ルールやチェックがありません。
なお、寺院なのでいくら服装チェックが無いと言っても、露出は控えるようにしましょう。
服装チェックがある多くの寺院では、
・ミニスカート・ショートパンツを履かない。男性もひざ下までのズボンを履く
・ヘソを出さない
・スパッツのような体のラインが出る服は着ない
というルールがあります。
僧侶や市民の方々の感情を害さないためにも、できる限りこのルールに則りましょう。地元の方々の神聖な場所に「お邪魔させていただく」という気持ちを忘れないようにしたいものです。
暑くてノースリーブを着たくなりますが、鞄にショールなどの羽織るものを入れておけば安心です。
僧侶や尼僧に触れないように注意!
上述のように、ワットパクナムには僧侶や尼層がたくさんいるので、境内でよくすれ違いました。
なお、タイでは彼らが異性に触れることはタブーとされているので、すれ違う時にぶつからないように気をつけましょう。
営業時間・所要時間
ワットパクナムの時間は、
・所要時間:30分~1時間
となっています。天井画だけ見るなら30分あれば十分ですが、他の見どころもあるので、じっくり満喫したいなら1時間ほどみておくことをオススメします。
ワットパクナムの入場料と見どころ
ワットパクナムの入場料
ワットパクナムの拝観料は、なんとびっくり無料なんです!これは嬉しい♪
ワットパクナムの見どころ
ワットパクナムの見どころは、白い巨大な仏塔に集中しています。仏塔は5階建てになっており、各階の詳細は以下です。
・2階:タンクナーロム室。儀式や会議、瞑想を行う集会所
・3階:サンマクナーロム室。博物館で、数多くの仏像などが展示されている
・4階:タンマクナーロム室。ルアン・ポーソッド師のメモリアルホールで、ルアン・ポーソッド師の金製仏像がある
・5階:プッタクナーロム室。有名な天井画とガラスの仏塔がある
白い仏塔の外の階段を上がった位置にある、2階から中に入れます。
なお、仏塔の中に入る前に靴を脱がないといけません。入り口右横にある靴箱を使うか、盗難が気になる人は用意されているビニール袋に靴を入れて、持っていきましょう。
入り口のドアにはこんな立派な彫刻が施されていました。
それでは、目玉スポットの5階から順に見どころを紹介していきましょう!
超インスタ映え!宇宙空間のような天井画
5階のプッタクナーロム室では、話題のインスタ映えな天井画を見ることができます!!
まるで宇宙空間のような天井画は、眺めていると吸い込まれそう。これにはネット上でも、「サイケデリック」「フォトジェニック」「神秘的」「プラネタリウムみたい」という様々な称賛の声が上がっています。
色んな角度から見てみてくださいね。
私自身が感じたのは、「見つめていると陶酔状態に陥りそう」ということです。瞑想するにはぴったりの部屋なんじゃないでしょうか。
観光客の多くがセルフィーを撮っていました。もちろん私たちも!!
この天井画は仏陀の生涯を描いているそうで、よく見ると菩提樹の下で瞑想する釈迦の絵や、曼荼羅のような絵、鳳凰の絵などが見られます。また、天井だけでなく壁にも見事な絵が描かれています。
ぜひ、絵を一つ一つじっくり観察してみてください。
菩提樹の下で瞑想する仏陀の絵
鳳凰の絵
曼荼羅かな?
悟りを開いた後の仏陀かな?たぶん。
緑色のガラスの大仏塔
宇宙のような天井画の下には、巨大な緑色に輝く仏塔がそびえ立っています。こちらはガラスでできた仏舎利奉安塔です。
天井画と一緒に見ると、ものすごい迫力!まるで異空間ですね!!
仏舎利奉安塔の土台部分には、塔を守るように蛇神ナーガが並んでいます。こちらも薄いガラスを積み重ねて造られています。また、土台の上に並ぶ蓮の花は下からライトに照らされて、とても幻想的。
ガラスで出来た蛇神ナーガ
ガラスの蓮の花
白いローブを着た尼僧の方も、参拝されてました。ちなみに、タイの尼僧は「メーチー」と呼ばれていて、皆さん剃髪で白衣をまとわれてます。
他にも、瞑想をされている僧侶や尼僧が数人いらっしゃいました。瞑想を邪魔しないように、できるだけ静かに観光しましょう。
5階のテラスからの展望
天井画やガラスの仏塔がある5階には、展望が楽しめるテラスもあるんです!
ワットパクナムの周辺や、運河の対岸にある寺院ワットクンチャンなども見ることができます。
特に、建設中の巨大な大仏は見もの!なんと高さ60mになる予定だそうで、鎌倉大仏の5倍以上の大きさになります!
1階~4階の展示も面白い!
ワットパクナムは天井画がある5階ばかりがクローズアップされがちですが、1階~4階もなかなか面白かったので、ぜひ見て回ってくださいね。
特に1階と3階は博物館のようになっていて、3階は数々の仏像や仏教関連の展示品が、1階には家具から壷、陶器、車までの広範囲に渡る文化遺産が展示されていました。
4階は上述のルアン・ポーソッド師のメモリアルホールになっていて、ルアン・ポーソッド師の金製仏像があります。
こちらにも、多くの僧侶や尼僧の方々が参拝に来られてました。
夜のライトアップもステキ
ワットパクナムの白い仏塔は、ライトアップでとてもカラフルに輝きます!
暗闇の中に浮かび上がる白い仏塔とカラフルなライトは、昼間とは全然違う景色を見せてくれます。
ライトアップは日没後に点灯されるので、時間があればぜひ見てみてくださいね!
ワットパクナム周辺の観光も!対岸にあるワットクンチャンも楽しい!
ワットパクナムの対岸にある、ワットクンチャンという寺院がとても楽しい場所だったので、時間があればこちらにもぜひ立ち寄ってみてください。
ワットクンチャンは、白い仏塔のそばにある屋台通り(下の画像)を抜けて、左に曲がって橋を渡るとあります。
かなり奇抜な寺院で、動物の像がたくさんあるのが印象的でした。カラフルな像の数々に、3頭の象に乗るお釈迦様の像など、興味深いものがたくさんです!
特に面白かったのが、たくさんの動物の像たちの中に、ホンモノが混ざっているところです。犬や猫が動物の像たちの中に溶け込むように座っていたので、間違い探ししちゃいました(笑)
シーサーみたいな像と張り合うように、猫ちゃんが神々しく座っています。
こちらの寺院は僧侶の方々もとてもフレンドリーで、英語で話しかけて下さったので話が弾んで楽しかったです。
なんとフェイスブックでお友達になってしまいました(笑)
座禅中は蚊に刺されてもかゆさを感じないんだとか。さすが!!座禅体験に行って、苦痛しか感じなかった私とは大違いです(笑)
ワットパクナム、ピンクのガネーシャなどのインスタ映えスポットを回るツアーも!
ワットパクナムに自力で行くのが不安という方や、他のインスタ映えスポットも回りたい!という方は、現地オプショナルツアーを使うのも一つの手です。
ワットパクナムに行ける大人気のツアーがこれ。
日本語ガイドと一緒にワットパクナムと、願いが叶うと話題の「ピンクの巨大なガネーシャ」を回ることができます。
バンコクの2大フォトジェニックスポットに行ける贅沢なツアーです!
希望の方はマサマンカレー付きプランを選ぶこともできますよ。
それぞれ場所が離れているので自分で行くとかなり大変ですが、ツアーだと半日で回れるので効率が良いです。
お値段もリーズナブルでコスパも素晴らしい!
ワットパクナムの詳細情報
名称:ワットパクナム
名称(英):Wat Paknam
名称(タイ):วัดปากน้ำ
住所:Soi Pak Nam, Thoet Thai Road | Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160, Thailand
住所(タイ語):ซอยปากน้ำ ถนนเทอดไทย ปากคลองภาษีเจริญ ภาษีเจริญ กรุงเทพฯ 10160
営業時間:毎日8時-18時
拝観料:無料
まとめ
いい写真がたくさん撮れましたか?
本当に世界中でもなかなか見られないような特別な場所なので、ぜひ一度は行ってみてくださいね!
ちなみにバンコクのおすすめホテル一覧は、下の記事にまとめてます。
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