チェスキークルムロフ日帰り観光！おすすめ観光地と世界遺産を巡るモデルコース

チェスキークルムロフ観光の所要時間

チェスキー・クルムロフは小さな街なので、その気になれば半日でも観光が可能です。
私は12時頃に到着して夜7時のバスで帰ったので、7時間ほどの所要時間でした。

7時間でこのモデルコースに書いてある場所全てを回ることができましたが、けっこう急いでの観光になったので所要時間に合わせてもうちょっと行く場所を絞った方がいいかもしれません。

他には類を見ないような美しい街なので、時間に余裕があれば1泊してゆっくり観光することをオススメします。

泊まる場所は旧市街の広場周辺やお城の周辺がバス停も近いし、観光にも便利でオススメです。
ホテルについては下記の記事に詳しく書いてます。

＞チェスキークルムロフのおすすめホテル12選！観光に便利で高コスパなホテル厳選！

またプラハからチェスキークルムロフの行き方については別記事の「プラハからチェスキークルムロフの行き方！バスが一番安くて簡単！」にまとめてます。

チェスキークルムロフ観光のモデルコースの地図とスケジュール

下記はチェスキークルムロフのおすすめ観光モデルコースの地図です。

【9:25】聖ヴィート教会（St. Vitus Church）

聖ヴィート教会（St. Vitus Church）は郷土博物館のすぐ近くにある小じんまりとした教会です。

ゴシック様式のかわいらしい教会で、絵本の中に出てきそうな外観がステキ。
お城の塔からも良く見える、目立つ教会です。

内装もとても豪華で、美しいパイプオルガンもあります。

【9:45】スヴォルノステイ広場（Nam Svornosti）

スヴォルノステイ広場（Nam Svornosti）はチェスキー・クルムロフ旧市街の中心地にある石畳の広場で、とてもカラフルで美しい建物たちに囲まれています。

広場を取り囲む建物たちの中には市庁舎や観光案内所、ホテル、レストランなどもあります。

広場の中心地に立っているのはペスト終焉の記念塔。
私がこの広場に立ち寄った際にはストリートパフォーマーがギターの演奏をしていて、より一層素晴らしい雰囲気になってました。

こんな美しい広場に位置するホテルに泊まってみたいものです。

拷問博物館（Museum Tortury）

この美しい広場の一角に物騒な名前の拷問博物館（Museum Tortury）があります。

その名の通り拷問器具や絵が展示されている博物館で、入ろうかと迷っていたら女性が泣きながら出てきたのでビビッて入るのをやめました（笑）
心臓が強くて興味ある人はぜひ！

【10:25】エゴン・シーレ・アートセンター（Egon Schiele Art Center）

エゴン・シーレ・アートセンター（Egon Schiele Art Center）は広場から歩いて2分の場所にある美術館で、その名の通りエゴン・シーレや彼に影響を受けたアーティストの作品を展示しています。

エゴン・シーレは20世紀初めのウィーン分離派や表現主義を代表する画家です。
オーストリア出身ですが彼の母親の縁の地ということで、チェスキークルムロフにこの美術館があります。

かなり個性的で強烈な作風の絵が多いですが、好きな方はぜひ訪れてみてください。

【11:20】Ronner’s House

エゴン・シーレ・アートセンターのすぐ近くにある壁画が美しい建物で、1階はレストランになっています。
上図の右側の建物です。通りかかって思わず足を止めてしまいました。

スグラヴィータと呼ばれるだまし絵の装飾様式を見ることができます。

【11:25】レストランボヘミア（Restaurant Bohemia）

レストランボヘミア（Restaurant Bohemia）は観光案内所で教えてもらった地元の名物料理（ボヘミアン料理）が食べれるレストランです。
上のRommer’s Houseと同じ通りにあります。

私は「クルムロフポケット」というかわいい名前のポテトのお団子みたいなものの中にお肉が詰まった料理を食べましたが、とても美味しかったですよ！
ただこのお料理はサイズ小さめなので気を付けて。

店員さんに「お腹空いてないんで少なめの料理でオススメないですか？」と聞いたらこれをオススメされました。

【12:15】Museum of Commerce / Loutky a Víno

スヴォルノステイ広場からお城に向かう途中にある、隣り合った二つの博物館です。

Museum of Commerce（商業博物館）では19世紀～20世紀初頭に使われていたレジやラック、看板などの仕事用具系が展示されています。
ビンテージの雰囲気がステキで、古き良き時代を楽しむことができる博物館です。

Loutky a Víno（子ども博物館）ではチェコの伝統工芸品であるマリオネットたちが展示された博物館です。
小さいですがすごく興味深く、童心に戻れるような場所です。

マリオネット劇場を見たりマリオネットを購入することも可能です。

【12:50】ラゼブニッキー橋（Lazebnicky most）

歴史地区のスヴォルノステイ広場がある側と、お城がある側を結ぶ橋の一つです。
目の前にはお城、両側にはブルタヴァ川と美しい街並みが一望できるという絶景スポット。

夜にはライトアップされたお城の景観も楽しめます。

【13:00】ラトラーン通り（Latran houses）

ラゼブニッキー橋を渡ったらすぐにあるのがラトラーン通り（Latran houses）。お城に続いています。

レストランやショップ、ホテルなどが立ち並ぶ通りで、可愛らしい建物ばかりなのでメルヘンな気分に浸れます。

お土産探しにもオススメです。

MLS Creperie

ラトラーン通りにあるチェコ名物のお菓子「トルデルニーク（Trdelnik）」や、クレープなどが食べれるカフェです。

トルデルニークは観光地のわりにお安いのが嬉しいところ。そしておいしかった！

歩き疲れた頃だと思うので、ぜひここで一休みしてくださいね。

Cesky Pernik

チェスキークルムロフ名物のジンジャーブレッドクッキーや、チェコのナチュラルコスメの「APOTEKA」ブランドを販売しているお店です。

ジンジャーブレッドクッキーは動物や花、天使などかわいらしい形のものが多くお土産にぴったり。

お土産を買うのにとてもオススメなお店です。

【13:40】チェスキークルムロフ城（Krumlov Chateau）

チェスキークルムロフのシンボルにやってきました！

チェスキークルムロフ城（Krumlov Chateau）は13世紀に建てられたお城で、何世紀にも渡って改修・増築が重ねられたおかげで様々な建築様式が複合されています。

スグラヴィータというだまし絵の壁画がとても美しく、外観だけ見ても十分に楽しめます。
なんでも財政難のために、立体に見えるだまし絵を使って外観を豪華に見せたとか（笑）

このお城の面白いのが、なんとペットの熊がいること。
私が行った時はお昼寝中だったのか熊さんは見れなかったですが、時間帯によっては見れるそうです。

外観だけなら無料ですが内部の博物館や塔に入るにはチケットが必要です。

チェスキークルムロフ城の塔

チェスキークルムロフ城の塔は必訪スポット！

美しいチェスキークルムロフの街並みを一望することができる、街で一番の絶景パノラマスポットです。

162段ほどのらせん階段を登るので、足腰が弱い方はお気をつけて。
塔からは美しい360度のパノラマ絶景を見ることができ、苦労して登ったかいがあったと思わせてくれます。

【14:40】ブラーシュティ橋（Plášťový most）

ブラーシュティ橋はお城と庭園側をつなぐ回廊の橋です。

ここから見えるヴルタヴァ川や街並みの景観もすばらしく、写真撮影スポットになってます。

この回廊からの景色が素晴らしいのはもちろんのこと、回廊自体も見ごたえがあります。

【15:00】城の庭園（Castle Garden）

お城を出て少し坂道を登って行くと庭園に出ます。

美しく整備された庭園で、芝生や木々、花々がきれいに配置されています。
噴水もあり、のんびり休憩するのにちょうど良い場所です。

【15:40】修道院（Minorite Monastery）

お城から徒歩5分ぐらいの場所にあるオレンジ色の壁と屋根が印象的な修道院です。

現在は修道院博物館やギャラリーとして使われており、中の展示を見るにはチケットが必要となります。

美しい建物なので、外観を見るだけでも十分楽しめると思います。

【16:00】Pivovarská restaurace（ビール醸造所・レストラン）

修道院の隣にある地ビールを作っている醸造所で、ここで作られているビールは併設のレストランで楽しむことができます。

ビールの試飲付き醸造所ツアーも提供しています。
地ビール好きな人はぜひ。

時間があれば：ムニェスツキー公園やシナゴーグ

ムニェスツキー公園（Městský park）は旧市街の南側にあるヴルタヴァ川沿いの公園で、ここから聖ヴィート教会がよく見えます。
きれいに整備された美しい公園で、秋だったので紅葉がきれいでした。

シナゴーグはユダヤ教の教会で、1階が博物館のようになっていて展示を見ることができます。

この辺りは観光の中心地からは離れますが、住宅が多く静かな市民の生活を垣間見ることができるエリアです。

ブルタヴァ川沿いをゆっくり散策するのも楽しいので、ぜひ時間があれば来てみてください。

シナゴーグ

ヴルタヴァ川沿いを散策

【終了】ヴァーツラフの地下室（Vaclavske Sklepy）

※2025年記事改稿時現在、こちらの美術館が無くなっている可能性が高いです。訪問の際は各自営業中かご確認の上ご訪問ください。

お城にあるヴァーツラフの地下室は以前は地下牢でしたが、私が行った際には美術館になっていました。
2025年現在は美術館の情報が見つからないので閉鎖されているか違うものになっている可能性が高そうです。

そのためモデルコースから外しています。

かなり不気味な雰囲気の美術館で、展示されている内容も現代美術ですがめちゃシュールでした。
個人的にはけっこう好きですが、人によって好みが分かれるかと思います。

チケットは50チェココルナでした。

自力で行くのが不安なら現地オプショナルツアーも！

チェスキークルムロフを自力で回るのが不安という方や、詳しい解説をガイドから聞きながら効率的に回りたいという方には現地オプショナルツアーがおすすめです！

チェスキークルムロフを回るおすすめのオプショナルツアーがこちら！

＞世界遺産チェスキークルムロフ 1日観光ツアー＜日本語／プラハ発＞

日本語ガイドと一緒にチェスキークルムロフ城や旧市街を回ることができます。往復の送迎付き。
自力で回るとなると道に迷ったりして無駄に時間を使ってしまいますが、ガイドと一緒ならそんな心配もありません。

予約は日本語でできるし、サポートも日本語なので安心です♪
上のリンクから参加した人のレビューなども読めるので、ぜひ確認してみてくださいね！

まとめ

この記事では「チェスキークルムロフ日帰り観光！おすすめ観光地と世界遺産を巡るモデルコース」について書きました。

どこもかしこも本当にフォトジェニックで、写真撮影に足を止めてばかりの観光でした（笑）
さすがチェコで一番美しいと言われているだけのことはあります。

プラハからチェスキークルムロフへの行き方は「プラハからチェスキークルムロフの行き方！バスが一番安くて簡単！」で確認されてくださいね。

自力での観光が不安な方や日本語ガイドの解説を聞きながら観光した方は、現地オプショナルツアーも要チェックです。

＞チェスキークルムロフに行く現地ツアー一覧はこちら

チェスキークルムロフの関連記事はこちら↓↓

チェコの関連記事はこちら↓↓