チェコ・プラハ城の入場料、行き方、見所まとめ!世界遺産のお城を堪能!

プラハ旅行に来たからには、世界遺産の「プラハ城」は絶対に見逃せません!
プラハ城は9世紀に建設が始められた歴史あるお城で、歴代のボヘミア国王や神聖ローマ皇帝が住んでいた場所です。
世界で最も大きいお城の一つであるプラハ城には、聖ヴィート大聖堂や旧王宮、黄金の小路など様々な見どころがあり、日々多くの観光客を魅了しています。特に、聖ヴィート大聖堂内のミュシャのステンドグラスは、必見です。
この記事ではそんなプラハ城の行き方や入場料、見どころなどを隈なくご紹介したいと思います!
特に見どころの最後に書いてる「大事な部分を触ると幸運になれる少年の裸体像」はオススメなので、ぜひ触ってきてくださいね(笑)
1. チェコの世界遺産「プラハ城」は世界最大級のお城!
2. プラハ城の行き方・地図
3. プラハ城の入場料金・チケット購入方法
4. プラハ城内の観光マップ
5. プラハ城の見どころ
6. プラハ城の詳細・営業時間
7. プラハ城に行く現地オプショナルツアーも!
8. まとめ
チェコの世界遺産「プラハ城」は世界最大級のお城!

チェコのプラハで大人気の名所と言えば、「プラハ城」!!
プラハ歴史地区として、世界遺産にも登録されているお城です。
また、プラハ城は世界で最も大きいお城の中の一つで、「世界で最も古くて大きい城」としてギネスブックにも掲載されています。
もともとは9世紀に建設が始まり、14世紀にボヘミア王国の黄金時代のもと、完成して現在の姿となりました。
建設期間が9世紀~14世紀までなので、なんと完成まで600年もかかってます!
プラハ城は一般的なお城とは少し違って、色んな建物や施設が集まって出来た複合施設のようになっています。
城内には教会が3つ、宮殿が5つ、火薬塔、庭園、使用人の家などがあり、お城と言うよりもまるで一つの町のよう。
この記事ではそんなプラハ城の魅力をたっぷりとご紹介したいと思います!
プラハ城の行き方・地図
プラハ城に行くには色んな行き方がありますが、一番簡単でメジャーなのは次の4つの方法です。下に地図も載せてます。
2.絶景と散策を楽しむなら!マラーストラナ広場から徒歩(上り坂)(地図-赤のライン)
3.トラムは不安?地下鉄マロストランスカー(Malostranská)駅から徒歩(地図-紫のライン)
4.坂は上りません! Pohořelecトラム停留所から徒歩(地図-緑のライン)
1.【トラム】マラーストラナ広場停留所 2.【トラム】マロストランスカー停留所 3.【地下鉄】マロストランスカー駅 4.【トラム】Pražský hrad停留所 5.マラーストラナ広場 6.【トラム】Pohořelec停留所
プラハの公共交通機関の乗り方や切符、料金については下の記事を参考にされてください。
地下鉄マロストランスカー駅 / マラーストラナ広場からトラムでプラハ城に行く
トラムでプラハ城に行くのが一番楽な方法です。地下鉄マロストランスカー(Malostranská)駅やマラーストラナ広場(Malostranské náměstí)から22番のトラムに乗ります。トラムは上の地図の黄色いラインに沿って走ります。
プラズスキーフラド(プラハ城停留所、Pražský hrad)という停留所で降りたら左に曲がり、徒歩5分ですぐに北門が見えます。
特に坂道もなども無く、5分ぐらい歩くだけなので楽ちんですね♪
マラーストラナ広場から徒歩でプラハ城に行く
私はこの方法でプラハ城まで行きました。道すがらプラハの街の絶景が見れるので、オススメです。徒歩15分ぐらいですが、階段を上るので少し大変かもしれません。
マラーストラナ広場(Malostranské náměstí)の北西の角から北に延びているZámecká通りに入ります。下の画像のように、広場の「ペスト記念碑(Morový Sloup Nejsvĕtĕjší Trojice)」がある通りを赤矢印の方向に進めば、Zámecká通りが見えます。

画像には写ってませんが、「Pražský hrad(プラハ城)」と書かれた案内標識もあります。
Zámecká通りを15mほど進んだら左に曲がって、Thunovská通りに入ります。すると階段がすぐに右手に見えるので、その階段をプラハ城まで上っていきます。
マラーストラナ地区は昔城下町として栄えていた場所で、プラハでは旧市街に次いで2番目に古いエリアです。18世紀の街並みが残る美しい地区なので、広場周辺を散策しながら歩くのも楽しいですよ。
地下鉄マロストランスカー駅から徒歩でプラハ城に行く
トラムに乗るのが不安なら、地下鉄マロストランスカー駅から歩くのも一つの手。徒歩15分ほどでプラハ城に着きます。ただ坂と階段をずっと上るので、人によってはキツイかもしれません。
地下鉄A線のマロストランスカー(Malostranská)駅で降りて、100mほど歩いたら「Pražský hrad(プラハ城)」と書かれた案内標識が見えます。標識に従って左に曲がりましょう。
多くの観光客がプラハ城に向かっているので、方向は簡単に分かると思います。
それから石畳の坂道→階段をずっと歩いて行くとプラハ城の東門に着きます。
歩きながら、プラハの素晴らしい街並みを眺めることができますよ。
私は帰り道にこの方法で帰りました。
正面玄関とは反対側の端に東門があるので、正面玄関から入って順に建物を見て回ると、自然とこの東門の出口にたどり着きます。
トラムPohořelec停留所から徒歩でプラハ城に行く
トラム22番に乗って、Pohořelec停留所で降りてから坂を下ります。
一本道で、坂を10分ほど下ればすぐにプラハ城の正面玄関なので、簡単です。
Pohořelec停留所から徒歩3分の位置には、名所「ストラホフ修道院」もあります。
ストラホフ修道院は007のロケ地にもなった「世界一美しい図書館」や修道院醸造ビールが飲めるビアホールなどがあるので、Pohořelec停留所で降りてストラホフ修道院→徒歩でプラハ城という流れもいいかもしれません。
プラハ城の入場料金・チケット購入方法
プラハ城の入場料金
プラハ城のチケットには複数のコースがあり、コースによって入場できる場所が変わってきます。一番人気なのがBコースで、「聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小路、ダリボルカ塔」を回るコースです。
Bコースが250コルナなので、1,180円ぐらいですね(2019年12月のレート参照)。
コース | 料金 |
---|---|
●Aコース 入場箇所:聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小路、ダリボルカ塔、常設展「プラハ歴史物語」、火薬塔、ロジュンベルク宮殿 | ・一般:350コルナ ・割引※1:175コルナ ・家族※2:700コルナ |
●Bコース 入場箇所:聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金の小路、ダリボルカ塔 | ・一般:250コルナ ・割引:125コルナ ・家族:500コルナ |
●Cコース 聖ヴィート大聖堂、旧王宮美術館 | ・一般:350コルナ ・割引:175コルナ ・家族:700コルナ |
※1の割引:子供(6~16歳) • 26歳までの高校生と大学生(26歳を含む) •65歳以上のシニア(65歳を含む)
※2の家族:大人2名までと16歳以下の子供1~5名
なお、チケットを購入しなくても、敷地内に入って聖ヴィート大聖堂や旧王宮、聖イジー教会などの外観を見て回ることはできます。
なので外観だけで十分という方は、無料でプラハ城の観光ができます。
ただ注意したいのが、黄金の小路に入るにはチケットが必要なことです。でも、これも裏ワザがあって、実は営業時間外には小路のゲートが解放されるんです。
営業時間が夏は9時~17時、冬は9時~16時なので、この時間を外して行けば小路を散策できます(お店は閉まっているかもしれません)。
ちなみに、プラハ城公式サイトの「Tickets」ページ内上部にある「Japanese」のリンクをクリックすると、チケット詳細が日本語で書かれたPDFもダウンロードできます。ただ日本語版は情報がちゃんとアップデートされてるか微妙な感じだったので、気をつけて。
・入場チケットは2日間有効で、各入場箇所は1回のみ入場できる。
・6歳以下の子供は入場無料
・建物内での撮影には、撮影許可証(別途50コルナ)が必要です。
・オーディオガイドは3時間:350コルナ、1日:450コルナ。言語はチェコ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語
プラハ城Aコース:半日
プラハ城Bコース:3-4時間
プラハ城入場無し(外観のみ):2-3時間
プラハ城のチケット購入方法
プラハ城のチケットは、プラハ城内の次の場所で購入することができます。
•第三の中庭のインフォメーションセンター(地図②)
•王宮美術館(地図③)
•旧王宮(地図④)
•黄金の小路(地図⑤)
インフォメーションセンターは「i」マークの標識があるので分かりやすいかと思います。
第二の中庭のチケット売り場とかはすごく並んでるんですが、旧王宮や王宮美術館とかが穴場です。
プラハ城内の観光マップ
【オレンジの番号】
1.フラッチャニ広場 2.王宮美術館 3.聖ヴィート大聖堂宝物展 4.聖ヴィート大聖堂 5.火薬塔 6.旧王宮 7.プラハ城歴史物語 8.聖イジー教会 9.黄金の小路 10.ダリボルカ塔 11.ロジュンベルク宮殿 12.少年像(触ったら幸せになれる) 13.ロブコヴィッツ宮殿
【青の番号(庭園)】
1.カレル庭園(Královská zahrada) 2.南庭園(Jižní zahrady) 3.鹿の谷(Jelení příkop)
※庭園は夏のみ開放
なお、観光マップはプラハ城公式サイトの「Castle Map」のページ内の「Download the Castle Plan」からダウンロードできます。
正面玄関から入って、第一の中庭→第二の中庭→第三の中庭→聖ヴィート大聖堂→旧王宮→聖イジー教会→黄金の小路→ダリボルカ塔の順に回るのがオススメです(Bチケットの場合)
プラハ城の見どころ
フラッチャニ広場、第一の中庭
正面玄関の目の前には、まずフラッチャニ広場(Hradcanske palac)が広がります。

フラッチャニ広場は2009年にオバマ元大統領が「プラハ演説」を行った場所で、米国大統領としては初めて核兵器の廃絶を宣言したスピーチとなりました。
この演説によって、オバマ元大統領はノーベル賞を受賞しています。
また、モーツァルトについて描いた有名映画「アマデウス」のロケ地としても知られています。
正面玄関の両側にはいイグナーツ・プラツェルが造った彫像「戦う巨人たち」が置かれており、その下に衛兵たちがキリっとした姿勢で立っています。
この衛兵たちのユニフォームは、映画「アマデウス」の衣装デザインを担当したピシュチェック・テオドル(Pištěk Theodor)にデザインされたそうです。
プラハ城の正門で見逃せないのが、衛兵交代式です。
毎時ちょうどに、キビキビとした動きで交代するカッコいい衛兵さんたちの姿が見られます。
交代式の時間:
>夏季(4/1~10/31):7時~20時の間で毎時ちょうど
>冬季(11/1~3/31):7時~18時の間で毎時ちょうど
特に、正午ちょうどに行われる交代式は、多くの兵士たちによって行われる盛大なセレモニーで、観光客に大人気です。
盛大なファンファーレと伴奏が鳴り響く中、部隊の兵士たちの足並みそろった行進を間近で見ることができます。
正午には観光客が正門付近に殺到するので、始まる前に正門のサイドに場所取りをしておきましょう。
正門に向かって左側に入場口があるので、ここで列に並び、ボディチェックを受けてから中に入ることができます。
ちなみに、正門の右手には「世界一美しいスタバ」と呼ばれているスターバックスがあります。なんでそう呼ばれているのかと言うと、下の画像のような、プラハの美しい街並みの絶景を見ることができるからです!!

赤い屋根の街並みが素晴らしく美しいですね。遠くにはテレビ塔も見えます。
プラハ城に入る前に、ぜひこの世界一美しいスタバでゆっくりコーヒーでも飲んでみてくださいね。
ボディチェックをして、中に入るとすぐに「第一の中庭(1. nádvoří)」が。
正面にある石造りの門を除いて、この中庭にある建物はマリア・テレジアによって17世紀に建てられました。ハプスブルク家統治時代の名残が感じられます。
マリア・テレジアと言えば、マリーアントワネットの母として有名ですよね。
大統領がプラハ城で政務についている時は、第一の中庭のポールにチェコの国旗が掲げられています。
石造りの門「マティアス門(Matyášova brána)」を抜けて中に入りましょう。このマティアス門は、プラハで最初のバロック建築だそうです。
第二の中庭
門を抜けるとすぐに「第二の中庭(2. nádvoří)」に出ます。
第二の中庭には、
・右手に白い「聖十字架礼拝堂(Kaple svatého Kříže)」
・左手に「王宮美術館(Obrazárna Pražského hradu) 」
があります。

コール噴水(Kohlova kašna)

聖十字架礼拝堂(Kaple svatého Kříže)
この聖十字架礼拝堂という白いチャペルの中では、常設の聖ヴィート大聖堂宝物展(Svatovítský poklad)が行われています。
各入場箇所に入場したいなら、入場チケットをどこかで買う必要がありますが、第二の中庭のインフォメーションセンターはかなり混んでると思います。
王宮美術館のチケット売り場が穴場っぽいので、のぞいてみて人が少なければ、チケットを買っちゃいましょう。
では、中庭のアーチをくぐって第三の中庭に進みましょう。

聖ヴィート大聖堂
アーチをくぐって第三の中庭(3. nádvoří)に入ると、目の前には壮大な聖ヴィート大聖堂(Katedrála sv. Víta)が!!
プラハ城の中でも最大の名所ですね!
ゴシック調の塔に、上部の大きなバラ窓、ドア部分の彫刻など、どこを見ても美しいです。

そして驚いたのがこの圧巻の大きさ!!なんと長さが約125m、高さは約60mにもなります。
大きすぎて、カメラに全体を収めることはできませんでした。
私も周りの人も、目一杯後ろに下がったり、しゃがみ込んでめっちゃ低い位置から見上げるアングルで撮ったりして、なんかと写真に収めようと必死でした。
聖ヴィート大聖堂は、そもそもは10世紀に造られたロマネスク様式の教会でした。
それが14世紀にボヘミア王カレル4世の命によって、ゴシック様式への改築が始まり、結局現在の形に完成したのが1,929年。
途中戦争や資金不足などの問題を何度も乗り越えながら、600年もの歳月をかけて完成となりました。
プラハの600年もの歴史を見てきて、色んな問題を乗り越えてきたからこその貫禄がありますね。
旧王宮側に来て、やっとその全容を捉えることができました。
南ファサードの「黄金の門」の上には、ひと際目立つモザイク画が目に入ります。これは14世紀頃に描かれた「最後の審判」。見事な作品ですね!
修復されたのかもしれませんが、保存状態も綺麗です。

チケットを持っている人は、聖ヴィート大聖堂に入場することができます。
また買ってない人は、穴場チケット売り場の旧王宮をのぞいて見てください。インフォメーションセンターのチケット売り場よりも人が少ないはずです。
聖ヴィート大聖堂はプラハ城の目玉とも言うべき名所なので、日中はかなり混み合います。人が少ない時間を狙いたいなら、朝早くに来た方がいいでしょう。
聖ヴィート大聖堂に入ると、まずあまりにも高い天井と、その美しさに圧倒されます。
天井には交差した模様のようなものが見えますが、これは交差リブヴォールト(Rib vault)という建築技術で、ゴシック建築の特徴の一つで、天井部分の軽量化を可能にしています。

聖ヴィート大聖堂の見どころの一つは、ステンドグラスの窓たちです。
特に左側の回廊から3番目のステンドグラスは、チェコの有名画家「アルフォンス・ミュシャ」による作品です。
ミュシャと言えばアールヌーボーを代表する画家として、日本でも広く知られていますよね。
多くの観光客たちがこの作品を目当てに、大聖堂にやって来るんじゃないでしょうか。
「聖キリルと聖メトディオス」という作品で、周りのステンドグラスとは趣が全然違うので、すぐに分かると思います。

外側からも見えたバラ窓にも、美しいステンドグラスが施されています。

大聖堂のもう一つの大きな見どころは、「聖ネポムツキーの墓」。

チェコの国民に広く愛されている守護聖人、聖ヤン・ネポムツキーのお墓です。彼は王を怒らせたことによって、拷問され命を落とし、その遺体はカレル橋の上から投げ捨てらたそうです。
そんな曰くつきのカレル橋にも、聖ネポムツキーの像が置かれていました。
このお墓には、2トンの銀が使われている大変豪華なもので、彼に対する敬意の深さが伺えます。
プラハ城を見て回っているうちに夜になってしまったんですが、下が夜に撮った聖ヴィート大聖堂の写真です。
夜にうっすら光り輝く姿も大変美しいですよ!

また、とても気になったのが、大聖堂を見上げたら目に入るホラーな人形たちです。
何の意味があるんでしょうか?魔除けみたいなものかな・・・?個人的にすごく好きです。




第三の中庭、旧王宮・新王宮
聖ヴィート大聖堂の目の前には、旧王宮(Starý královský palác)があります。
12世紀に建てられてから、16世紀まで歴代のボヘミア王たちが住んでいた場所です。歴史を感じますね。
こう言ったらアレだけど、けっこう地味な建物です。

出典:プラハ市公式観光サイト
旧王宮の見どころと言えば、「ヴラディスラフホール」。
奥行き62m、幅16m、高さ13mにもなる巨大なホールで、完成した当時はヨーロッパで最も大きいホールでした。
こちらにも聖ヴィート大聖堂と同じように、天井に交差リブヴォールトを見ることができます。交差模様が美しいですね。
このホールでは、戴冠式や騎馬競技などが行われていたそうです。
旧王宮には他にも、
・新国事録の間(2階):土地台帳や公文書が保管されていた部屋
などがあります。
旧王宮は全体的にけっこう地味な感じなので、時間が無ければ飛ばしてもいいかと思います。
聖イジー教会
旧王宮を出て、聖ヴィート大聖堂を通り過ぎるとすぐに聖イジー教会(Bazilika sv. Jiří)が見えます。
赤とベージュの可愛らしい教会で、目立つのですぐに分かります。

この教会はプラハで一番重要なロマネスク様式の教会と言われていて、プラハで2番目に古い教会でもあります。
もともとは920年頃にヴラディスラフ1世によって建てられましたが、1142年の火災によって改築され、その際にほぼ現在の姿が完成しました。
その後、17世紀にバロック様式のファサードが付け加えられています。
外観がとても綺麗なので、そんなに古い教会には見えなかったです!
聖イジー教会の見どころは次です。
・ヴラティスラフ1世のお墓:聖イジー教会を建てたヴラティスラフ1世のお墓。聖ルドミラ礼拝堂に行く階段の手前右側に置かれている。
・ヤン・ネポムツキー礼拝堂(地下):チェコの守護聖人ヤン・ネポムツキーを祭っている。バロック様式の礼拝堂。

聖ルドミラ礼拝堂。天井にはフレスコ画も。
私がプラハ城を訪れた日の夜には、聖イジー教会でオーケストラのコンサートも行われていました。大人気のコンサートのようで、残念ながら当日チケットは売り切れでしたが、興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。
黄金の小路
聖イジー教会を見終わったら、残すは黄金の小路とダリボルカ塔のみです。
黄金の小路の手前には「Zlatá ulička」と書かれた案内標識が立っています。
ゲートでチケットを見せたら、中に入りましょう!

黄金の小路(Zlatá ulička)に入ると、石畳の小道にカラフルで可愛らしい家が立ち並んでいます。
ここには16世紀から城の狙撃兵や職人たち、召使などが住んでいました。
名前の由来については色んな説がありますが、錬金術師が住んでいたからとか、金細工師が住んでいたからとか言われています。
見どころは22番の「フランツ・カフカ」の仕事場です。

チェコの有名作家フランツ・カフカが、1916年から半年ほど、ここを仕事場として借りていたそうです。
現在はカフカ関連の書籍などが販売されています。
青い壁と緑のドア枠が目印の可愛い家で、ドアの上にNo.22と書かれています。
この小道には買い物ができるお店もたくさんあり、チェコで人気のホームスパブランド「MANUFAKTURA(マニュファクトゥラ)」の店舗もありました。

MANUFAKTURA(マニュファクトゥラ)。看板にはビールシャンプーと書かれてました。

どのお店も可愛い!
マニュファクトゥラは自然素材にこだわった商品を製造していて、ビールコスメなんかはお土産にもオススメですよ!
ちなみに、チェコのオススメのお土産については下の記事に書いています。
ダリボルカ塔

黄金の小路の突き当りにある12番・グリーンの家の階段から、ダリボルカ塔(Daliborka Tower)に行くことができます。
ダリボルカ塔は中世の時代に牢獄として使われていた場所です。
「ダリボルカ」と言う名前は、最初の囚人である騎士ダリボル・ズ・コゾイェド(Dalibor z Kozojed)からきています。
中には拷問道具などが展示されているので、そうゆうのが苦手な方は避けた方がいいかも。
おまけ1:ロブコヴィッツ宮殿

ロブコヴィッツ宮殿(Lobkowiczký palác)は黄金の小路の反対側にある宮殿で、プラハ城で唯一の個人所有の建物となっています。
現在は博物館として使われていて、別途チケットを295コルナで購入して入ることができます。
ロブコヴィッツ家は膨大なコレクションを所蔵していて、有名画家のブリューゲルやベラスケスの絵画から、モーツァルトやベートーヴェンの手稿まで展示されています。
なお、中のカフェを利用する場合は、宮殿の敷地内に無料で入れます。テラス席からはプラハの美しい街並みを見渡すことができるので、オススメですよ!
おまけ2:おもちゃ博物館横の少年の像

ロブコヴィッツ宮殿の向かい側にある、おもちゃ博物館(Nejvyšší purkrabství)横の広場には、大事な部分が金ぴかになっている裸体の少年の像が置かれています。
なんでも、この少年像、「Youth」という作品ですが、大事な部分を触ると幸運になれるという縁起らしく、私もスリスリしてきました。
皆が触るから塗装が剥げて金ぴかなんでしょうね(笑)
皆さんも縁起を担ぐために、ぜひ触ってきてくださいね♪
プラハ城の詳細・営業時間
プラハ城詳細
プラハ城詳細
名称:プラハ城(Pražský hrad)
住所:Pražský hrad, 119 08 Praha 1
電話番号:+420 224 372 423
ホームページ:https://www.hrad.cz/en
プラハ城営業時間
プラハ城の敷地 | |
通年 | 6:00~22:00 |
旧王宮、聖イジー教会、黄金の小路、ダリボルカ塔、常設展「プラハ歴史物語」、王宮美術館、火薬塔、ロジュンベルク宮殿 | |
夏季(4/1~10/31) | 9:00~17:00 |
冬季(11/1~3/31) | 9:00~16:00(12/24は休館) |
聖ヴィート大聖堂 | |
夏季(4/1~10/31) | 月曜~土曜9:00~17:00、日曜12:00~17:00※最終入場は16:40 |
冬季(11/1~3/31) | 月曜~土曜9:00~16:00、日曜12:00~16:00※最終入場は15:40 |
プラハ城庭園 | |
夏季(4/1~10/31) | 10:00~18:00 |
冬季(11/1~3/31) | 閉鎖 |
急な工事やイベントなどで一部施設が閉まる場合もあるので、最新情報については公式サイトで確認をお願いします。
プラハ城に行く現地オプショナルツアーも!
自力でプラハ城に行くのが不安という方や、日本語ガイドの説明を聞きながらお城を回りたいと言う方は、現地オプショナルツアーを使うのがいいかもしれません。
特に人気のツアーがこちら。7時間でプラハ市内とプラハ城を回るツアーです。
>【プライベートツアー】プラハ市内&プラハ城入場 観光ツアー<昼食付/日本語/プラハ発>
プラハ城の入場観光付きで、更には市民会館や旧市街広場、カレル橋を含む観光スポットを貸切チャーターで回ります。人気レストランでの昼食も付いてるのでお得。プラハ城の入場チケットがついてるので、チケット売り場の行列に並ぶ手間が省けますね。
まとめ
この記事では「チェコ・プラハ城の入場料、行き方、見所まとめ!世界遺産のお城を堪能!」について書きました。
世界最大級に大きいプラハ城なだけあって、本当に見どころ満載ですね!計画的に観光しないとあっという間に時間が過ぎてしまうので、前も持って計画して効率的に回るのがオススメです。
それでは、プラハ城を楽しんで~!!少年像の大事な部分を忘れずに触って、運をもらってきてくださいね!
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