ベネチアのゴンドラ料金や乗り場!おすすめや安い乗り方を地元民が教えるよ!
※原文:二コラ 和訳:エナ

チャオ!二コラです!僕の故郷、ベネチアにようこそ!
さあ、世界一絵になる船、ベネチアのゴンドラに乗る時が来たね!
僕はベネチアで生まれ育ったから、ゴンドラ乗船が観光客にとってどれだけ素晴らしい経験かを常に実感してきたよ。水上からだと、地上から見る時とは全く違う視点でこの街を見ることができるんだ!
この記事ではベネチアのゴンドラの料金や乗り場詳細、予約方法、おすすめや、格安で乗る方法なんかも徹底解説するね!2ユーロで乗れるゴンドラについてもちょっと触れてるよ。
ゴンドラを作ってるところも見たいって?よし、見せてあげようじゃないか。安心して、この記事を読めば君がゴンドラについて知りたいこと全てがわかるよ。
1. ベネチアのゴンドラは高いのか?
2. ベネチアのゴンドラ料金について。相場は?
3. ゴンドラ・セレナーデの概要・料金
4. ベネチアのゴンドラ予約方法
5. ベネチアのゴンドラ乗り場(Servizio Gondola)詳細とおすすめ
6. ゴンドラ乗り場の営業時間について
7. ベネチアのゴンドラに乗る時の注意点。落ちないように注意!
8. 裏ワザ1:ゴンドラの相乗りで安く乗ろう!
9. 裏ワザ2:ゴンドラを2ユーロで乗る方法知ってる!?
10. 裏ワザ3:お金がないって?水上バス「ヴァポレット」に乗ろう!
11. おまけ:ゴンドラ作りをスクエーロ・サン・トロヴァーゾで見学!
12. まとめ
ベネチアのゴンドラは高いのか?

まずベネチア人として最初に言っておきたいことがある。ベネチアのゴンドラについて、みんなよく高いって言ってるし、それは事実だ。でも、もっと安くなんて望めないよ!
だってあんな特別なボートを貸し切って、「ゴンドリエーレ(GONDOLIERE)」と呼ばれるプロのゴンドラ漕ぎがずっと案内してくれるんだ。
ゴンドリエーレたちはこの街のことをなんでも知ってる、ベネチアで一番信頼できるツアーガイドだよ。もしベネチアについて知りたいことがあるなら、どんなにちっちゃなことでも、彼らに聞けばすぐに答えが返ってくるだろう。
そんなツアーガイドが付いてるから、安くなるはずがないよね。ゴンドラの船自体もとても高いんだよ。ゴンドラに乗った後は、払った料金以上の価値があったときっと思うだろう。後悔なんてしないはずさ!
だから、君の心もお財布も(そしてクレジットカードも)オープンにして、ゴンドラを楽しんで!
ちなみに後のセクションで、安く乗る方法も書いてるから、読んでね!
ベネチアのゴンドラ料金について。相場は?

ゴンドラには公式の料金があって、それは次のようになってるんだ。
・ゴンドラ料金(夜間19:00pm~翌3:00am):100ユーロ/35分、最大6人まで乗船可能(20分延長ごとに50ユーロ加算)
このように、昼間は30分の乗船で80ユーロが公式料金になってる。6人まで乗船可能で、30分経った後は20分延長するごとに40ユーロが加算されていくんだ。
一グループにつき80ユーロだから、何人かで割り勘すると一人当たりの金額が安くなるよ。
夜間(19:00pm~翌3:00am)は35分の乗船で100ユーロ。こちらも6人まで乗船可能で、35分過ぎたら20分延長するごとに50ユーロずつ加算されていく。
上記が公式だけど、ゴンドラ乗り場によっては「独自の」値段設定をしてるかもしれない。例えば、30分で106ユーロ(6人まで)とかね。
ベネチアのゴンドラ料金は値下げ交渉できる?
もしネットでゴンドラ乗船を予約すると、固定料金だから値下げの交渉はできないんだ。でも、カーニバルや4月~10月のハイシーズン時は少し高くてもネットで予約することをオススメするよ。じゃないとゴンドラに乗れない場合もあるからね。
さあ、ここでゴンドラに安く乗る方法をご紹介しよう!
ゴンドラ乗り場(Servizio Gondola)で値下げ交渉する
もしゴンドラに予約せずに乗るのであれば、まずゴンドラサービス(Servizio Gondola)と書かれている乗り場に行って、直接値段を聞いてみて。
予約せずに直接乗り場に行ったら、もしお客さんが少ない日であれば交渉によって値段を安くしてもらうこともできるよ。恥ずかしがらずに聞いてみて。希望する値段でゴンドラに乗れるかもしれないから!
後のセクションで人気のゴンドラ乗り場のリストを載せてるから、いくつかの乗り場に聞いてみて、一番条件がいい乗り場でゴンドラに乗船すればいいよ。
ゴンドリエーレ個人と直接値下げ交渉する

もう一つの方法は乗り場でなくて、ゴンドリエーレ個人と直接交渉することだ。ベネチア中の橋の上や橋の近くでいつもゴンドリエーレたちがお客さんに声をかけてるんだ。「ゴンドラどう?」「ゴンドラツアーしない?」「ゴンドラの旅はどうだい?」とかね。
彼らはお客さんが立ち止まっていくら?って聞いてくるのを待ってるんだ。だから希望するルートや値段を彼らに言ってみて。この場合は値引き交渉もできるかもよ。もしくは、通常料金で30分のところを40分に延長してもらったりとか。通常料金で時間延長の方が交渉しやすいからオススメだよ。
更に格安で乗る裏ワザについては後のセクションで書いてるよ!

ゴンドラ・セレナーデの概要・料金

普通のゴンドラじゃ物足りないって?それなら、ゴンドラセレナーデ(Gondola Serenade)が君の求めているツアーだろう!
ゴンドラセレナーデはただのゴンドラ乗船じゃなくて、アコーディオン演奏と共に、伝統的なベネチアの歌やイタリアの歌を聴きながら、ゴンドラに乗ることができるんだ。
忘れられないような素晴らしい経験になるし、旅のハイライトを飾るような写真や動画を撮る絶好の機会になるだろう。
ゴンドラセレナーデはすごく人気だから、事前に予約することを心からオススメするよ。
ベネチアのゴンドラ予約方法

ゴンドラクルーズは観光客に大人気だから、特にハイシーズンの時は予約していないと数時間待ちになる場合や乗れない場合だってある。だから、前もって予約しておくことをオススメするよ。
ゴンドラの予約方法は以下の4つがある。
2.宿泊先のホテルで予約をお願いする
3.ゴンドラの乗り場に行って直接予約、もしくはゴンドリエーレ個人に話しかけて予約する
4.一番オススメ!ベルトラ
1.もし英語が得意ならゴンドラ予約はとても簡単だよ。ほとんどのゴンドラ予約のサイトは英語かイタリア語なんだ。例えばこのサイトは僕のお気に入りだ。色んな乗り場やルートが載ってて、解説がとてもわかりやすい。
2.もし英語でネット予約する自信がないなら、宿泊するホテルにゴンドラの予約をお願いすればいいよ。
3.ゴンドラサービス(Servizio Gondola)って書いてる乗り場で、直接予約もできる(前述のように、ちゃんと値段の交渉してね!)。
そしたらプランや時間を交渉することも可能だ。
もしくは橋の上にいるゴンドリエーレに直接話しかけて、交渉の上、予約することもできるよ。
4.一番簡単かつオススメの方法はこれ!言語に不安があるなら日本語で予約するのが安心だ。日本の旅行予約サイトからゴンドラクルーズを予約しよう。詳細は以下の通りだ。
現地オプショナルツアーなら日本語で予約できる!
英語やイタリア語で予約するのが不安という人や、現地でゴンドラ探しにバタバタしたくないという人は、日本のサイトからゴンドラの現地オプショナルツアーを予約するのがオススメだよ。
大手のオプショナルツアー予約サイト「ベルトラ」なら、日本語で予約できてサポートも日本語だから、安心だ。レビューもたくさん投稿されてるから、見てみると良いよ。
ベネチアのゴンドラ乗り場(Servizio Gondola)詳細とおすすめ
ゴンドラ乗り場はたくさんあるけど、それぞれのゴンドラ乗り場は決まった遊覧ルートがあるんだ。もし行きたい場所やルートがあるんなら、事前にチェックしておいた方がいいよ。そしてゴンドラ乗り場で説明できるようにガイドブックとかに付いてる地図を持ってきたら便利かもね。
ゴンドラ乗り場はSERVIZIO GONDOLA(セルヴィッチオ・ゴンドラ、英語:gondola service)と呼ばれているんだけど、数ある乗り場の中で、より素晴らしいロケーションにある乗り場がいくつかあるんだ。
一番魅力的な場所はサンマルコ広場近くにある乗り場だよ。だってあのサンマルコ広場からスタートするんだから。下に載せてる乗り場リストの1と2のことさ。
これらのゴンドラ乗り場からは、あの有名なため息橋に行くこともできるんだ。
どのルートにするかは君次第だから、希望のルートに合わせて乗り場を決めてね。
下記がベネチアにある主なゴンドラ乗り場(Servizio Gondola)の地図と、リストだよ。「ルート」というリンクが貼ってある乗り場は、リンク先でルートの確認もできるようになってる。
地図1.ホテル・ダニエリ前乗り場(Servizio Gondola Danieli)※ルート ※画像1、2、3
地図2.サンマルコふ頭乗り場(Servizio Gondola Molo San Marco)※画像1、2、3
地図3.バウアー、サンモイゼ乗り場(Servizio Gondola Bauer or San Moise)※画像4、5
地図4.バッチーノオルセオロ乗り場(Servizio Gondola Bacino Orseolo)※ルート ※画像6
地図5.ドガーナ乗り場(Servizio Gondola Dogana)※ルート ※画像7
地図6.アッカデーミア乗り場(Servizio Gondola Accademia)※ルート ※画像8
地図7.フェッロヴィア乗り場(Servizio Gondola Ferrovia)※画像9
※それぞれの乗り場から行けるルート上の風景を下に載せてます。(今後ルートが変更する場合もあるので、最新情報は各自で確認お願いします)

※画像1:ホテル・ダニエリ前乗り場・サンマルコふ頭乗り場発の遊覧の様子

※画像2:ホテル・ダニエリ前乗り場・サンマルコふ頭乗り場発の遊覧の様子

※画像3:ホテル・ダニエリ前乗り場・サンマルコふ頭乗り場発の遊覧の様子

※画像4:バウアー、サンモウゼ乗り場発の遊覧の様子

※画像5::バウアー、サンモイゼ乗り場発の遊覧の様子

※画像6:バッチーノオルセオロ乗り場発の遊覧の様子
※画像7:ドガーナ乗り場発の遊覧の様子

※画像8:アッカデーミア乗り場発の遊覧の様子
※画像9:フェッロヴィア乗り場発の遊覧の様子
ベネチアのゴンドラ乗り場のおすすめ
僕がオススメするのはベネチア中心部の小さな水路に進むルートだよ。人が少なくてより楽しめると思う。このルートは上の地図の4番「 バッチーノオルセオロ乗り場」から出てて、リアルト橋も見ることができるんだ。
ゴンドラ乗り場の営業時間について
ゴンドラの乗り場の営業時間は冬と夏で変わるんだ。下記が通常時の営業時間だよ。
・4月~10月:9:30~12:30、14:00~18:00
・11月~3月:9:30~12:30、14:00~17:30
ベネチアのゴンドラに乗る時の注意点。落ちないように注意!

ここではベネチアでゴンドラに乗る時のコツ・注意点をご紹介しよう。ベネチアのゴンドラは揺れるから、乗り降りする時は特に注意が必要だ。
でも一度席に着いたらとても快適だから、心配いらないよ。それなりの値段だからこそ、快適さは保証される。

それでは、注意点は以下だ。
・ゴンドリエーレが合図する前に乗らないように。通常、乗る時はゴンドリエーレが支えてくれる。
・座る位置はゴンドリエーレの指示に従おう。ゴンドリエーレは上下左右の比重を考えてお客さんを配置するんだ。
・乗り降りの時など、ゴンドラ上で動く時はゆっくりと動こう。
・乗っている間は立たないように。落ちたくなければね。
・持ち物を落とさないように気をつけて。何かを手に持ったまま、ゴンドラから身を乗り出さないようにしよう。スマホやカメラで写真を撮りたいならストラップをつけて首から下げておこう。
・クルーズが終わっても、ゴンドリエーレの指示があるまでは席を立ったり、勝手に降りたりしないように。
ここまで読んだ君はきっと生還者だね!まだ生きてるし濡れてもいないだろう(笑)
裏ワザ1:ゴンドラの相乗りで安く乗ろう!

もし料金が高すぎる!って思ってるなら、これこそが最高の解決策だよ・・・相乗りしよう!
ベネチアではゴンドラを他の旅行客と相乗りすることは、当たり前のことなんだ。だからゴンドラ乗り場に行って、周りの人に「相乗りしませんか?」って聞いてごらん。その言葉を待ってる誰かがいるかもよ!
ゴンドラは6人まで乗れるから、何人かで割り勘して安くしよう!
だから聞いてみて・・・”Do you wanna share a gondola ride with me?”ってね。難しかったら”Do you wanna share?”でも通じるよ。それか日本人っぽい人がいたら日本語で話しかけてみて。
裏ワザ2:ゴンドラを2ユーロで乗る方法知ってる!?

もし貧乏旅行だったり、ゴンドラに乗る時間がなかったりで100ユーロも払えないけどどうしてもゴンドラに乗りたいって言うんなら、そんな君に素晴らしい情報を教えよう!
そう、ゴンドラに2ユーロで乗る方法があるんだ!それは、ゴンドラ・トラゲット(Gondola Traghetto)と呼ばれている、ベネチア市民の足として使われているゴンドラに乗ることだ。この方法について書くとこの記事がめちゃくちゃ長くなるから、別記事で書いてるよ。下のリンクからぜひ読んで欲しい。
裏ワザ3:お金がないって?水上バス「ヴァポレット」に乗ろう!

お金がないって?問題ないさ!
ゴンドラがもし高すぎるなら、大丈夫、ゴンドラはベネチアで唯一の船じゃないよ。
ベネチアではたくさんの観光客が、よりリーズナブルで快適な水上バス「ヴァポレット」を使ってるんだ。
1回の乗車は7.5ユーロで75分間乗車できるようになってる。75分あれば十分に大運河「カナル・グランデ(Canal Grande)」を遊覧しながら美しい水上からの景色を楽しむことができる。
ヴァポレットについて詳しくは、この記事で読んでね。
おまけ:ゴンドラ作りをスクエーロ・サン・トロヴァーゾで見学!

ベネチアにはこんなにたくさんのゴンドラがあるけど、どこで作られてると思う?実はゴンドラを実際に作っている場面を見れる場所があるんだ。その場所はベネチアの中心地にあって、アッカデーミア橋の近くだ。
時間があるならぜひスクエーロ・サン・トロヴァーゾ(Squero San Trovaso)に行ってみて。このゴンドラ工場は素晴らしい場所にあって、施設の中に入ることはできないんだけど、それでも施設の外での作業を見ることができるよ。

更には、この辺には本当にたくさんのバカロ(ベネチアの立ち飲み居酒屋)があるんだ。一杯飲みながらゴンドラ作りの風景を眺めることができる素晴らしい場所だよ!!
スクエーロ・サン・トロヴァーゾの場所は下の地図で確認してね。オレンジの船がスクエーロ・サン・トロヴァーゾだよ。
まとめ
この記事では「ベネチアのゴンドラ料金や乗り場!おすすめや安い乗り方を地元民が教えるよ!」について書いたよ。
ゴンドラはベネチアのアイコンと言っていい存在だし、ベネチアに行くのは一生に一度の機会って人もいるだろう・・・だから正直に言うよ。絶対に乗った方がいい!
素晴らしい経験になるし、運河から見える街の景色は本当に息が止まるような美しさなんだ。ちょっと高いけど、ベネチア以外でこんなに美しい独特な光景を見れる場所なんて、この世界中のどこにもないよ!
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ゴンドラの旅を満喫できました。素晴らしい画像、ありがとうございました。
T.Mさん
こちらこそ記事を読んでいただきありがとうございます!
これからも「現地に行った気分」になれるような記事を書いていきたいと思います(*^-^*)
by エナ